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あれから朝のことはお互い忘れたようにして接するようにした。
100%俺が悪くてあんな事になっちゃったんだけど、、
🩷「しゅうとー、暇ー」
かざねがソファでくつろいで寝転んでいる。
❤️「そーだねぇ、お昼ご飯も食べちゃったし、」
そう言いながら俺もソファに座る。
🩷「、、、俺、恋人っぽい事してみたい」
そう言い俺の方に起き上がった。
❤️「えっ?」
🩷「だってさ、その段階を踏むには恋人っぽい事するんだよね?じゃあしよ?」
❤️「うーん、、わかった」
すると、かざねは俺のスマホをとり何か調べ始めた。何を調べてるか見てみると
検索🔍『恋人っぽい事 スキンシップ』
なんでスキンシップ??
🩷「それはねぇ、やっぱしゅうとと触れ合いたいからかなッ」
❤️「えッ!?なんで聞こえてんの!?」
🩷「なんとなく?」
笑いながらそう言っているがちょっとかざねが怖くなってきた、、、
🩷「えーと、?まずはハグ、恋人繋ぎ、キス
頭なでなでなど、だって、早速やっていこ」
スマホを置いて腕を広げた。
🩷「ん、きて」
❤️「、、、////」
ちょっと自分からいくの恥ずかしいな、
🩷「何照れてんの、これ以上の事やってるじゃん。」
❤️「それとこれとは別なの!////」
🩷「仕方ないなぁ、、、はい、ぎゅー」
そう言って、かざねの腕の中に引き寄せられた
石鹸の匂いがしてとても落ち着く。
もっとこうしていたいと思い、背中に腕を回す
自分より少し大きい体がごつごつしていた。
回した手が尻尾で絡められている。
猫が尻尾絡める時ってリラックスしてるって聞いたことある。
かざねもリラックスしてるんだ。
かざねの胸に耳を押し当てる。
どくん どくん どくん
リズム良くなっている。
聞いていて心地が良い、
ぎゅッ
🩷「!」
抱きしめる力強くなったか?しゅうと俺の心臓の鼓動聞いてリラックスしてるんだなぁ
俺もしゅうと可愛いすぎてリラックスできてるし、俺より小さい体で精一杯ハグしてんのも可愛いすぎ。
愛おしすぎてずっとこうしていたい。
外になんか出したくない。俺が独り占めしたい
どうしても俺の腕の中で閉じ込めておきたい
世界でたった俺だけが見て、話して、聞いて、触れたい。
すぅッ〜
🩷「良い匂い」
しゅうとの髪の匂い金木犀の匂いで落ち着く。
ずっと匂ってられる。
これがしゅうと吸い、、、!?
そのまま頭を撫でた。柔らかな髪の流れに沿って滑っていく。さらさらでずっと撫でていたいとも思える。
❤️「、へへッ、////きもちいなぁ、」
気持ち良さそうに目を細めながら少し照れて
言うしゅうとにまた心を打ち抜かれた。
そう言って手に頭が擦り付けてくる。
それに答えるように俺も全力で出来るだけ優しく撫でる。
🩷「しゅうと、手、繋ご?」
そう言って俺は手のひらをしゅうとに向けた。
❤️「、ん」
しゅうとは素直に片方の手を俺の手と絡ませた。
自分より柔らかくて、細い指。全体的に少し小さい。俺の手に吸い付いてくる。可愛い。好きだ。ほんと
❤️(おおきいなぁ)
自分より大きく、骨ばってる手。あったかくてきもちい。かざねの手は安心して好きだ。
時間が止まってるように感じた。
2人だけの世界のようにも感じた。
ずっとこうしていたい。出来ればかざねと2人でずっと居たい。
こんな事思えるのは初めてだ。
❤️「かざね、」
🩷「なぁに、」
❤️「これからも、よろしくね。」
🩷「うんッ、よろしくな。」
そう言って俺達はキスをした。