テラーノベル
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※ご本人様とは関係ありません。
※全て妄想です。
※創作が多く含まれます。
※なんでも許せる方向けです。
※🍆さんの友人(架空)が出て来ます。
※職業捏造。
※センシティブ表現はありませんが、こちらの短編集に載せてます。
※シチュお試し
🦍→「」
🍆→『』
架空の友人→「」
「また別れたの?」
『うん…』
友人との何気ない会話。
恋愛の相談とかそんなのじゃなくて、ただの雑談。
「はぁ…もう何人目?」
『えーっと…4人目…?』
「なんかもっといたような気がするけどなぁ…」
はぁ…と、呆れたように溜め息をつかれた。
「そろそろ良い人、見つけた方がいいよ〜」
『分かってるけど…』
友人も俺の事を思って言ってくれてるのは分かる…けど、そんなの上手くいくはずなんてない。
今まで付き合ってきた奴は、俺の容姿とか身体目当てな奴ばかり…。
結局、俺の中身なんて見ていなかった。
なんでそんな奴と付き合っていたかって言われると、最初は優しかった…としか言いようがない…。
俺の流されやすい性格をいいように利用された…そんな、よくある話…。
「まぁ、頑張れよ…応援するからさ」
『うん…ありがとう』
すぐには見つからないことはお互い分かりきっているはずなのに、励ましの言葉をくれる。
良い友人を持ったなと、改めて思う。
「じゃあ、ここは奢るね!」
『えっ…大丈夫だよ…』
「いいから!次、奢ってくれればww」
『はぁ?wそうだと思ったよww』
「いいじゃねぇかよ!餞別だw」
『ははっwまぁ、ありがたく奢られてやるよw』
「『あははw』」
会計を済ませ、俺達は店を出た。
友人と別れ、俺は歩き出す。
楽しい時間なんて、あっという間に過ぎる。
1人になると、なんだか先程の騒がしさが嘘みたいに静かになった。
この後の予定は何もない。
それが更に寂しさを増幅させる。
『この後、どうしようかなぁ…』
家に帰る…それもなんだか違う。
俺は、あてもなく散歩することにした。
『あれ?こんな所に店なんてあったか?』
自分の記憶にない外観。
新しく開店したわけでもなさそう…。
『俺が知らなかっただけか…』
散歩はいつも気まぐれだし、今日友人と行った店も俺があまり行かない場所だった。
『入ってみるか…』
俺は何か惹かれるものを感じ、その店のドアを開けた。
「いらっしゃいませー!」
元気な挨拶が聞こえて、俺はそちらを見た。
金髪のガタイの良い男性が笑顔で近づいてきた。
『ど、どうも…』
俺には眩し過ぎる笑顔を向けられる。
「お客様、初めての方ですね!ご来店ありがとうございます!」
『は、はぁ…えっと、はい』
少し戸惑ってしまう俺の様子が気になったのか、男性が話し出す。
「…すみません、初めてのお客様に…またやっちゃったな…」
眉を下げ、ははは…と、笑う。
なんだか可愛らしい人だなって思った。
初対面の人に、こんなこと思うなんて…どうしたんだろ?
「あっ…席に案内します!こちらへどうぞ」
『はい』
俺は窓側の席へ案内された。
「ご注文はどうされますか?」
『じゃあ…コーヒーをお願いします』
「かしこまりました」
男性は奥の方へ下がっていった。
俺は、店の中を見渡す。
どうやら、喫茶店と雑貨屋を併設した店のようだ。
席数は少ないけど、くつろげるようになっている。
何処の国の物か分からない小物が沢山並んでいて、あの男性の趣味が少し垣間見えた。
可愛らしい物から、ちょっと厳つい物まで様々あって見ていて飽きない。
『あっ…あれ可愛い』
俺は席を立ち、その小物がある所に近づく。
売り物だし何かの拍子に壊してはいけないと思って触れないよう、置いてある小物に目線を合わせ、じっくり見てみる。
『ふふっ…やっぱり可愛い』
「あっ…それ可愛いですよね」
夢中になって見ていると、男性が俺の近くまで来て話しかけて来た。
『はい…なんか可愛いなって』
「そうなんですよー!僕もそれ可愛いなぁって思って買い付けたんですけど、全く売れなくて」
『そうなの?こんなに可愛いのになぁ』
「ですよねー!ははっ」
また、あの眩しい笑顔。
胸がドクンと高鳴る。
「良かったら、差し上げます^_^」
『えっ?そういう訳には…』
「いいんですよ、貰ってください。その子も喜びます」
『じゃ、じゃあ…お言葉に甘えて…ありがとうございます』
「持ち帰りやすいように包みますね。お帰りの時にはお渡しできるようにします」
『お願いします』
俺は男性に会釈をして、席に戻った。
「ご来店いただきありがとうございました。こちら先程の商品です」
『ありがとうございます』
この店のオリジナルだろうか、可愛らしいロゴの入った小さな紙袋を渡された。
「良かったら、また来てくださいね」
店側の常套句だろうと思った。
「僕の名刺を袋の中に入れてます。開店時間や店休日も書いてありますので、お時間ある時に見てください^ ^」
『は、はい…ありがとうございます』
じゃあ…また…そう言った後、俺は店を出た。
帰り道、あの店の男性の事を考えていた。
今まで俺が出会ってきた人とは違う雰囲気に、何故か安心感を覚えた。
『また、行こう…』
俺は、そう呟いていた。
コメント
4件
運命の出会いみたいで素敵ですね❤️(●´ω`●) 続きが楽しみですぅ‼️٩(๑´3`๑)۶