テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
6件
まずはありがとう次にありがとう そしてありがとう😭😭😭 まおの久しぶりのストが俺が見たいってお願いしたものなのがちょっとほんとにだいすきです 最初の「 いつ頃からだろうか 」の場面えっぐいえっぐい 最初はユキ目線❓❓ハル目線❓❓俺的にはハルかなーーって思ったけどどっちとでも捉えられるのが好 2年が経過したとかじゃなくて季節が巡ったってことで時間の経過を表現すんの洒落すぎてる💦💦結構だいすき
やばい久しぶりのストが薔薇は嬉しすぎる片方が最終的に相手に縋るのだいすき💕︎愛読します
拝啓 , 俺の生涯に関わりくださった皆様へ ありがとうございました。 この生涯、心残りは無いです 敬具 , 雨野ハル
沙花
#フリーアイコン借りてます
🚨 ATTENTION
暴力表現 有 / 監禁
「 愛してるよ ♡ 」
「 俺も 」
共感の言葉が、嘘の言葉になったのは
いつ頃からだろうか
「 … 愛してるよ 」
愛を伝えるハズの言葉が
自分を救うための空虚な言葉になったのは
〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎
( 𝗣𝗥𝗢𝗙𝗜𝗟𝗘 )
加 ; 日野 ユキ ♂
被 ; 雨野 ハル ♂
〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎〰︎︎
「 ハル、ねえハル 」
「 … なに? 」
「 僕たち、名前反対みたいじゃん? 」
「 なんかさ、
交換したらいい感じになりそうだよね 笑」
そう言って俺の目の前で無邪気に笑う
姿に吐き気がする
「 … 聞いてる? 」
「 ぇあっ、うん 、 」
「 あのさぁ 、
そういう態度、傷つくんだけど 」
少し素っ気ない素振りを見せたら
無意味に手を挙げて首を絞める
「 う”ぁ”ッ、が”っ 」
「 ゆ”ぎ ッぃッ、」
「 うんうん、くるしいね? 」
「 ハルゥ、何するんだっけ? 」
俺を見る目が異常で 、
やってる事と言ってることが相反してて
「 ごべ”っ、なざッ 」
「 つめたく”、してッ” 」
そう言うと、離してくれる
離したらすぐに甘い言葉を吐く
「 はい、いいよ ♡ 」
「 もうこんな事しないでね? 」
「 だいすき、愛してるよ ハル 」
「 おれ”も … 愛してる っ、 」
こわい、こわい、怖い
日々、そんな感情に囲まれていた
精神も、身体もぼろぼろだって
たすけて って声すらも出なくて
まるでオウムのように返すことしか出来ない
そんなある日、俺の人生に光が満ちた
無機物に鳴り響くサイレンが脳を支配する
次の時 , 来た、来てくれたんだ
「 警察だ 、動くな 」
「 … は? 」
翌日、ニュースには俺の名前と
アイツの名前が流れた
── 懲役、2年3ヶ月
これで良かった
解放
安心
終わった
終わったんだ。やっと
病院、精神科を出た日は
あんなにも軽々しく一歩を踏みしめたのに
街ゆく人は俺を憐れむ人ばかり
勝手に同情して、哀れんで
何も楽しくなかった
あんなに辛い思いをしたのに
「 ここでも辛い思いをするなら … 」
”あっちの方が良かった “
思っては行けなかった
考えてはいけなかった
その瞬間、
何故か空いた穴、孤独感、
その穴が ボロボロと音を立てて
崩れていく そんな気がしていて
「 ッ、は” … ゆ、ゆきぃ”っ 」
俺を受け入れてくれたあの手
包み込んでくれる声
怖い時もあった , でもあれは全部全部
──── 俺の為の愛なんだ
──────────
───────
春、夏、秋、冬
が2回過ぎた 。
もう随分と待たされた気がする。
まって、まって、待ち続けて
そんなおれが行く場所はひとつしかなくて
「 ユキ … ッ!! 」
「 は、? 」
驚いて目を見開くユキ 。
そんなのお構い無しに飛び込んでいくと
手を出して押し返された
「 ゆき、? 」
「 ハル、本当にごめん 。
怖かったよね , ごめんなさい 」
「 全然大丈夫 …
ていうか、俺ユキのことまって 、 」
「 ハル 」
「 もう、終わりにしよう 」
その吐き出された言葉は
冷淡で、ゆったりとした口調で
落ち着いていた 。
「 自分勝手でごめん
でも、反省してるんだ 」
「 なんの、冗談 … ? 」
「 冗談じゃないよ 」
「 はる、だいすきだよ 」
状況が理解できなくて
ユキの背中を見ながら理解しようとして
理解するより先に、言葉が出てきてて
「 ユキっ、ねえ、なんで 」
「 おれも、おれもだいすきだよ
ユキのことあいしてるんだよ … っ 」
「 こんなことって無いよ、ねぇ
苗字交換したら面白いねって
言ったのはユキだろ? 」
心做しか、ユキの背中が冷たく見えた
今思い出しても、だいすきなのに
なんでそんなにへいきそうなの?
なんでかなしくないの?
いっぱい待ってたのに、
「 だいすき、だいすき
ッ、待ってたのに … “ 」
行き場のない言葉は
春風に乗って誰の耳にも入らず
消えてしまった
fin .