注意事項は導入に書いておりますのでそちらをご覧になられれば分かります。
第壱話『大切』
声を掛けられる。
そんなの日常茶飯事だ。
どうせ今日も。
「、ッ!つ、付き合って下さいッ!!」
嗚呼、やっぱり。
だからいつもこう、返す。
「…気持ちは有難いけど、好きな人がいるんだ、
だから…ごめん、」
これは嘘だ。
好きな人なんか居ない。
けど、嘘でも吐かなきゃ此奴らは離れてはくれない。
「ぁ…そ、そっか!そうだよね!ごめん…じゃぁ、バイバイッ!」
罪悪感なんて有る訳無い。
心無いって思われてもいい。
それで俺から離れてくれんなら。
それにしても標準語は面倒だ。
あ”あ”もー面倒臭いなァ…
やけど、
“美しく着飾る”
これが俺のモットーなんやから守らな。
何時からやっけ、
標準語に変えたん。
…あー、何となく思い出せたわ。
あれや。
友達と喧嘩。
些細な事、そ んで喧嘩して、なんかそん時に、
「”関西弁ッなんか使いやがッて!!どうせエセ関西弁だろ!?カッコイイッて思われたくて使ッてる癖に、!!“」
ッて、云われたんやったっけ。
今はこれっぽっちも気にしてへんねんけど、そん時の俺は心が弱かった。
彼奴に云われたって事もあるし、暴言吐かれてたんやから、心が弱い俺はそれを真に受けて…
って感じやったかな?馬鹿やから…
そんで友達いないないばぁ。
って明るい感じで云ってるけど、周りから人が居なくなるんが嫌やねん。
離れて欲しくない。
けど
俺に近付いてくる人ぜーいん、悪人なんよなァ…笑
誰か俺に、
“大切を教えてや”
コメント
20件
最初標準語だから〇〇〇〇だと思ったけど関西弁になって分かったわwというか作過ぎんか!?
ふぉぉ!新作!! 楽しみです(*´ω`*)
ス、すげぇ……! 関西弁ってことはきょーさんかな?(´-`)