テラーノベル
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桜(用事ってなにかしら)
桜(戻ってきたら聞いてみよ)
モブ「なあ、そこのお嬢ちゃん」
桜「はい?なんでしょう」(にこ
モブ「お、やっぱりだ」
桜「すみません、どこかでお会いしましたでしょうか?」
モブ「いや、会ったのは初めてだ」
桜「?」
モブ「ちょっとこっち来い」
ぐい
桜「きゃっ!」
桜「ちょ、ちょっと!何するんですか!」
モブ「貴族の娘が1人で歩いてるなんてあぶねぇだろぉ?」
モブ「それにお前、いい体してんじゃねぇか」(にや
桜(気持ち悪い)
モブ「顔もいいし、こんなの襲えっていてるようなもんだよな?」(舌なめずり
スル(服の中に手を入れる
桜「い、いやっ」
桜「っ道満」
モブ「は?道満?」
ボウッ(モブの真横に火が出る
モブ「うわっ!?」
朱「その子に近づくな」
朱「燃えたくなければここから去れそして二度とその面を見せるな」
モブ「っクソ!」
ダッ
ガクン
朱「桜ちゃん大丈夫!?」(桜に駆け寄る
桜「すざ、く…?」
朱「そうだよ」
朱「蘆屋殿じゃなくてごめんね」
桜「?…ぁ」
桜「忘れて…///」
朱(かわいい)
朱「あ、そういえば」
桜「なに?」
朱「これあげる」(簪を渡す
桜「これ、さっき私が見てたやつ…」
朱「僕の用事」(にこ
桜「!…ありがとう」(にこ
朱「ほら、早く帰ろ」
桜「うん」
桜「あ、あと、助けてくれてありがとね」
朱「護衛だからね!」
桜「そういえばそうだったわね」
ガラ
朱「ただいま~!」
晴「おかえり」
桜「もう帰ってたんですね」
晴「依頼が思っていたよりも早く終わってね」
晴「おや、その簪…」
桜「さっき朱雀に貰ったんです」
晴「とても似合っているよ」
桜「ありがとうございます」(にこ
道「あ、お前ら帰ってたのか」
桜「今帰ったとこ」
道「お前そんな簪持ってたのか」
桜「さっき朱雀がくれたのよ」
道「…あっそ」
道「似合ってないから外した方が良いぞ」
桜「は!?」
バシッ
桜「最低!もう知らない」
たたた
晴「道満…嫉妬したからって女の子にそれは良くないと思うな」
道「嫉妬なんてしてねぇし」
道「そう思ったから言っただけだ」
道「部屋戻る」
朱「あちゃ~桜ちゃん怒らせちゃったね」
晴「道満完全に嫉妬だね」
朱「ありゃ絶対蘆屋殿も桜ちゃんに惚れてるよ~」
晴「蘆屋殿”も”?」
朱「…」
バサッぱたぱたぱた
晴「あ、逃げた」
晴(ふふ、桜さんはどっちに惚れるのかな?)
桜「なによあいつ」
桜「この簪気に入ってたのに…」
桜「ほんとに性格悪い一発ひっぱたけばよかった」
桜「はぁ、やっぱりあんな奴好きになんてなれないわ」
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