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人間が大っ嫌いな少年の話

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人間が大っ嫌いな少年の話

1 - 第1話 彼は何者か

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2024年07月22日

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僕は、人間が嫌いです

「ある1人の少年が言いました。とても辛そうな表情で。」

僕は、人間を辞めたいです

「ある1人の少年が言いました。泣き出しそうな表情で。」

僕は……人間じゃなければ何でもいいです

「ある1人の少年が言いました。無表情で。」

僕は人間が大っ嫌いだ

この物語は作成者の思いが募っているそんな小説です。

読みたくない方は読まないようお気をつけを。

荒らしは嫌いです(*^^*)

第1話  彼は何者か

僕は人間だ。普通の、何も能力を持たない、人間。だけど、僕は今日、人間という種族に、絶望した。

だって、みんな…他人を蹴落として自分が上に上り詰めようとしているから。人の事を傷付けて精神的に苦しめようとしているから。自分が強ければ、自分に仲間が多ければ、簡単に同じ種族の人間を傷付けようとしているんだ。

だから人間を辞めたかった。いいや、辞めたんだ。人間に絶望したから。人間、という種族に呆れが来たから。

僕は……「人間を滅ぼす異種族になったんだ」

「異種族とは:簡単に言うと動物(人間以外)に力が与えられた種族って事。」

みんな人間を憎んでる。だってそうでしょ?

犬猫が捨てられているのを良く見た事があるけどあれ、全部人間がやってる事だから。お世話をするから、癒しが欲しいから。そんな理由で飼い始めた癖に、転勤だ、引越しだ、マンションだから、連れて行けないから、アレルギーを発症したから、家族が動物嫌いだから。だからみんな捨てていく。そんな人間達を憎まない動物なんて居ない。犬猫なんて特に。

犬猫って殆どが人間の転生する先になるらしい。だから人間がどれだけ酷いのか分かってる。

人間には優しい人もいる。でもその優しい人は限りなく少ない。

ずる賢く生きる人間も、盗みを働く人間も、殺害を企てる人間も、世の中には沢山いる。優しい人間なんて片手で数えた方が早い。

ねぇ、そんな人間に固執してる君は、何の為に産まれてきたの?何の為に生きてるの?

幸せになるため?友達と話したいから?好きな人がいるから?勉強が好きだから?可愛いものがあるから?かっこいいものがあるから??

僕には生きている理由が分からないな。まぁ、頑張って生きなよ。僕は上から見物してるから。

…僕の名前?僕は…白狼「はくろう」だよ。覚えて帰ってくれたら嬉しいな。

それじゃあね、「哀れな人間さん」

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