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何時かのオモイデ__。

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2、No.3 「ねぇなにも要らないはずだった」

2023年11月30日

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死ぬ…?脅されてた…?


なんのこと?


悪いのはないちゃんたちじゃないの?


ホントにどういうこと?


でも…もし本当なら…。


「あのね、しょーちゃん。」


「ん?」


「行かなきゃ」


「え、どこに?」


「りうちゃんとこッ」


「えッ?」


「死んじゃうッ」


「も、もう良いんじゃなかったん?」


「で、でもッ…」


ああ、どうして。


どうして助けたいのだろう。


「行こ。」


「…うん。」








『もう何も要らない』




ふたりでそう誓ったはずなのに。


何故かこうなると、助けなきゃと思ってしまって。


りうちゃんは、もう死のうと思ってると思う。


だけど、少なくとも僕は、まだ死んでほしくない。


どうして…?


裏切った人、キライな人。


なのに、なんで助けたいと思うんだろう。


そう思うや否や、僕の足はりうちゃん家に向けて、


夜の道を走り出していた。







急展開ですね。


お久しぶりです。


この物語では、二人が主人公となっていますが、


その他の人の視点も含めたいということで、


りうちゃんを選ばせていただきました。


年下からの目線は、貴重ですからね!(?)


子供組でのりうちゃん、リーダーのないちゃん、


寒色組のまろちゃん、しょーとけーきの悠くん、


迷いましたけど、また今度、


大人組の小説も書かせていただくので、お願いします。


それでは、また。

何時かのオモイデ__。

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