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22 - 誘いの戯れと君の表情

♥

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2025年06月01日

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rbru/ご本人様関係NOTHING/nmmn/誤字あるかも/18

長編の方の最新話の少しアレンジを入れたような

そんなお話です

rb『』 ru「」































小柳side





行為に誘う時、俺は毎度口で言えない。


この後の方が恥ずかしいはずなのに、どうも口に出せない。だから毎回俺は行動に移す。

夜、君がスマホを触って暇そうにしてる時。

椅子に座ってる星導のところまで行って

君の袖を掴む。


星導はスマホを置き、少し微笑んだ様な顔をして

俺が引っ張るのに着いて行ってくれる。


ソファに着き俺が座ると、俺の足を持ち向かい合わせに座らせようとする。


俺が恥ずかしさで俯いていると



君は俺の顎に手をやって顔を上げさせてくる。

その指が優しくて、とても綺麗な指で。


俺の顔にある指を少しづつ離していって、

自分の指と絡み合わせる。

行き場のない余った片手も

星導のソファに押し付けられた指と絡め合わせる。

絡め合わせた指はどんどんソファに近づいていって

ソファに押し付けられる。

身体もゆっくりとソファに押し倒されてゆき

下から星導の顔がよく見える体勢になる。


少し余裕の無さそうな顔をした君が好きで好きで堪らなかった。









星導side


君が俺を誘う時、毎度少し赤らめた顔を伏せながら俺の袖を掴んで引っ張ってくる。

それが行為をしたい時の小柳くんなりの誘い方だと分かっているから、

可愛らしいな、と思いながら袖を引っ張ってくる小柳くんについて行きソファに座る。

毎度恥ずかしがって顔を合わせようとしてくれないから床についた足を持ち向かい合わせになるように座らせる。

なのにまだ顔を伏せるから強制的に指で顔を上げさせる。

そんな指を絡め合わせようと俺の腕を掴んできて

君の細長く白い指を絡め合わせてくる。

少し物足りなさそうな顔をしてソファに押し付けていた指も絡め合わせてくる。


そんな可愛らしい姿を見ると自分も少しづつ余裕が無くなってきて、ソファに押し倒してしまう。

自分の下にいる小柳くんの顔が愛しくて愛しくて堪らない。


理性を保たなければ、と思い小柳くんにふと思いついた質問をする。


『ね、俺のどこが好きなの?』



「⋯、全部大好きだよ?」


『もうちょっと詳しく言って下さいよ』


「こういう時の表情が好き」


「余裕無さそうな顔とか今みたいに照れてる顔見るの好き」


『⋯そこまで詳しく言えとは言ってません』


「、照れてんねぇ、好きだよその顔。」


『⋯さっきまではずっと照れてたのに余裕そうな顔してますねぇ、?』





余裕を持ってることに対して少しだけ怒りが湧き

絡め合わせた指に力が入る。


『⋯、もう。ちょっと黙ってて、⋯。』


そう言い自分の唇で小柳くんの唇を塞いだ。

触れるキスだけじゃない物足りなく自分の舌を

小柳くんの口の中を埋め尽くすように深く長いキスをする。


深いキスを続けていると限界が来たのか

声にならない声で抵抗をしてきた。



『⋯ベット行こうか』


強く絡み合わた指を解きソファから立ち上がる。


「連れてって、⋯」


『はいはい、俺の首掴んで。』


いつものように首に手を回して貰い腰と足を持ち支える。








小柳side


星導に支えて貰いベットまで運んで貰う。

勿論動けない訳では無いが星導のいい匂いと星導に支えられてる感覚が安心するから毎度運んで貰う。



ベットに優しく置かれて星導はゴムを近くの棚から取り出してベットの上に置き服を脱ぎ始めた。




時々身体をあちこち舐められながら噛まれたり跡をつけられる。

キスをされながら自分で慣らした後ろを弄られ、

快感を感じ続ける。



「も”っ、良いからっッ、♡」


「そこばっか、っ、♡やだぁ、っ♡」


そう言うと指の動きを止めてくれ、

俺のことを星導の上に乗せるように動かした。

いわゆる正面前座位という状態になって、

自分の奥の方まで星導のモノが来た。

快感は止まることを知らず、俺は星導の事を強く抱き体勢を保つことで精一杯だった。

なのに首を舐めてきたり噛んだりするから星導の背中に爪を立て、跡をつけてやった。





『小柳くん、こっち向いて?』



「っ、♡やだぁ、っ」


自分の乱れた顔なんて見せたく無かった。

何度行為をしようが顔を見せるのだけは嫌で

毎度顔を強制的に星導の方へ向けさせられていた。



今回も同じで顔を見せないようにしていたら

星導の背中にあった腕がいつの間に星導に手首を掴まれベットに押し倒されていた。

それでも顔を少しでも見られないようにするために顔を逸らすと手首を掴んでいる力が徐々に強くなってくる。




『こっち向いて?』


「っ、やだっ、」





『見ろってば』


そう言われた瞬間本能的にやばいような気がして

一瞬で星導の方を向いた。



『可愛いんだから。そっぽ向かないでね?』


そう言う星導の目の奥には何故か独占欲と少しの怒りが見えたような気がした。



「う” ゔっ♡ん”うっ、♡」


「腰っ、止めっ”ん”、♡」


『むーり。』


『ほーんと可愛い』











小柳&星導side


ほんと、この表情が堪らない。

どんな顔をしてるかは、俺だけしか知らないままでいい。






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