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・二次創作

・ゾンビパロ

・ろふまおメイン

・ライバーさんがゾンビになるかもしれません。

・グロ描写あるかもしれません。

・死ネタ



これらが大丈夫な方はどうぞ!!!



_加賀美視点_


…あれからどのくらい経ったのだろうか。自分でも分からないくらい眠っていた。


「…ッは…」


目を開け身体を起き上げると体育館に居たのだ。


「…いやまぁ撮影で来た事ありますけど…えぇ?」


1人で困惑していると後ろの入口がある所から足音が聞こえた。


咄嗟に振り返ってみるとそこには不破さんが居た。


「…あれ、不破さん。」


だけど様子がおかしい。


気だるそうに手を下に垂らして俯いてこちらへ重い足取りで向かってくる。


「シャ…ちぉ…」


掠れた声だった。


「はい…?」


「ゥ…シろ…」


「後ろ…?」


悪い予感がして後ろをバッと振り返ってみる。そうするとさっきまで形が保たれていた体育館は溶けている、というか歪んでいるように見えた。


その歪んでる部分からなにか太くて芋虫の類に入るような寄生虫?が此方へと意外と早い速度でこちらへ向かってくる。


「は、ッぁ…ッ??」


思わず息を飲んだ。自分が生きていた中でこんな光景なんか見た事がない。当たり前の事だけれども。


「ッゥう”ッ…」


理性が保たれなくなってきている不破さんはこちらへと手を伸ばしてくる。


「ッ…逃げないと、ッ…」


本能がそう言っている。逃げなきゃ死ぬ。


私は不破さんを押しのけ体育館から逃げ出した。














かなり逃げてきた。逃げてきたはず。なのに寄生虫みたいなやつはずっと追いかけてくる。


自分は何処を走ってるのか分からない。壁から延々とあの寄生虫が出てくる。


「ッはぁ”ッ…はぁっ…なんなんですかぁ”ッ…追いかけられてばっかりじゃないですか!!!」


走っても走ってもずっと真っ直ぐに続く廊下を走っていっている。


「…ッこんなに長かったですっけ、ッ…」


自分が走ってるところは一体何処なのかが分からなくなってくる。


壁からずっとずっと出てくる。


もう何も分からない。なんなんだここ…


前を見てみると行き止まりだった。


…いや待てよ。曲がり角があるかもしれない。


行き止まりについて左右を見てみると道はそこには無かった。代わりに2枚のドアがある。


上の札にはどちらにも「脱出口」と書いてあった。


「どっちだ…!?」


行き止まりなら私は終わるだろう。


まさにここが正念場だ。


私は運に任せて右のドアを選んだ。


ドアを思いっきり開けて手を伸ばしながら必死に掛け込んだ。





_____________



_剣持視点_


階段を昇っていると異空間から社長が飛び出してきた。


「え?」


「?はえ??」


「ッえ”!?!!?」


反射的に避けてしまったせいで社長がそのまま床に打ち付けられてしまった。ごめん社長。


「ッたぁぁ…」


凄い勢いで出てきてんのに痛いで済むのってやっぱ社長超人なんだ。


「ッ加賀美さん大丈夫ですか…!?」


「え、えぇ…ちょっと腕が痛いですが…」


「ちょっと腕見せてね…」


健屋さんが社長の腕を捲りよくじっと見ている。


流石本業と言った所か、すぐに答えは出てきた。


「…ちょっと腫れちゃってるね。なにか冷やすものがあればいいんだけれど…」


「まぁ、多分この状況無いでしょうし腫れくらいなら私どうにかできるので…」


「僕包帯持ってるので腕に巻くくらいならできますよ。」


「あ、健屋やっていいかな?」


「どうぞ。素人がやるより慣れてる人がやった方がいいのでね」


僕は腰に掛けている救急セットから包帯を取り出し、健屋さんに渡した。

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