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フユめん
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#オリジナル
脚本家になりたい
10
翌日、ダグラスはCOMAへ向かった。その日、エディ指揮官から本部へと向かうように指示されていた。重大な事を隊員たちに伝えたい、と指揮官は通信機器を介して告げた。ようやくCOMA本部にたどり着き、指揮官がいる部屋へと走っていった。その際、アイザックと合流した。
「そういえば、つい最近ニクソンに手紙を渡したって、聞いたんだ。受取人は喜んでいたかい?」
とダグラスに話しかけた。
「…バルトロメオという、ニクソンの親友に宛てた手紙だったそうだ。彼は喜んでいた。」
「そうか…それなら、僕は少し安心したよ。」
アイザックは微笑んだ。
「ニクソン……とてもいい奴だったな。」
「あぁ……」
ダグラスは顔を背けながらも、そう答えた。
そして、2人はエディ指揮官がいる部屋についた。ドアの前にはとっくにセシルやニーナ、ライナルトが待っていた。
「ちょっと遅れてきたみたい、二人とも。」
ニーナは口を尖らせた。
「私は、長い間待っていたの。少しは待っている人の気持ち、考えてくれないかな?」
「それは申し訳ないね、ニーナ。」
「ほら、アイザックが謝ってる。アズウィンド、ほら。」
そうニーナに言われ、ダグラスは頭を軽く下げた。そして5人はドアをノックし、速やかにエディ指揮官の部屋に入り、並んだ。ダグラスはエディを見た。エディは隊員達に視線を向けず、窓からの景色を眺めながらコーヒーを飲んでいた。
「えっと…エディ……さん?」
セシルは戸惑いながら、小声で話した。
「ん?どうしたサ…あっ!!」
エディ指揮官は急いでマグカップを置き、椅子を回転させ、ダグラスの方を向いた。
「ゴホン。これは指揮官としてあるまじき行為をしてしまったサ。」
そう、エディは笑った。
「それでは、今からお前たちに話をしようサ。」
「何について…ですか?」
セシルは尋ねる。
「そうだな………俺が伝えたいことは主に二つあるサ。まず一つはニクソンについて。そして、もう一つは今回エストミールで発生した事件の犯人について、サ。」
「エストミール………」
ダグラスはうつむいた。
「最初にだが、ニクソンが亡くなってしまったことに関して、本当に申し訳ないサ。」
エディは一瞬にして、暗い顔になった。
「俺が色々対処できなかった事が悪いサ。そして、いち早く敵の本拠地を発見し、消火活動にあたれなかった事。今思えば、指揮官である俺達に原因があると考えているサ。」
「いや、そんな事ないです!」
ニーナは口を震わせながら、エディに話した。
「指揮官のおかげで、私達隊員はしっかり指示通り動けました。緻密な報告で、私達はエストミールで大きな被害を受けず………」
しかし、エディの表情は変わらなかった。
「こんな早い段階で、新人隊員を一人失ってしまうなんて…」
辺りは静かになった。誰も、一言を発しなかった。
「………くだらん。」
とライナルトが話した。
「それがどうした。懺悔はここでするな。今は過去を見て心を重くする所ではないだろう?」
「何言っているのサ。同期の死を何だと思っているのサ、ライナルト。」
「必要のない話だ。次の話を進めてくれ。」
「ねぇ、都合よく話を切り替えないでよ。何だか不愉快。」
マグダレーナはそう愚痴をこぼした。
「なぁ、ライナルト。こういう時こそ…っていうのがあるだろう?」
アイザックも困惑していた。
「何が辛い?どうして苦しい?同期が死んだ?この話はニクソンの葬儀でも話しただろう。」
「………」
「…はい、分かった。分かったサ。」
エディは不機嫌そうに、ライナルトに賛成した。
「じゃあ、急に話の話題を変えるが、エストミールで発生した事件の真相について、一つ分かったことがあったから、話をするサ。」
エディは机に置いてある紙を眺めながら、
「…この事件、どうやらNo.211が関連しているらしいのサ。」
「………No.211?」
ダグラスはふと思い出した。クライズという青年から告げられた、あの言葉を。
『この出来事は、No.211のせいさ。星外生命体なんかじゃない―』
「だから、お前たちには大きな頼み事になってしまうが、これをやってもらいたいのサ。」
「一体、何を…ですか?」
「それは、No.211のありかを突き止めること。」
「え?」
アイザックは驚き、目を丸くした。
「…ちょちょ、どういう事です?」
「簡単サ。ある程度その経路を上部が把握しているから、お前たちが実際に探しにいってもらいたいのサ。」
「どうやって、ですか?」
ニーナは尋ねる。
「それか?あぁ、2人1組になって探してもらいたいサ。ダグラスとニーナ、セシルとマグダレーナ、アイザックとライナルトで組み分けしておいたサ。」
「No.211を探す…」
ダグラスはつぶやいた。COMAを離れ、これからはただ捜索を続ける―
彼にとって、なぜだか不思議に思えた。
コメント
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須古星れいさん、最新話読みました!📖✨ エディ指揮官の「指揮官としてあるまじき行為」って照れながら言うの可愛かったのに、ニクソンの話になると一気に重くなるギャップが胸にくる…😭💔 ライナルトの「くだらん」は相変わらず空気読まなすぎて笑っちゃったけど、あの切り替えの速さはある意味プロだなって思ったよ! そしてついにNo.211の名前が出たね!クライズの言葉伏線回収きたー!🔥 2人1組での捜索、どうなるんだろう…どのペアも魅力的すぎて楽しみで仕方ないよ! 次も待ってるね〜!🌸