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4件
恋愛系書けるのまじ尊敬する……すごい……
🎲様
恋愛要素あり(若干病み要素もあり)
青組メイン
主人公🦊
兄弟設定あり
🍣🦊 兄🍣 弟🦊 1歳差
🦁🤪 兄🦁 弟🤪 1歳差
🐤 🦊と🤪と同級生
🐇 🦊と🤪と同級生
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僕の家はアパートで右にはりうちゃん家が住んでて左には誰も住んでいなかった
そこから歩いて30秒くらいのところにある一軒家に初兎ちゃんが住んでいた
僕たちが住んでる家はみんなとは少し離れた所にあった
みんなは学校の南門か北門から帰るのに対して僕たち兄弟とりうちゃん、初兎ちゃんは体育館の裏から帰っていた
みんなと家が離れてるからあんまり遊べなかったけど初兎ちゃんたちがいたから全然寂しいとかは無かった
そんな中僕が小学校3年生のときに今まで空き家だった左の家に引っ越して来た人たちがいた
それがいふくんとあにきだった
初めて2人を見た時イケメンだなって思った
それにいふくんは背も高くて羨ましいなとも思った
そこから6人はすぐに仲良くなった
学校も6人で行くようになったし、帰りもみんな一緒で、放課後もみんなで遊ぶようになっていた
凄く楽しかった
そのまま3年がすぎて
あにきとないちゃんは中学生になった
僕たちは6年生
それぞれが忙しくなった
りうちゃんと初兎ちゃんはクラスが違う上に習い事が忙しくて毎日走って帰っていく
だから自然と僕といふくんの2人で帰るようになっていた
いつも「みんないなくて寂しいね~」なんて言いながら5分くらいの通学路を帰るようになっていた
それから半年ぐらい経った時に僕はいじめに遭うようになっていた
ほんとに意味がわからなくてなんでかも分からない
担任に相談してもなにも変わらない
むしろ担任だって差別をしてくる
そんな環境になっていた
親に相談なんかできないしいふくんにだって話せない
いつの間にか全てを抱え込むようになって、死にたくなっていわゆる病み期というものに入っていた
何をやっても楽しくない
でもみんなの前では笑顔でいなきゃって思って作り笑いをしていた
それに異変を感じたいふくんは親身になって話を聞いてくれた
ほんとは話す気なんてなかった
迷惑だって思ってた
心配かけたくないって思って隠してた
なのにいふくんは気づいてくれた
僕が考えてたことを察してくれて「迷惑なんかじゃない」って言ってくれた
それから全てを話して、いふくんの優しさが嬉しくて話しながら堰を切ったように涙が出てきた
きっとはじめて泣いてるところを見せた
いふくんはずっと話を聞いてくれて、僕のこと守ってくれた
ついに僕は死にたいとまで言ってしまった
どんなにいふくんが優しくてもいじめには耐えられないって思ったから
そしたらいふくんは
「魔法の言葉を言ってやる。俺はお前が死んだら俺も死ぬから、そしたらお前は人殺しと同じだ。俺の事を少しでも大切だって思うなら死ぬな!」
って言ってきた
何が言いたいか分からなかったけど理解すると優しいなって思った
これで僕は死ねないって思うようになった
それと同時にいふくんが好きだって思った
それからはいふくんに相談するようになって少しは気が楽になっていた
なんとか半年乗り切って僕といふくんと初兎ちゃん、りうちゃんは卒業した
それと同時に僕は引っ越した
引越したと言っても校区は変わらず学校は一緒
でも中学になっていふくんと話す回数が減った
りうちゃんと初兎ちゃんとはクラスが同じでむしろ話す機会が増えた
学校では話さないけどいふくんとはメッセージアプリを通して話すことは多かった
そんなとき急にいふくんに告白された
「ずっと好きだった、付き合ってほしい」
って
理解できなかった
返事もすぐ出来なくて後回しにしていた
そしたらいふくんが
「やっぱりなかったことにしたい」
と言ってきた
悲しかった
自分が後回しにしたからって思ったけど違った
「やっぱり親にバレたら怖いから」
って
僕も同じ事で悩んでたから納得して了承した
そしたら
「俺は高校生になってもきっと気持ちは変わらない。だからお前も高校生になって気持ちが変わってなかったら付き合って」
って言われた
今度は迷わずに
「うん!」
って返事をした
あれから3年
僕たちは高校生になった
あれからいふくんは引っ越して連絡をとってない無い
今更連絡しても覚えてるか分からない
でも、1個だけ言いたい
僕はまだ君の事が大好き。だから迎えに来てよ…
end
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読んで下さってありがとうございました。
今度🤪くんVer.も上げる予定です。
もしかしたら他メンも???