コメント
7件
しきくぅん...泣見てる側のこっちまで悲しくなっちゃうよ...泣フォロワー100人おめでとうございますッッ!
馨さん、、やっと四季に気がつけて良かった😭あと、フォロアー100人おめ!!これからも応援するッッッ!🎉
並木度馨×一ノ瀬四季
⚠注意⚠
かおしき
付き合ってる
モブ(女)が出てきます(かおモブ要素あり)
地雷さんはブラウザバックお願いします🙏
大丈夫な方はどーぞ!!
「かおる、さん…」
ピクリと馨さんが反応し、こちらを振り返った。
「っ、四季くん……!」
目が合って、慌てて視線を逸らす。
ここにいちゃダメだ……
何か言いたそうな馨さんを無視して、俺は逃げるように走り出した。
あの女は馨さんに抱きついて……馨さんも受け入れているように見えた。
今思えば馨さんは優しいから、俺が傷付かないように、恋人になってくれたのかもしれない。
それなのに俺は馨さんに甘えて、我儘言って。
他人と話しただけで嫉妬されて、必要以上に迫られて。
普通に嫌だろう、こんな恋人。
やっぱり、馨さんは俺のことなんか……もう……
決定的な場面を目撃してしまい、もう現実から背を向けることも出来なくなった。
分かっていたのに。
俺は堪えきれず、壁に寄りかかるようにしてその場にしゃがみ込んだ。
どうしていいのか分からない。
こんな気持ち初めてだ……
胸が苦しくて、心が押しつぶされそうで、どうにかなってしまいそうだった。
溢れ出した涙が、ぼんやりと視界を滲ませる。
涙が勝手に出てきて……止まら、な……、泣
こんな所で泣いていたって仕方がないのに、涙は止まってくれない。
かお、るさ……、ん……泣
「四季くん……! 」
こちらに向かってくる足音と、俺を呼ぶ声に思わず顔を上げる。
「かおる、さん……?泣」
どうして……
駆け寄ってきた馨さんに腕を掴まれ、ようやく自分の状況を理解する。
「はぁっ……捕まえ、た……」
馨さんは俺の腕を引っ張って……あろうことか、抱きしめてきた。
「は、離してよ……っ馨さん……」
なんで、どうして……こんなことするんだよ……ッ
ひでぇよ、馨さん…俺が必死で忘れようとしてんのに……
頑張って、元の関係に戻ろうとしてんのに……泣
「……離さない」
離れようと身をよじる俺を、馨さんはさっきよりも強い力で抱きしめてきた。
息が乱れていて、走ってきてくれたんだということが分かる。
もう、馨さんの考えていることが、俺にはさっぱり分からなかった。
「な、なんで、こんなことすんの……」
どーも、しもんですっ!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
全然関係のない話ですが、フォロワーさま100人突破しました!!
ホントに嬉しくて、つい二度見しました笑
それではまた👋👋