並木度馨×一ノ瀬四季
⚠注意⚠
かおしき
付き合ってる
すれ違い
地雷さんはブラウザバックお願いします🙏
大丈夫な方はどーぞ!
「な、なんで、こんなことすんの……」
俺、まだ馨さんのこと好きなのに……諦めきれていないのに……
こんなことされたら本当に諦められなくなる。
「馨さんは優しいから……好きじゃないのに、恋人になってくれたんでしょ……? 」
「……!」
馨さんの身体がびくりと揺れる。
涙で視界がぼやけて、馨さんの顔がよく見えない。
「ごめん、馨さん……でも俺、ホントに馨さんのことが__」
好きだった、そう言おうとしたその瞬間。
馨さんの顔が近づいてきたかと思うと、唇と唇が重なり合った。
「……ッ!?」
そのまま壁に押しやられる。
唇を割って入ってきた馨さんの舌は、口内を荒らすように舌に絡みついた。
いつもの触れるだけの優しいキスじゃなくて、荒々しいキスに驚く。
くちゅ、ぐちゅぐちゅ、っちゅぷ、♡
「ンは、ぁっ♡ふ、ぅ……ん、ぁ♡」
息が苦しくなり、馨さんの服をぎゅっと引っ張ってみるが、キスは一行に止まらない。
なんでこんなキスしてきて……
思うことがいっぱいあるのに、脳に酸素が上手く回っていないせいか、考えることが難しい。
いき、くるしぃ……
「かお、るさ、……っ♡泣」
じゅるりと舌を強く吸われ、快感で腰がガクガクと震えた。
「んぅ、〜〜っっ、、?!♡」
膝から崩れ落ちそうになったところで、とっさに馨さんに支えられる。
ゆっくりと離れていく馨さんの顔をぼーっと見つめながら、口を開いた。
「なんで……馨さん、俺のこと好きじゃないんじゃ……」
必死に声を絞り出してそう言うと、再び抱きしめられた。
「なに言ってるの……」
掠れた馨さんの声が耳元で聞こえる。
「好きに決まってるでしょ……」
馨さんのその一言に、止まっていたはずの涙が溢れ出した。
そして思った。
あぁ、俺は馨さんからこの言葉が聞きたかったんだなって。
2月4日
「四季くん、お誕生日おめでとう!」
「ありがと!馨さん!」
馨さんの祝いの言葉に、笑顔でそう返した。
すると、じっとこちらを見つめてくる馨さん。
「馨さん、どうかした……?」
「……四季くん今日誕生日だよね。」
「?そうだけど」
「ってことはもう未成年じゃないよね。」
「?そうだね」
トンッ
「わッ!?」
壁に押しやられ、強制的に馨さんと目が合う。
「じゃあ、僕もう我慢しなくていいよね……?」
「ひ……ッ♡」
耳元でそう囁かれ、身体がびくりと震える。
「四季くん、前に僕とそういうことがしたいって言ってなかったっけ。」
「へ……言ったけど、でも…… 」
確かに言った。
なんなら、俺から言ったまでである。
けれどあの時は勢い任せに言っただけで、こんなに堂々と来られると流石に、恥じらいというものが出てくる。
「僕がちゃんとリードするからさ……ね?」
「うぅ……じゃあお願いします……」
どーも、しもんです!
最後まで読んでくれてありがとうございます…!!
次回、ラストです!!
そして、この物語の最初で最後のR18になります笑
次回もお楽しみに!
それではまた👋👋
コメント
14件
馨さんの「好きに決まってるでしょ…」でガチ泣きそうになった…泣😭 最高…👍

四季くん可愛いし、尊いし最高👍👍続きが楽しみすぎて発狂しそうです...