ゲームを開始します。
メインストーリー編
第一話
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1924年─────
戦争によって毎日銃声や金属同士がぶつかり合う音が飛び交う中、
gr「 ……ついに…遂にこの時が…!!! 」
gr「 ようやく…!!軍学校での生活が始まるんだな!! 」
天気もよく、太陽がギラギラと暑さとともに輝く日
勢い良く窓を開けて楽しそうな表情を浮かべる少年が居た。
─────彼の名前はグルッペン・フューラー。
上級貴族のとある一家で生まれた彼は元々、軍学校と関わることは無かった。
だが、とあるきっかけが彼を険しい戦争の中へと引きずり込んでいくのであった。
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数年前────
gr「 …つまんねぇ〜〜〜〜… 」
そう一人寂しく呟くグルッペン・フューラー。
さぁ諸君、今私が何をやっているかご存知かね?
そう!!!勉強だ!!!あまりにもつまらん
最近は勉強が…なんだっけな、まじで進みすぎて今は復習するっていうところなんだが…
こんな事あるんか???えぇ???
それに遊んでいいと言われたんだが…勉強以外することがないんじゃあ〜〜〜〜〜……
ゲーム?っつーものとか禁止されとるしよぉ…
ほんま、暇すぎて溶けそうだゾ
gr「 本でも漁ってみるか 」
ふと思いつき、椅子から立ち上がって本棚の方を確認してみる。
この家には書斎とか特にないので比較的本の数は少ない方だと言われている(主に使用人から)
なんかおもろいもんねーかな…とかこれ一回読んでるわ、とか色々脳内で茶番をしまくりながら
タイトルを一冊一冊見ていく
どれもこれも勉強関連だったり図鑑だったりで読んだことあるものが多く、面白くなさそうなものしか無かった
はぁ…と溜息をつき、勉強でもするしかないのかと諦めかけていた時、とある本に目がいった
gr「 ……なんだこれ… 」
gr「 歴史書…か? 」
それは読んだことも、なんなら見たことすら無かった歴史書だった
歴史に関しては特に触れることもないだろうと親に言われ、読むことを勧められていはいなかった
だが、少し昔の世界について興味が湧いてしまったのか、本を開いてみる。
ちょうど開いたページには、戦争のことが書かれていた。
読み進めていくと、あまりにも残酷な現実を突きつけられているような感じがして気持ち悪かった。
だが、何故か心の奥底に触れることもなかった感情が突然湧いてきた
戦争は残酷だ、だがしかし魅力がある
陸、海、空
そして場所によって地形が変わっていく戦場
……何故か、魅力が感じられる。
まるで人間らしいとも思えるこの争いが、楽しいと思えた。
そう考えてしまう私は狂っていると自覚出来る。
こんなにも人間らしいことが出来るであろう戦争のことをもっともっと知りたくなってくる
他にもそのような本がないか、本棚を探る
意外にそのような本がこの家にはあったので、数冊持って机へと戻る
まるで絵本を読む子供みたいな感覚だが、んなことは気にしない。
一冊ずつ、ゆっくりと読み漁っていく。
あまりにも面白すぎて、思わず口角が上がってしまう
こんなにも楽しそうで綺麗なものを何故私は避けてしまっていたのだろう、と後悔してしまった
今の私は悪魔のように見えるだろうな
歴史書で見たものとは一味違い、戦闘や外交の仕方等を詳しく書かれていて知れば知るほど楽しかった
戦闘だけだと思っていた戦争には、口で戦ったり頭を使いまくったりと高度なことをしていた。
私はまだ子供の方なので理解はあまり出来なかったが…
読んでいると、いつの間にか部屋が暗くなっていたことに気がついた。
思わず窓の外を見ると月がだんだんと昇り始めてきており、空は黒色が染まったように暗くなっていた
…続きは明日読もう、そう決めた時は心なしか喪失感に襲われた
本棚へ読み終わった本を片付けていると、使用人が晩飯だと呼びに来た。
あんまり飯は食べれんから好きではないんだがな…(甘味は別だが)と考えながら食堂へ向かう
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きっかけはこれだったなぁ…と一人で思い返す。
gr「 いやぁ…しかしお母様から許可が下りるとは思わなかったんだゾ… 」
元々、私は父親に進む道を決められていた。それも一家の存続の為だと教えられてきたからだ。
勿論軍学校へ行くことは拒否された。むしろ怒られた
……いや怒られて当たり前か。感覚狂っちまったぜ
だが、今までにはなかった俺の必死さを見て母は許可をしてくれた。
…チョロいぜ
それも父親にはこっそりな。バレたらただではおかないし
母はそんな危険な行為だったとしても息子の進みたい道を応援したかったらしく、金も足りるほど貰った。
本当にこの母親で良かったと心の底から感じた。本当に有難う。
そして、今私は軍学校へ入学するんだ!!!!!
だが周りの奴らがガタイ良かったりしててちょっと肩身が狭いぜ……
gr「 だが、勝ち進めなければな… 」
自分の野望を果たすために、俺は軍学校へと足を踏み入れた。
os「 よろしくめぅ〜 」
gr「 …は? 」
入って早々自称JKと名乗る男に話しかけられてビックリしたことは此処だけの秘密だゾ
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メインストーリー1話、終
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─主からの呟き─
やっぱ脳死ってだめですわ。
─知っておくと便利な情報─
交換所はガチャを引いて持っていたものと被ったカードを「納税」と交換することが出来る場所だゾ!
「兄さん」というキャラが居て、
話しかけると細かい操作方法だったり有力な情報等色んなことを話してくれるぞ!!
兄さんについて↓
使用できるキャラクターの一人だが、ストーリーを読み進めても獲得することが出来ない。
とある条件を達成すると獲得可能が出来て、秘密のストーリーを見ると兄さんが使えるようになるゾ!
コメント
5件
やべぇ…ッ文才ですか?
The God