本作品はnmmnとなっております。
♡等は非公開でお願いします。
ご本人様とは一切関係がありません。
ご本人様の目に触れないよう、常識の範囲内で、身内間でお楽しみ頂けたら幸いです。
作者は、アーカイブ/ボイスを全て追えていません。それに加えにわかです。
口調等のキャラ崩壊、誤字脱字は優しく指摘していただけたら幸いです。
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泣いてる。弱ってる
エゴサをしていたらふと目に留まったひとつのツイート
《ろふまおって甲斐田がいなかったら完璧なのになwww》
……僕は、配信者だもんね、
こんなことくらい言われるよ……。
あのツイートを見てから3日がたった。
今日はろふまおの収録だ。
あのツイートが頭から離れない……
ガチャッ
「おはようございま〜す」
「あれ、もちさんしか居ないんすか?」
「社長とふわっちはお仕事の関係で遅れるらしいです」
「あ……なるほど」
もちさん珍しく学校の課題っぽいのしてる……
そっか、11月も半ばだもんな……テスト期間か、懐かし……
「甲斐田くん、ここ教えて貰えますか?」
「ぇ……?あ、いいですよ」
「ありがとうございます…!……ここなんですけど」
「えっと……ここは、」
「甲斐田くんありがとうございます。」
「明日からテストなんですけど、この場所だけ分からなくて……」
「珍しいっすね、もちさんってなんでも出来るイメージがあったから」
「僕だって人間です。出来ないことだってありますよ」
「そっか……」
「…甲斐田くん、なんかあった?」
「……ぇ?」
「いや、なんとなくいつもと違うなって…」
「勘違いでしたか……?」
「ぁ、いや……ぇと」
「僕は甲斐田くんより年下ですが、先輩でもあるんです……」
「何かあったら相談してくださいね」
「ありがとうございます。頼りにしてます…」
僕そんなに顔に出てたかな……
もちさんにも気づかれたなら、この調子でいくと察しのいいアニキにはすぐバレる……
……ほら、甲斐田晴!元気出さないと!
ガチャっ
「っす〜」
「ふわっちおはよ」
「おはようございます…!」
ガチャッ
「……!すみません、遅れてしまって」
「社長おは〜」
「お仕事だったんでしょ?大丈夫ですよ」
「そうですね、仕事なら仕方ないですよ」
「しゃちょ〜、それなんすか?」
「これですか?おもちゃのサンプル品です…!」
「……ここがこんな感じで…!」
あ、いつものろふまおだ……
僕はやっぱりこの景色と雰囲気が好きだな…
《ろふまおって甲斐田がいなかったら完璧なのになwww》
……っ、
やっぱり……僕
「甲斐田くん…!?」
「え……」
「どうしたの……!?」
「泣いてるじゃん!」
「ぇ……あ、」
泣いてる?僕が?
「なに、これ……」
「僕……」
「やっぱり何かあったの?」
「いや……ちが、っ」
「ほんとに……僕だけの、事だから」
「僕って、そんなに頼りない?」
「そういう訳じゃ……ないです」
「でも、みんなに迷惑かけるほどのことでもないので……」
「僕たち一緒に活動してるメンバーじゃん。迷惑なんて考えず頼って欲しいんです」
「もちさん……」
「…………、エゴサしてたときに、たまたま目に入ったツイートに…ろふまおに、甲斐田がいなかったら、完璧だった、みたいな事が……書かれてて、それがずっと、頭から離れなくて……それ、で…」
「話してくれてありがとうございます」
「甲斐田くんはろふまおに必要な存在です。甲斐田くんがいるだけで場が明るくなるんです。」
「少なくとも、僕たち4人と、スタッフさんだったり、Dだったり、いつも見に来てくれるリスナーさんは甲斐田くんのことを必要だと思っています。」
「もちさん……ありがと、」
「僕は感謝されることなんてしてないですよ」
「ほら、今日の収録も頑張りましょ。6本撮りらしいですよ…笑」
「社長とふわっちも…!」
もしかしたら、この年下で先輩な彼がこの中で1番〝カッコイイ大人〟かもしれない……
そんな彼だからこそ、ついて行こうと思えるんだ……
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