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「なにしてんの?」____
振り返りたくない気持ちを押し殺して私は彼らの方を向いた。
そこには2人の少年がいた、1人は背が小さくて金髪をオールバックにした少年、もうひとりは頭にドラゴンの刺青を入れた背の高い少年。
「…君たちは?」
真夏の日差しが暑い中、私は彼らに問いた、…いや、ふと考えるとおかしいかもしれない。
今は夏休みだ、蝉の鳴き声がうるさい中やなぜ彼らがここにいる?
私と同じく無法に入ってきたのか?、いや、それはそれとして私も 問題だが。
「きみたちはなんでここにいるの?」
私は質問を変えて彼らに問いた。正直めっちゃ怖い。フェンスに置いた手や足が震えているのではないかと思うくらいに。
「…俺ら?えーと、確か、なんだっけドラケン」
「ドラケン」もうひとりの背が高いこのあだ名なのだろうか、独特なあだ名だと私は思った。
「はあ、?お前が来たいつったんだろ、さっさと帰んぞ」
ため息を吐くように 冷たく言い放ったドラケン…?とやらは振り返り際、私を一瞥して止まった
「…今日はやめておいた方がいい」
「近々この近くで祭りがあるだろ、飛ぶならその後にしろ」
そう言って手馴れたように背の低い子の襟を掴んで去っていった。
変な人達だと思った、見ず知らずの私に忠告して話しかけたのだから、いや、目の前で死なれたり祭りの近い日に死なれたら困るのかもしれない。
でも何故か、死ぬ気は失せて私は屋上の階段を降りた、歩く道中、いつも思っていたことがある。
死のうとして、恐怖心でやめていく度に(なんで死ねないんだろう)と自己嫌悪に蝕まられて死ねないのに死にたいと思う気持ちは強くなっていた、けれど今日は違った、何故か清々しい気持ちで足取りが軽かった。
それから数日後、私は散歩中、とある神社が目に入って導かれるように惹かれるように足を運んだ。
ただ、運が悪かったのか良かったのかまた彼らに遭遇した。
なんなら今日は人数が数人 多い。
「あ!前の、!えーと、名前、、」
「。…薫」
「薫!」
しまった、名前を教えてしまった、、それもどデカい声で名前を呼ばれて肩がビクリと跳ねた。
「おい、声が大きい」
「ごめんて」
背の低い男の子は全然反省していないように口角を上げてニヤリと笑いながら私に近づいてきた。
「俺はマイキー!あっちがドラケンな」
マイキー、、外国の方なのだろうか?、だがそれにしては日本が上手だ、。
「失礼を承知で申しますが、、外国の方ですか?」
マイキーは一瞬固まって肩を震わせて笑った
「あっはは!!…っふふ、ははっ」
(何が面白いんだ…?)
この人は本当声が大きくて周りの蝉が驚いたのかどこかへ飛んで行った。
近所迷惑になると考えたのかドラケンさんがマイキーの頭をはたいて一言謝った。
それから数分後、ひと笑いし終わったマイキーは私を見た、嫌な予感がすると直感的に悟った
「なあ薫っち」
「か、かおるっち?」
「お前さ、東京卍會入る気ない?」
出会って2回目の私を何かのグループに誘うこいつは本物の馬鹿なのかと私は思った。
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I_HA2
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#初代黒龍の総長代理
ぐら🐹💛🐈⬛
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コメント
3件
読了しました🌙 主人公が屋上で「死のう」としてる瞬間に、マイキーとドラケンが現れる流れ、すごく胸にきました。ドラケンの「今日はやめとけ」っていう冷たくて優しい距離感と、マイキーの無邪気すぎる勧誘のギャップが面白い…笑 「なんで♡♡♡ないんだろう」って自己嫌悪してた主人公が、あの二人に出会って足取り軽くなってた描写、じんわりきました。続きが気になります🥀