テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

僕たちは今、僕のお家(本部)なんか比べ物ならないようなバカでっかいビルの前に居ます!

-hotoke-「うわぁー。大きい建物!✨」

見たこともない大きな建造物にはしゃぎまくる僕に向かっていふくんは

If「そうか?ないこの実家の方がでかいと思うけどなぁ笑」

などと言う事を言った。

なんか今とんでもない事が聞こえたような気がしたけど…無視しよ!

ないこ「こーら、そんなにはしゃがないのー!」

お偉いさんとの対談って言うから緊張したのに、なーんだ!いつも通りじゃんか!

ないこ「あ、ほとけっち!建物の中に入ったら、俺の事‘‘ボス’’か、‘‘ないこさん’’って呼んでね!まろは…適当にいふさんでいや」

If 「てきとうて笑」

別に良いけど…どうしてだろ?

-hotoke-「?」

If 「あー…ないこは一応この組織のボスやでー。威厳とか保たんとあかんの!わかった?」

?マークを浮かべている僕にいふくんは…いふさんは❗分かりやすく教えてくれた!

-hotoke-「わかりましたいふさん!ボス!」

ないこ「ん。いい子だね」

サラッ

ないちゃ、う゛んん゛っ。ボスはそう言って僕の頭を撫でてくれた

-hotoke-「えへへ//」

If「そうこう言ってる間に着いたでー。」

お話しながら歩いていたらもう着いたみたいだ

ないこ「わかった。お前らは待機、しょ、…終兎(しゅうと)は一緒に来て。」

あ、側近さんも1人は一緒に来てくれるんだ。しゅうとさん?年は僕と同じか、それより上くらいかな?

終兎「了解しましたボス。」

落ち着いた低音だなぁ、なんだか懐かしい気もする。

モブ1「○○様、irregulardice御一行のご到着です。」

○○「入れて差し上げろ。」

ガチャ、キイィィー、ドンッ。


カツ、カツ、カツ

ボフッ(○○がソファーに座る)

○○「いやァー良く来てくれたね。ほとけくん。まあ座って」

If「…ボス、どうぞこちらへ。」

ないこ「ありがとう。hotoke、お前はこっち。」

-hotoke-「ビクッは、はい!」

ないちゃんに‘‘お前’’なんて、言われた事ないかもしれない。あっても笑いの場くらいだ。

取り敢えず言われた通りにないちゃんの隣に座る。

ストンッモフッ

-hotoke-「!」

モッフモフだぁ✨✨

○○「どうかしたかね、ほとけくん。」

顔に出てたみたいだ、恥ずかしい///

-hotoke-「あ、ごめんなさいっ!すごくもふm…//座り心地が良かったので!」

○○「はははっ、やはり君は可愛らしいねぇ?」

…なんだろう、この感じ。いふくん達に言われるのは嬉しいのに…

If 「…。先ほどご紹介に預りました通り、こちらに座られておりますのが、代表のないこ、私が幹部代表兼代表代理の…」

○○「あぁー。もういいよ。それより僕はほとけくんの事について知りたいなぁ。…ねぇ?」

ニチャァ

-hotoke-「ひっ!」

怖い、怖い!ないちゃんもいふくんもいつもと全然違うし、さっきからこの人は距離が近い…。気持ち悪い…!

ギュッ

だ、い、じょ、う、ぶ

ないこ「ニコッ!」

ないちゃんが相手に見えないよう机の下で震えていた僕の手を握ってくれ、口の動きで僕から不安を取り除いてくれた。

僕のないちゃんはやっぱり優しい

ないこ「失礼ながら、本日はどのようなご用件で?」

○○「ああ、そうだった。率直に言うね。‘‘ほとけくんが欲しい’’」

……ぇ?

ないこ「それは、どういう、」

○○「そのままだよぉ!こんなに可愛い子見たこともない!欲しくなって当然だ!!いくらでも払う!なんなら女も出そう!君達さえ良ければウチの傘下にも入れるよぉ!僕はこれでもここら一帯のボスなんだぁ。悪い話じゃないと思うよ?」

ないこ「…hotoke はうちのファミリーなのですが…、契りを破れと?」

○○「まぁーそうなるね!でも、良いじゃないか!たかがしたっぱ1人売るだけで、こぉんなにもお釣りがくる!安心して!ほとけくんは僕が大事にだいっじに使うよ!」

If「…‘‘使う’’?」

○○「言わせないでくれよぉ笑笑信じがたいがほとけくんは男の子だ。避妊の必要も無いんだから、思いっきり、ねぇ?笑笑」

嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!想像もしたくない!僕がっ!あの人に…?

‘‘ふざけるな゛!!!’’

ないこ以外「ビックゥゥゥ」

瞬間、この部屋が消し飛ぶんじゃないかと思うような怒号が鳴り響いた。 実際、ないちゃん以外は恐怖で声も出せない状況だ。

ないこ「あーあ、やっちゃった。」

まるで慣れているかのようにないちゃんが言い放つ

If 「…。失礼しました。無礼をお許し下さい。」

しばらくした後、先ほどの作ったであろう上品な声色と良く似た、少し怒りの籠った声が聞こえてきたどうやらさっきの怒号はいふくんの物だったらしい。

いつもヘラヘラしてるのに、あんな声出るなんて知らなかったな。

○○「…な、何なんだお前は!?いきなり怒鳴りやがって!俺を誰だと思ってるんだ!!」

酷く動揺した様子で声を上ずらせながら○○がいふくんを問い詰める

If 「ええ勿論、心得ております。色欲狂いのド変態ジジイでしょう?」

…!!

○○「なっ、!」

If 「聞こえなかったか?キメェっつってんだよジジイ!!」

○○「ぉ、おい!そこのお前!こいつを打て!!」

モブ「は、はいぃ💦」

このままじゃ、僕の為にいふくんが!!

-hotoke-「いふくん゛っ!!」

バンッ!

If 「…ったく、、どこ狙ってんだよヘタクソが。」

弾が撃たれたのと同時にいふくんは弾道を読み素早く真上に飛んだのだ。着地のついでにモブに蹴りをかますのも忘れずに

…生きてて、良かった、、。

If「なに?ほとけ。こんなんで俺が死ぬとおもったん?あいにく、お前の旦那様は酷く頑丈なもんで」

-hotoke-「…ばか///」

○○「お前ら!何突っ立ってやがる!!ただのまぐれだろ!?速く殺せ!」

If 「おう、やれや。殺れるもんならなぁ!?」

全面戦争の始まり!……と思ったが。


ないこ「…if。下がれ。」

ないちゃんがこれまで聞いた事のない静かで、冷たい声で止まる事を命ずる。

If「…ないこ?。」

○○「ま、まったく!どんな教育をしているんだお前は!!」

ないこ「すいません。うちの代理はどうも気性が荒いもんでニコニコ」

○○「ほんとだよ!で、ほとけくんの件は!」

僕は、僕はどうなるの…?

If「大丈夫やほとけ。ないこは断るに決まって…!!

ないこ「…この‘‘場所に’’hotokeを置きたいんですよね?」

○○「ああ、その通りだ!」

ないこ「なら、問題ありませんね!!喜んでこの子をこの場に!」

If 「……は…?」

この作品はいかがでしたか?

653

コメント

1

ユーザー

へ、?🐶さん、、?やばいっ、展開が面白すぎてクスッと笑ってしまいました😆続きも読ませていただきます!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚