テラーノベル
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【※この小説はかなり過激な内容が含まれています。過激な表現が苦手な方は見るのをあまりおすすめしません。】
私の名前はシアン。実は、陸で見た人間に恋をしてしまったのだけれど、マーマンである私と人間であるあの方との間には越えられない壁がある。叶わぬ恋だとしても今日も浜辺にいるあの方の姿だけでも見るために陸の方へ行ってみることにした。
「確かいつもこの辺りに…」と水面から顔を出して浜辺を見渡していると
「いました!あそこです!」と微かに聞こえてきたと思うと、上から網が降ってきて捕えられてしまった。一体何が起こっているのだろうか。声の聞こえてきた方をみると、数人の中にあの方も一緒に立っているのが見えた。あの方は人魚を捕まえて何かを企んでいる集団の一員だったのだろうか。その事実に私は混乱していた。
目が覚めると、両手と尾びれのあたりに鎖に繋がれた枷がはめられていて身動きがとれなくさせられていた。すると向いから、ずっと想いを寄せていたあの方が歩いてくる。
「なぜこんなことをするんだ⁉︎」
そう問いかけると、あの方はフッと笑いながら
「美しい人魚を調教することが夢だったんだ」
と答えた。
すると、 いきなり性器を撫でられる。
「っ…!どこ触って⁉︎」
「決まってるだろう?君を快楽に堕とすんだよ」
そう囁かれ、嫌な予感が背筋を流れた。
「私もあなたがとても好きだった!だけどこんなやり方って…」
自分の思いを伝えると、あの方は
「僕は別に君を恋愛対象として見ているんじゃない。ただ調教をして堕としたいだけなんだ」と淡々と答える。その姿に私は恐怖を覚えた。
コメント
2件
おおお不穏な始まり… 調教とか天才ですね!!