テラーノベル
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「晴く〜ん?…って、また自殺しようとしてるじゃん」
恵比寿が晴明の部屋のドアを開けた時、晴明は天井に縄を掛けて椅子に立っていた。
「…また邪魔しに来たんですか?恵比寿先生」
「邪魔って…晴くん本当は喜んでるくせに〜」
「ふざけてます?」
「ふざけてないよ?」
何でも見据えてるような目をした不思議な人。人の知られたくない、バラされたくない事も全部知っていてプライベートにズカズカと入ってくる。
「もう少し道徳心を学んだらどうです?」
「えぇ…?それ失礼じゃない〜?」
それでも、僕にはこれが1番好きだ。
「ん?どうしたの晴くん?」
にっこりと笑った恵比寿先生は僕の気持ちを知っているのか知らないのか、僕にも分からなかった。
「何でもないですよ」
ベットに座ってカッターを出す。
ザシュッ
ベットのシーツに赤い血が飛んで染み込んでいく。
「ッ…」
声にならない声だけが部屋に響く中、カッターを動かく手だけは止めなかった。
辛い、痛い、消えたい。
そんな感情が頭の中で渦巻きながらカッターを深くに刺していく。
どくどくと生暖かい血が腕を伝って僕の膝に垂れていく。
冷たかったカッターの刃は生暖かい血で汚れている。カッターをカチカチと出してもっと深く、切ろうとした。
「なーにしてんの晴くん」
後ろからカッターを持つ手を握られた。
「えびす、せんせ…?」
どうしてここに居るか分からないけど、多分いつもみたいに侵入してきたのだろう。
「…不法侵入として訴えますよ?」
「やだなぁ安倍先生、僕は神様なんだから何でも知ってるし何でも出来る。安倍先生の部屋に入るなんて容易いことだよ」
神様だから、と変な理屈を付けていつもの作り笑いをする恵比寿先生。
その言葉も表情も全部が苦手だとこの人は気づいていない。
「神様って便利な言葉ですよね」
そんなの、本当に居るわけが無いのに。
「あー!またそんな事思ってる〜」
「だって、本当の事じゃないですか」
神様が居たらもっと幸福に、なりたかった。
「ごめんね安倍先生、僕は幸福に出来ないや…」
本当にどうしてテラーやってるんでしょうかね…、別に自分が幸せになるってわけでもないのに。
自分が情けなくなってくる今此頃。
こんな暗い雰囲気だけどねーねさん、お誕生日おめでとう!🎉
コメント
30件
恵比寿先生…もう完璧に晴明君の事好きやん!こんなに晴明君があと一歩の所で来るとかもうさすが神様(?) 親って本当にうざいですよね自分も父親がアル中で○したいぐらいですよ!(^^) 辛くてもここに来てくれて嬉しいです! 体調などにきおつけて下さい🙇 お話し楽しみにしてます!
え!?かのさん!!ありがとう😭😭😭😭😭😭!!親はまじで、かのさんの頑張りとかすごさとか、全く気づいてないのまじなんなん😡😡😡。まじむかつく。自分の心第1でこれからも過ごしてネ!これからもずっと応援してます!
やってること否定されるのは辛いよね…やりたいことをやって欲しいなもう耳を傾けなくでいいからさそれでもなんか言われるんやったら無視決め込むしかない(?)