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蒼月
1,497
ロウの家の前に着くとロウは家の外でしゃがんで座っていた
「ロウ!」
「あ‥‥奏斗さん」
「お前大丈夫?」
「‥‥‥‥多分」
「多分て‥‥とりあえず車に乗って」
「ごめんなさい‥‥また運転させて」
「付き合ってるのにそんな事言うなよ。それにあそこに連れてったのは俺の責任だしな」
シートベルトを絞めるとロウの方をみる
相当怖かったのか手が震えていた
「ロウ、手貸して?」
「え‥‥?」
疑問に思いながらも俺へと手を伸ばす
まだ冷たいロウの手
いつもなら温かいはずなのに
「お前冷たいな」
「奏斗さんが熱いだけじゃない?」
「あの家でも冷たかったけど‥‥大丈夫そ?」
「あの家で‥‥‥‥聞いた足音と同じ気がした」
「え‥‥?」
「俺がさっき聞いた足音」
「そんなまさか‥‥‥‥気のせいかもよ?」
「‥‥‥‥そうかも‥‥な」
でももしそうならロウについて来た
って事だよな?
俺は幽霊とか信じてはないけど
でもロウが嘘を付いているようには見えない
どちらにせよ不安に思っているロウを1人にはしたくない
家に着くと風呂に入らせた
そして時間も遅くなっていたので2人でベッドへと向かう
布団に入ると寝付けないのか、ゴロゴロと寝返りを何度も打っている
「‥‥眠れない?」
「あ‥‥ごめん、俺ソファーで‥‥」
「なんでだよ。そうじゃない‥‥こっちおいで」
「‥‥‥‥‥‥」
こちらを向いたロウの体に手を伸ばして抱き寄せる
そして見つめ合うとロウへ唇を重ねた
「んっ‥‥奏斗さ‥‥」
「怖い事ばっか考えないで、俺の事考えれば?」
「え‥‥?」
「俺と一緒にいるんだから俺の事考えてよ」
「そんな‥‥んっ‥‥あ‥‥」
深く口付けると、それに応える様にロウが俺の舌に擦り寄ってくる
ゆっくりと開いた瞳を見てもまだその奥には不安が揺らいでいる様に感じた
「脚‥‥開いて?」
「‥‥‥‥‥‥」
「もっと力抜いて」
「‥‥‥‥っ」
「もっと俺の事だけ考えて」
「あっ‥‥奏斗さんっ‥‥」
「いいよ‥‥ロウの側にずっといるから」
「んぁっ!あ‥‥か‥‥奏斗っ‥‥」
「ここも‥‥ロウ好きでしょ?」
「あぁっそこっ‥‥!そこダメっ」
「ここダメ?気持ちいいから?」
「分かってるくせにっ‥‥あぁっ、あ‥‥あはっ!」
ロウが眠れるまでしてあげる
朝まで何の夢も見ない様に‥‥
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コメント
4件
わあ、第5話読み終えたよ〜!!😭💕 ロウくん、震えてる手が切なくて…「手貸して?」って奏斗さんが優しく包み込むの、もう尊すぎて胸がギュッてなった…!「俺の事だけ考えて」って言いながら不安ごと全部受け止めてくれるの、理想の彼氏すぎるよ…!!✨ 2人の関係が深まる展開、エモすぎて何度も読み返しちゃった…!続きが気になりすぎる〜!!🌸