テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
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ポピープレイタイムから思いついたパロ
🍌視点
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一歩踏み出すごとに激痛が走る足を、無理やり前に引っ張り出していく。息はとうに切れていて、喉からヒューヒューとおかしな音がする。
後ろから足音が物凄い速度で迫ってくるのが分かる。恐怖で頭と体がどうにかなってしまいそうだ。
ここはゲームの中、そして、俺はここに閉じ込められている。
全ては、僅か数十分前。
家のチャイムが鳴って扉を開けると、知らないゲームが届いていた。頼んだ履歴も記憶もない。本来居るはずの配達してきたらしき人はおらず、荷札に会社名も書かれていない。
警察に…と行きたかったが、せっかくなら…と好奇心が勝り、丁寧に梱包されたゲームを取り出した。部屋に戻って早速起動してみる。”town”それがこのゲームの名前だった。安直すぎない…?とは思ったが、気にせず進めていく。キャラクター選択画面を開いた瞬間、体が凍り付いた。
「ぇ……なんで…?俺のキャラクター…」
キャラクターは一つだけだった。俺の……おんりーのキャラクター。使用許可を出した覚えもないし、そんな話は聞いていない。
著作権侵害?盗用?どちらにせよドズルさんかネコおじに報告しなきゃ。
報告と内容確認の為に、震える手でキャラクターの決定ボタンを押した。
……次の瞬間、視界が真っ白に染まった。目を光に慣らして、ゆっくり開く。
目を開けるとそこは病院のような場所で、外は大雨。時々、蛍光灯が点滅していた
目の前にあった病院には似つかわしくない洋風の扉を開ける。
扉の先には大きく開かれた目と歪に孤を描く口元、そしてとにかく大きい。…一言で言うなら化け物。そんな何かが居た。某ホラーゲームに出てくるような姿をしている。
体が硬直した。ゴクリと喉が鳴り、嫌な汗が噴き出る。
脳が警鐘を鳴らす。『今すぐここから逃げろ』とでも言うように体中が鳥肌を立たせた。
足が竦んで一歩も動けない。頭がくらくらして気持ち悪い。異物が喉の奥からせり上がってくる感覚がする。
化け物は鼻をフンフン鳴らしながらこちらに近づいてきていた。一歩、二歩…と進めている。視線がかち合う。もう目と鼻の先に、そいつは居た。
『ギャア”ア”ア”アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア”ア”ッッッ!!!!!!!!!』
悲鳴ともつかない咆哮を、化け物が上げた。頭の奥にまで響いてきて、鼓膜が破れそうだ。確実にこちらに敵意を向けている。
頭が、体中が震えた。気づけば俺は、化け物を背に向けて走り出していた。
ここから、地獄は始まった。
Next…♡100
コメント
1件
うわあああ第4話まで読んだよ…!!😭💦 もう冒頭から緊張感が半端なかった〜!! 「足音が迫ってくる」とか「化け物が咆哮する」シーン、想像しただけで心臓バクバクしたよ…!! ゲームに閉じ込められるって設定、めっちゃツボなんだけど…!? しかも自分のキャラが勝手に使われてるの、マジでありえないし怖すぎる!! 続きどうなるの!?ポピパロの世界観がドンピシャで好きすぎる!!💕 あをいろ先生、これからも追いかけます…!!✨