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もう最高すぎます、
続き楽しみです 初見でしたがとても良かったです!(≧▽≦)
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「」… 剣持刀也
『』… 剣持、モブ以外の登場人物
【 】…剣持の家族
« » … モブ
[ ] … 幼少期の剣持刀也
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side_剣持
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昨日は楽しかった
でも、それ以上に、今日は最悪な日になるかも、
今日は家族に会わなければ行けない日だ。
でも、妹だけは、普通の兄弟として、家族として
接してくれる。
だからロリコンなのか…、?
だけど、それを母と父は良く思っていない、
妹も、親には逆らえない、
だから、あまり妹は話せない。
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家族との待ち合わせの駅。
いつも通り30分前から待つ、
待ち合わせの時間に近づけば近くほど不安になる
怖い、慣れたはずなのに
まだこんなこと思ってる。
待ち合わせの時間から13分後、家族が来た。
母と父と妹。
母と妹が居るということは、後から何処かに遊び
に行くのだろうか。
話す事なんて無い、それに今日の目的はそんなん
じゃない、
そして、近くの建物の裏の方に、
父と僕だけ向かった。
僕はカバンから、厚めの封筒を、父に渡すと、
直ぐに封筒を開き、中にある札束を取り出した。
枚数を確認した父は僕に文句を言ってきた。
【なんでこんな少ないんだ】
【お前は今まで誰に育てて貰った思ってるんだ】
そんな事言われても、足りない物は足りない
僕が稼いだお金の8割、それでも足りない。
もう何を言っても聞いてくれない
だから、今ある財布の全額を出し、
父に渡した。
ざっと1万円ほど、
そんなので許してくれないだろう
そう思ったが、少し落ち着いてくれた。
その後、父は家族の所に戻り、解散した。
明日は配信でもするか、なんて考えていると
自分の持ち金が無いことを思い出した。
これじゃあ歩いて帰るしかない
生憎、電車のカードなどは家に置いている、
タクシーなんかで来なければよかった。
そもそとなんでタクシー出来てしまったのだろう
そんなことを考えていても無駄だと悟っていても
頭の中にはそんな思考がよぎった。
仕方なく、歩いて帰っていると道端で、聞き覚え
のある声が、自分を呼んでいるのが聞こえた。