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狂ってしまう愛_

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狂ってしまう愛_

3 - 第3話唯一の不満

2024年06月13日

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(あ~…やっぱり眠いなぁ……)

「…って…ダメダメ!は~くんの為にご飯作らないと…」                                    

僕は獅子野陸 同性愛者だ。余り良いイメージを親に持って貰えてない。

最近は不眠症ってお医者さんにも言われちゃった…

コンコン

「は~くん朝だよ、起きて」

彼氏の覇琉と2人で住んでいる。

皆が思う裕福では無いけど…周りよりは裕福かな…?

「ん……いい匂い…」

「えへへ、得意なパンケーキを作ったよ!」

「下降りて来てね」

「うん。」

彼氏のは~くんは軽度のうつ病で精神科に通っている。

「りく~……降りてきたよ。」

「あ、おはよう!椅子座って食べよ!」

「ん…」

ガタ

2人「いただきます!」

「あ~ん!ん~!!!美味しい!」

「どう?は~くん!」

「うん。相変わらず美味しいよ」

「ほんとにリクは料理上手だね」

「えへへ~!」

(最近嗅覚が戻ったのかな。)

「ねぇ、最近どう?嗅覚とか戻ってきた?」

「ん…?あ~…うん。匂いも味も分かるよ」

「そっか!良かった!」

「りくは?」

「…え?」

「不眠症でしょ」

「紙…見た?」

「見たも何もテーブルに置いてあった。」

「そっか。」

「あ、僕仕事行ってくるから、家に居てね」


「いつか言おうとはしたけど…」

「ん?どうしたの獅子野くん」

「あ、社長。なんでもないですよ」

「そっか。まぁいつでも頼って大丈夫だからね」

「あ、連絡交換する?」

「え?あ、大丈夫です…」

スタタ

会社はブラックと言うよりはホワイトだ。

けどパワハラとかセクハラとか強引なとこは直して欲しい。

皆ホワイトってだけで面接に来たけど採用されてもパワハラ、セクハラ受けて辞めてくんだよなぁ…

(社会って難しい)


「定時なのでもう上がりますね。」

「あ、陸くん、社長が呼んでたよ」

(うっ、まさか…ね……)

「分かりました、ありがとうございます」

ガチャッ

「社長遅くなってすみません。」

「あ~獅子野くん!待ってたよ」

「その、お呼びの用件は」

「あ、この間新人が来たでしょ?その子の歓迎会をするから今日空いてる?」

「何度も言うんですけど僕にはッ…」

「それじゃ、8時○○駅に近い居酒屋に来てね」

「それじゃ」

「あっ…ホントに自分勝手すぎる…」

(行かなかったら怒られるし…それに給料減っちゃう…)

「とりあえず、は~くんに連絡しよ…」

狂ってしまう愛_

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