◤◢◤◢注意◤◢◤◢
・太中
・妄想注意
中「……ん、ぁ?」
目が覚めると其処は清潔感のある、知らない天井。消毒の匂いが微かに香る。
『ッガタンッ!』
……椅子が倒れる音がする。
太「……ちゅうや?」
太宰が驚いたように俺に向かって云う。
太「!ちゅうや!中也だよね!?ちゃんと……」
中「ん?ああ、大丈夫だ。俺はちゃーんとポートマフィアの中原中也だよ」
太「あ〜、よかった……」
太宰が泣きそうな声で云った。
中「……心配すンなよ、馬鹿」
太「今馬鹿って云った?!」
中「ん?ああ、云ったぜ?」
太「ッ〜〜こんっの馬鹿狗!!」
中「あ”ぁ”ッ?!」
太「……ほんっとに」
急に声音の変わった事に中也は直ぐに反応した。太宰が中也を抱きしめる。強く。強く。
太「戻ってきてくれて……有難う…!」
太宰の瞳から沢山の大粒の涙。こんなに泣いている太宰を見るのは初めてだった。
中「……ただいま」
_____俺も抱き締め返しながら太宰にしか聞こえない声で応えた。
中「……おい」
太「……ヒグッぅ…」
中「なぁ……ッ」
太「うぅッ……ヒグ」
中「…………」
太「……ぅ(ポロポロ」
中「あぁ!!」
太「ビクッ」
中「……何時まで泣いてんだよ」
……この言葉は傍から見れば馬鹿にしているように見えるだろうか。否、これは中原中也の中では必死の気遣いであった。その事を太宰も察したのか…
太「……うん、やっとね。今泣き止んださ」
太「……ねぇ、中也」
「君が目覚めたら、伝えたい事があるんだ」
……やっと伝えられる。やっと、答えを聞ける
太「…わたしと付き合ってください」
中「……え?な、急に……?///」
太「……わたしは本気だよ」
太「……君のなんだかんだ云って優しい所とか。こんなわたしと初めて接してくれたし真夏の青空を全て詰め込んだみたいな瞳も凄く綺麗で大好きだs「あーわかった!わかった!///」
中「ッたく///」
中「ーーよ、」
太「え?」
中「〜〜っいいよ///」
太「〜〜〜!!本当に好き♡」
中「ハートつけんな気持ちわりぃ!」
太「酷い!!」
____……嗚呼、全くわたしは馬鹿だ。
色々中也は整理したい事とか心残りとかあるだろうに。
わたしばっかりこんな幸せでいいのだろうか?
否、きっと幸せなのはわたしだけじゃないんだよね。
君は喪失、僕は愚か者。𝑒𝑛𝑑
コメント
9件
え?付き合うだけでいいの?我々は結婚までを望んでるy((殴 だざさんかわいいな、ちゅやも可愛いな、みんな可愛いな
太宰てぇてぇなぁっ!!泣いてるとこも好きよ!!!!!!!!!!()らぶ!!!!!!!!!