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みなさまこんにちは!
突然ですが質問させてください。
みなさまは普通に過ごしていたら、怪物が突然と目の前に現れたらどうしますか?
えっ?何でそんな事を聞くのかって?
はっはっはっ!だって…今!
私 「いやー!゛誰かー!゛」
この世界では魔法をつかえる人達がいる。もちろん私も使えますよ!
でもね?でもさぁ!私弱いのよー!
あのー!神様ー!お願いだから助けてー!
??? 「大丈夫ですか!?」
私 「えっ?あっ!ありがとうございます😭!」
??? 「いえいえ!初めまして、僕は天翔です。宜しくお願いします!」
私 「天翔さんですか!私ちびって言います!気軽にちびちゃんでどうぞ!」
天翔さん 「ちびちゃんさんですね!」
私 「ぬ!?ちびちゃんさん!?」
天翔さん 「宜しくお願いしますね!」
私 「天翔さん!ちびちゃんが名前じゃないですよー!」
天翔さん 「あれ!?そうなんですか!?失礼しました!」
私 「面白いので良いですよ!今日からちびちゃんさんですね!」
どうやら話を聞くと、天翔さんは僧侶でありながらも魔法使いと言う
超超チートイケメンでした。
いやーおっそろしいですな!はっはっはっ!
いやこれは笑い事じゃあねぇな…
雑談は置いといて…
まぁこれから仲良く出来たら良いなって思います♪
私 「天翔さんはいつから魔法使いになったんですか?」
天翔さん 「そうですね…2年前からですね!」
私 「かっこいいですなぁ〜!良ければ私に魔法を教えてくれませんか?」
天翔さん 「僕で良ければ良いですよ!まず魔法はイメージすることが大切です。炎系なら
熱い気持ちで発動すると良いかもしれませんね!」
私 「なるほど〜!それじゃあやってみます!えいっ!」
私 「あれっ!?どっかに飛んで行った!?」
私 「えっ?あれ?天翔さん…って…!」
天翔さん 「痛たた…」
私 「て、てててててて、
天翔さん 「大丈夫ですよ!僕こそすみません!」
私 「うっ…うっ…(T ^ T)コントロールヘッタクソでした…」
天翔さん 「もしかしたらちびちゃんさんは回復魔法の方が得意なのかもしれませんね!」
私 「なぬ!?」
天翔さん 「回復魔法ならコントロールがブレる事も無いので!」
私 「天翔さん…私はですね…敵が許せないのですよ…一般市民を巻き込むなんて
冗談じゃありませんわ…ですから…みなさまを守る為にも!天翔さんを!」
天翔さん 「僕を…?」
私 「いや…何でもないです!とにかく!私は魔法を覚えて!世界に光を
齎すのです!」
天翔さん 「ふふふ、やっぱり良かったです♪声を掛けてみて」
私 「えっ?」
天翔さん 「良ければまた会ってくれませんか?」
私 「はい!必ずお会いしましょう!」
2年後
あれから天翔さんに会っていません。
突然と現れて私を助けてくれた彼は何者なんだろう。
「良かった」ってどういう意味なんだろう。
私の住んでいる街には天翔さんらしき人は見当たりませんでした。
住人 「大変だー!光の魔法使いが!光の魔法使いが!」
私 「ど、どうしましたか!?光の魔法使いって誰ですか!?」
住人 「おー!ちび!アンタ光の魔法使いを知らないのかい!?」
住人 「あのお方は世界に愛された魔法使い様だよ!天翔って聞いた事ないかい!?」
私 「えっ?天翔さん…?」
聞いたことがあるくらいじゃ収まらないくらい、関わった事がある。
天翔さんは私を助けてくれた命の恩人だから。
私 「そ、それで!天翔さんがどうかしたんですか!?」
住人 「それがケルベロスにやられて、魔王に連れ去られたらしい!」
住人 「どうするんだい!?このままじゃ世界が魔王の手に…!」
私 「私が行きます!」
住人 「何言ってるんだい!アンタじゃ荷が重すぎる!」
私 「それでも見捨てる訳には行きません!」
住人 「…分かった…火山の方に魔王城があるよ。頑張りなよ!」
私 「はい!」
火山付近
私 「此処か…天翔さーん!ちびですよー!」
私 「うん…?犬?」
私 「ケルベロス!おいお前!天翔さんを返せ!」
私 「ちょっと!火吹いて来たんだけど!?仕方ないなぁ…今ならコントロールが
ブレても問題ナッシング!!喰らえ!」
私 「はぁ…はぁ…何とか倒せた…よし!魔王城に行けば、天翔さんが居るはず!」
魔王城
私 「天翔さーん!何処ですかー!」
魔王 「ようこそ魔法使い、どうやら光の魔法使いを探している様だな…」
私 「おいお前!天翔さんを何処に連れて行った!?」
魔王 「居るだろ?此処に、やれ!」
「はい…」
私 「うわっ!」
私 「天翔さん?」
魔王 「フハハハハ!コイツは私の道具となった!さぁ!光の魔法使い!馬鹿な
魔法使いを焼き払え!」
天翔さん 「はい…」
私 「天翔さん!こんな奴の言うこと聞いちゃダメですよ!天翔さんは優しい人
ですよ!誰かを傷づけるなんてダメです!」
天翔さん 「魔王様の為…」
やばい…体力にも限界がきてる…天翔さんはやっぱり強い…威力も魔力も段違いだ…
でも天翔さんは言ってた。
天翔さん 「時にはムキになって戦う事も大事ですよ!力任せも侮れませんからね!」
だったら…私に出来ることはこれだけ!
私 「天翔さん!貴方は言っていましたよね!力任せも侮れないと!だから!私の
得意技のゴリ押しで戦います!魔法使い全員が頭を使う事が得意だと思うなよー!
うぉおおおおおお!気合いじゃー!」
天翔さんは素早く技を避ける。
天翔さん 「キュアー…」
私 「なぁ〜!天翔さん!回復魔法はずるいですよ!インチキだ!」
私 「ギガー!回避! こっちからもういっちょ!私のお気に入り!」
天翔さん 「左から来る…右に避ければ良いだけ…単純だな…」
天翔さん 「なっ…!?」
私 「喰らえ!ほうきアタック!」
私は天翔さんの身体にほうきを打ちつける。そしてその衝撃で魔法に当たる。
天翔さん 「グハッ!」
私 「ふぅ〜!上手く行った!」
天翔さん 「お前みたいな…馬鹿に…私が…うっ…」
私 「天翔さん!?気絶してる!?一度宿屋に退避ー!」
天翔さん 「…あれ…?此処は…僕…ケルベロスに…」
私 「天翔さーん!うわーん!良゛か゛った゛ー!」
天翔さん 「ちびちゃんさん…あの…ごめんなさい!僕のせいで!」
天翔さんは慌てた様な顔をする。
私 「大丈夫ですよ!問題ナッシング!」
私 「えっ?」
天翔さん 「僕のせいでちびちゃんさんが傷付いたなんて耐えられないんです…」
私 「…天翔さん、もし不安に感じたら、生命の泉に来てくれませんか?そこで待ってますね!」
天翔さん 「えっ…?」
生命の泉付近
天翔さん 「あの…ちびちゃんさん…」
私 「天翔さん、私ずっと待ってました。2年間会えなくて、寂しかったです。
だから、また会えて、本当に嬉しいんです。傷ついてなんていませんよ!寧ろ起きてくれて
ありがとうございます!!また一緒に居てくれませんか?私弱いしバカだけど!」
天翔さん 「僕で…良いんですか?」
私 「はい!天翔様!」
天翔様 「えっ?天翔…様?」
私 「尊敬と愛を込めて天翔様です!これから神友ですよ!」
天翔様 「神友…ですか…?」
私 「私の最上級の友達です!!」
天翔様 「…やっぱり、出会えてよかったです♪」
私 「私もです!これからまた一緒ですよ!さぁ!魔王討伐頑張りましょう!」
天翔様 「はい!」
二人が魔王を討伐し、世界を平和にするのはまた別のお話し。