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蒼い輪廻の惑星へ

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蒼い輪廻の惑星へ

8 - 心の中が騒がしい(本編ではないです)

♥

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2025年08月27日

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はい。案が思いついたので!!

羽ゲンゲン羽!!!!!


(主、本編描くの本当に鬱状態&多忙でかけてない…暇つぶしになっていってしまう…この前六千文字描いたから許して…)


地雷の方は避けてください…



今回、モブの方に襲われてしまった羽京さんです。本当に一瞬手を引っ張られて床ドンされるぐらいです。









羽京視点だよ


羽京(あ、蝶々、綺麗だな〜…


羽京(……


今、ゲンと待ち合わせをしている


正直、心臓の音が鳴り止まない。それを蝶々に指先の高鳴りで伝わってしまうくらいに


この後一緒に星を眺めよう、なんて


デート!!思いっきり!!!


…勢いのあまりキャラ崩壊してしまった


話と時を戻してみたら…落ち着く、かも?





仕事をしていると、またいつもの様に暇人メンタリストのゲンが来た


ゲン(暇人はちょい余計でしょ…ドイヒー!


時間はいつもの昼間。太陽が頂上へ登り切っていたこの時は、彼の笑顔にとても似合っていた。太陽が似合う彼が心底好きだった。


ゲン(今日の夜暇?羽京ちゃんは!


羽京(勿論暇じゃないよ(絶望顔


ゲン(ジーマーで…?今日スーパームーンの日だから、皆見るって言ってたよ〜?しかも俺!結構穴場な所見つけちゃったのよ!


確かに、職場でそんな話を聞いた様な気が


羽京(じゃあ、休もうかな…今日ぐらいは


ゲン(ま、まじ〜…、?いやぁ、なんか申し訳ない感じするけど〜…大丈夫なの?


羽京(あはは、どっちにしたいのっ?


口癖のジーマーもない素のびっくりに、新しい面を見れて嬉しい。という気持ちが滾った


ゲン(そ、そりゃ、来てほしい…リームー!仕事はちゃんとしてきてっ!!


羽京(あはは、やっぱり…ゲンとの時間は大切にしてたいんだ。仕事は最初からちゃんとしてくるつもりだよ。


ゲン(!


羽京(僕、ソナーマンだったから、潜水艦だし、甲板に立って月を見るなんてした事なかったんだ


羽京(だから、今夜楽しみにしてるよ。教えてくれてありがとう、ゲン。


ゲン(お褒めに預かり〜でも何も出ない♪





ゲン目線だよ〜


羽京ちゃんを…デートに誘ってみた!!!


いやいやいや、この前のと以前からの積み重ねで誘っても良いぐらいに好感度上がってると思ってるけど…


どうしても、羽京ちゃんの前だとヘラヘラメンタリストが発動してくれないのである


詳しく言うと、こんな時どんな気持ちよりかも、どうしたら喜んでくれるかな、どんな顔してくれるかな…と思ってしまったり


太陽と光る彼が、どうしても眩い光を放って見えた。黄色い服を纏った彼には…




どうしても、見惚れてしまうのである




この気持ちの名前なんて知らない。



でも、別に無くたって俺たちに関係ない、




よね?




羽京目線だよ


あ、あそこにいるの…同じ部署の先輩だ


う〜…ん。あの人苦手なんだよなぁ…こんな事考えちゃだめけど、通り過ぎないかな…


先輩(あ、羽京くんじゃん。何してんの?


この、怒気を含んだ声が他の人も嫌いだって聞いた事あるけど…


羽京(あ、先輩。今友達と待ち合わせしていたんです。


人を嫌いになっちゃいけない様な気がする


先輩(いやいや…仕事わざわざ切り上げる程の友達〜?


…は?


先輩(俺は帰る所。羽京お前仕事ちゃんと終わったの?


羽京(ま、まぁ一応…


というか…先輩というよりただの年上で僕が本当は先輩のはずなのに。何か言うつもりはないが、何でも捻じ曲げる所が嫌いだ。


そして、ゲンを馬鹿にされた所が好きにはなれなかった、平和でいたいのに。



先輩(でさ、ちょっとこっち来れる?


手を差し出してきた。…断るとどう叱られるか分からない。行くしかないか、?


羽京(あ、はい。


先輩(バッ(引張


手というか腕を思いっきり引っ張られ、何処かへ向かっていく。姿勢が姿勢なので、耳でしか判断出来ない


元々周りが森だが、更に茂みの中に入って



先輩(ドサッ


と、僕を地面に倒れ込ませた


先輩(へ〜…結構力弱いんだね


羽京(先輩…?どうしたんですか?


先輩(俺、実はゲイなんだよね


は?




それに何の意味が







僕、犯されるのか






羽京(いや、え?嗚呼…そうなんですか?



先輩(ハテナだらけの顔だね…可愛い。



顔を手でスリスリと触る。気持ち悪いが爆発する仕草。…ゲンなら良かったのに


羽京(何ッ…して、るんですか…



先輩(だけどさ、この前ゲンって奴とキスしてるのみちゃってさ


は?


先輩(いっつも指導してる俺の言葉なら、分かるよな?


甘くなる声、それに反する言葉の重さ


僕の顔は、誤魔化し切れない程に崩れた。


それでも顔はニコニコの先輩に酷く気分が



僕の吐き気を催した



つまり、僕を脅して犯したいのだ。自分の事を指導していると棚に上げて…


羽京(先輩、ッやめて下さい!!


顔が近付いてきた…地獄から這い出る様に…


先輩(先輩にそんな事言っちゃう口は


先輩(塞いじゃうね♡


ハートマーク、というよりはぁと、と言った気持ち悪さを言葉にさえしたくない言葉



この先輩と話したくない




もう全部任せてしまおう…




これで、全て丸く収まるなら




早く、早く終わらせてくれ


ゴミみたいな思想に任せて目を閉じると


先輩(やっと、俺のに…なってくれるんだね。嬉しいよ。羽京…♡


ゲン(”ムリ”に決まってるでしょ



僕の口を塞いだ彼は




僕の涙を溢れさせた彼は




間違いもなく、ゲンだった



ゲン(羽京ちゃんが、誰の物って???


ゲン(羽京ちゃんは物じゃない。わかる?


先輩(誰だおまッ


司(…うん。ゲンと来て本当に良かった。


ゲン(メンタリストの勘大当たりだったね♪


先輩(は!?羽京、お前司と知り合いなのかよ!?


ゲン(その”お前”って、やめてくれない?


ゲン(不愉快。マジで。


司(初対面ではあるが、明日から一緒に償っていこう。よろしくね(ニコニコ


先輩(いや、あは…な、何もしてないですよ〜あはは、ちょっと倒れ込んじゃっただけで、なぁ羽京?


羽京(え、…


気持ち悪い。心の底から思ってしまった。


人間は単純だ。平和主義など謳っていたのにも関わらず、この人間に憎悪を抱いた


羽京(…ゲン、


ゲン(ん?どしたの羽京ちゃん


羽京(ここから…僕を何処かに連れて行って


羽京(この人を全て…忘れてしまう程遠く


ゲン(!


司(じゃあここで二手に分かれよう。


ゲン(うん♪ありがと司ちゃん!


ゲン(羽京ちゃん、俺ここ以外の穴場知ってるからっ!行こっか!



先輩(ッ待て待て!俺は何もしてなーーー


ゲン(…ッね((


羽京(さっさと退いて…不愉快だ。


先輩(羽京…!?!?


司(ほら、早く筋トレしに行こうか。君を一人前の人間にするよ


先輩(俺は先輩だぞ!あの有名な会社のな!今羽京に告白して、夜月をーーー


司(それ以上言ったら…うん。君に手加減が出来なくなってしまうかもしれないね。


先輩(カヒュッッ…(黙


ゲン(羽京ちゃん、たてる、?


羽京(…(顔振


ゲン(そかそか、じゃあおんぶしてくね♪


今は…甘えてたい


羽京(うん…


ゲン目線よ♪


羽京ちゃんにあんなに怖い思いさせてしまった。


平和主義だからって、何でも我慢して丸く収めちゃう羽京ちゃんがゴイスー心配だった


ゲン(今は笑っていたい?泣いたままでいても全然大丈夫よ


羽京(こわい、んだ


ゲン(うんうん、そうよね


羽京(最初から、全部大嫌いだった


羽京(でも、嫌いになったらダメだった。平和なのに僕の我儘で、変わってしまうから


ゲン(羽京ちゃんまで、自分を物扱いしちゃダメよ


羽京目線だよ



あぁ、優しい


暖かい月夜に、二人で


倫理観さえもおかしくなってしまった僕に



優しいゲンが乱反射している夜を、


どう愛したら良いのか


羽京(ゲン、


ゲン(どしたの?もっと話しとく?


羽京(さっき、先輩にされた事。


羽京(ゲンがするなら、別に良いと思えたんだ。ゲンにキスされるなら、別に。


ゲン(ジーマーで、?


羽京(ゲン、耳赤いよ。(微笑


ゲン目線よ〜♪


そう、へにゃりと笑ってそう言った。


何か言う前に、行きたかった場所へ着いてしまった。


紺碧の海と空達に、星が見境なく降る今日


夜に月なんてロマンチックだね


と、羽京ちゃんならそう言うと思いつつ、


ゲン(降ろすね♪


羽京(…うん


屈託なく笑う羽京ちゃんを、


誰にも渡したくない…それに羽京ちゃんを


穢されでもされたら俺おかしくなるかも。


羽京(…へっ…?


ゲン(え?なんかあった?


羽京(いや、独占欲強いね


ゲン(え?!心の声でてた!?


絶対に今日は甘やかしてあげたいとか思ってたのに



ゲン(ごっ、


羽京(ごめんねとは言わないで。


羽京(今は、月を見ていたい


ゲン(…綺麗な夜、よね


羽京(うん。


羽京目線だよ


ザザン…と、波の音が静かに聞こえる


海が好きだ


果てしなく遠い、自分では到底数え切れない生命が、気遣う事なく食べて食べられて。



そんな場所が、僕は


羽京(…大好き。


ゲン(えっ、、??


羽京(あ、いやいや違くて、海が!


ゲン目線よ♪


こんな小さいことでも、心の臓が高鳴る


羽京(もう海の魚達には、覚えもない程の時間が経ってしまったけど


羽京(幾らゴミが捨てられていたとしても、僕はそれを拾ってでもこの海に…何億年でもずっと笑っていて欲しい。それぐらい好き


ゲン(…俺も好きだなぁ。綺麗で


羽京ちゃんが。


羽京(また、ソナーマンになってみたいな


ゲン(えぇ〜?じゃあ俺も♪


羽京(ふふ、ゲンと一緒に居たら、きっと楽しかっただろうね


ゲン(かった、じゃないよ。羽京ちゃん


過去形になってしまった言葉を、


ゲン(ずっと、これからずっと!俺は羽京ちゃんと一緒になる覚悟は出来てるよ…!


進行形にしたくて


羽京目線だよ


羽京(絶対、ダメだよ。ゲン


ゲンは、僕の本当を知らない


どれだけ吐き出しても…どうしても言えない残りがあって、君に見せられない程の醜い物がずっと心の中に溜まってて


それを言葉に出来なくて、


芽吹き出す、僕の春は


どうしても、今の僕の心には季節外れだ


羽京(ゲンには、もっともっと、良い人が


ゲン(羽京ちゃんは自分を好きになって良いんだよ


ゲン(羽京ちゃんの事、例え誰が好きじゃなくても、好きで良いんだよ


ゲン(良い人なんて、羽京ちゃんしか居ないの


ゲン(それが俺の今の気持ち


ゲン(全部は吐き出せない俺の気持ち。


黒い眼のふと光るその奥に魅せられて


僕の春が、あっさりと咲いてしまった



嗚呼、もう!


羽京(ゲン、君ってやつはっ!


ゲン(メンゴメンゴ〜笑


肩をぐりぐりして、笑い合った


夜の星々が、祝福しながらも


二人を宵闇へ深く沈ませてゆく









あとがき


マッジすいません…次は本編描きます…

今回の話にも時間かかってるしで本当にアンチの方が来てしまうのも納得理由過ぎる…


リクエストお待ちしてます…遅筆ではありますが描きますので…是非是非


ーではまた次回ー

蒼い輪廻の惑星へ

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