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ゾム「ユタイズ!なんでお前がおるんや!」

ゾム「それに俺の主人って、 どういうことや!」


ゾム(なぜコイツは俺だと分かった?)

ゾム(コイツは何故……)


予想外の状況に、頭が上手く働かない。


第1王子「クックッw…状況が読み込めていないようだな」


第1王子「俺は今、最高に気分が良い」

第1王子「特別にゆっくり説明してやろう」


第1王子「まず、なぜ俺がここにいるか」

第1王子「この家は息子がいないらしくてな、ここの当主が5年前に俺を買って、俺を第1王子として息子にしたんだよ。」

第1王子「…ここの当主は街の人から随分好かれていたらしいがな」


第1王子「今では裏で息子に政権を握られた、唯の老いぼれだ」

第1王子「クックッw…愚かだよなぁ!拾ってきた子に全て奪われるなんてw」

ゾム「…ってめぇ!」


コイツの相変わらずのクズさに手に力が入ってしまう。


第1王子「おっと…、手は出すなよ?」

第1王子「仮にもお前はメイドなんだ。」

第1王子「この国の王子に手を出したとなればお前の首が飛ぶぞ」


第1王子「それに、お前はあの国の幹部になったらしいじゃないか」

第1王子「その事がこの国の連中に知られれば、お前だけの問題じゃない。」

第1王子「国を巻き込んだ戦争になるぞ?」

ゾム「っ……!」


ユタイズは俺の顔をニヤニヤと見ながら話を続ける。



第1王子「そして、俺がお前の主人になる。」

第1王子「それはそのまま意味だゾム。」

第1王子「現に、お前は俺の出した募集の張り紙にエントリーしただろう?」

ゾム「俺は、お前のメイドになるなんて応募してへんで」

第1王子「確かに俺はメイド募集と出した。」

第1王子「しかし、それは建前だ。」

第1王子「ゾム、はメイドになるんじゃない」


ゾム(!)


第1王子「殺し屋に戻るんだよ!」


ゾム「…っ何を言って!」

第1王子「ゾム、君がこの屋敷に来たのは偶々ではない。」

第1王子「君は、誘い出されたんだよ」

第1王子「君を誘き出すための俺の罠でな!!」

ゾム「!?」


※ここから、第1王子の性格が変わります


俺はコイツに踊らされていた。それは、 唯々不味い料理を食わされるよりも、誰かに悪質な嫌がらせを受けるよりも虫酸が走る最悪な事。


そして、俺は今日までまんまと、このゴミクズに踊らされていた。その事実は 俺の心を突き刺し、深くダメージを与えた。



ゾム「………」(ユタイズを睨む)

ユタイズ「………。」

ユタイズ「ふはっw!いいよゾム!その怒りに満ち溢れ、俺を今にでも殺しにかかりたいという顔!」

ユタイズ「待てを命じられた駄犬みたい」

ユタイズ「はぁ~♡もう好き//♡! 」                   (うっとり♡)

ゾム「チッ……」

ゾム「………」

ゾム「………いつからだ。」

ゾム「いつからお前は俺を見つけていた」


ユタイズ「最近、同盟国会議がwrwrd国であったんけど」


ユタイズ「会議室に向かう道中で君があの国の連中と鍛練している姿を見たんだ。」


ユタイズ「あの時俺は運命を感じた//!」


ユタイズ「ゾムと俺は切り離せない存在なんだって!」


ユタイズ「そして、決意したんだ」


ユタイズ「絶対ゾムを手に入れるって!」


ユタイズ「だからまず俺は、wrwrd国で騒動を起こした。」


ユタイズ「そして、その騒動はG国の反逆だと調査に来るよう仕向け」


ユタイズ「街へノコノコと調査に来た君を、メイド募集中という張り紙で屋敷へ招いた。」


ユタイズ「僕の命令ならなんでも通るこの屋敷内でメイドの君は主人に逆らえない!」


ユタイズ「そうなれば、君だって簡単に手に入れることができるんだ!」


ユタイズ「フフフッw……、ハハハッw!!」

ユタイズは高揚した様子で不適な笑みをみせた。


ユタイズ「……でも、こうも簡単に罠にはまるとは………」


ユタイズ「あっ!もしかしてゾム、アイツらとお友達にでもなったの?w」


ユタイズ「どうせ、アイツらもお前を友達なんて思っていないよw」


ユタイズ「お前に仲間なんて出来ない。」


ユタイズ「忘れたの??  所詮君は最強の  でしかないんだから !」


ユタイズ「ねぇ、俺の駒に戻ってよ!」


ユタイズ「あんなゴミといるよりいい暮らしさせてあげるからさ!ね?」


ゾム「………チッ」


…反吐が出る

友達?仲間?そんなもん、気色悪いだけや

駒だって?そんなこと、言われなくても分かっとる!

せやけど、お前みたいなゴミクズに言われると余計に腹が立つ!

お前の元に居たくないから逃げたんや!

お前にだけは、俺の人生を預けたくないんや!

そう思いが沸々と煮えたぎる。


ユタイズ「…ふふっ、なんかゾム、弱くなったねw」


ユタイズ「けど、安心して?ちゃんと駒として使えるように鍛えてあげるからね!」


ゾム「ぶっ殺す! 」

俺は、その男から紡がれる言葉に怒りを抑えきれず、殴りかかろうと、足を踏み込む。


ユタイズ「きゃあコワ~イ、でも、これ以上近づくと危ないよ?」

そう言うと、ユタイズは自分の下からなにかを引っ張り出した。


ゾム「!?」


ユタイズ「コイツの首がね」


少女「ん”ん”っー!!」

ユタイズが引っ張り出した少女は、口と手の自由を奪われ、首から男の手へと鎖が繋がっていた。


ゾム「てめぇ!!」


ユタイズ「ははっw、君と会うのに何も対策していない筈がないでしょ?」


ユタイズ「コイツはクワイ教会の子供。」

ゾム「!」


ゾム「お前……っ!」


ユタイズはニヤニヤしながら話す。

ユタイズ「君のモットーは  無駄な殺傷はしない。だったよねぇ?」


ユタイズ「俺は好きだよそのモットーも」


ユタイズ「毎回、殺しに理由を求めるゾムも」



ユタイズ「バカみたいで面白いwww」



ゾム「~~ってめぇ!!」


ゾム「そいつを離せ!!!」


ユタイズ「…ふふっ、ゾムならそういうと思った♪」


ユタイズ「ゾム、この子を解放して欲しいなら。」


ユタイズ「俺の元に戻って来てよ」


ユタイズ「君がいれば世界を手に入れることだってできるんだから!」


ゾム「お前っ…まだそれ言っとんのか!」


ゾム「俺はお前のその自分勝手な態度も、 思想も、全部嫌いやって言うたやろ!」

ゾム「お前に忠誠を誓っとった奴らと勝手にやってればええ!」


ゾム「俺を巻き込むな!」


ユタイズ「え~、だってぇ~…」


ユタイズ「その過程で君は立ちはだかるでしょ?」(早口低音)


ゾム「………」


ユタイズ「でもぉ~、今の戦力では到底君に叶わない……」


ユタイズ「だけど、君が味方になれば、敵なんてない!」


ユタイズ「君だって知ってるでしょ?」


ユタイズ「君に勝てる人なんて絶対現れないって!」


ゾム「…っ!」


ユタイズ「俺は、役に立てないゴミを手に入れるより、君が欲しい!」


ユタイズ「ねぇ君は、どこにいようが所詮は駒にしかなれないんだから、別にいいでしょ?」


ユタイズ「戻って来てよゾム。」


ユタイズは少女を身の元に引っ張り、喉元にナイフを当てる。

ユタイズ「お願い。」


少女の首からスーッと血が流れる。

少女「んん~~っ!!」(高音)


ゾム「……っ! 」

ゾム(この、くそ野郎…!)


ゾム「分かった、戻る。」


ゾム「だから、その子から手を離せ!」


俺の答えを聞くと、ユタイズは少女からナイフを下ろし、満面の笑みをみせた。


ユタイズ「その答えを待ってたよ!!」


ユタイズ「さあ、ついて来て!」


ユタイズ「君の職場へ案内する!」


俺は、導かれるままに少女と共に進むユタイズの後をついて歩いた。


ゾム(……そうや、国の奴らだろうが誰だろうが俺は所詮駒でしかない。)


ゾム(俺がおらんくなっても何も変わる事はない。)


(トントン「お前は仲間になったんや」)

(エーミール「教えるなんて当たり前です」)

(シャオロン「無事で良かったわ」)


ゾム(……っこれで良いんや)


ゾム(気持ちを切り替えろ!)


ゾム(俺は伝説の殺し屋、敵を葬る悪魔の使途)


ゾム(敵ヲ葬る、それガ我ラの使命。)


ゾム(……………)


ユタイズ「ゾム?」


殺し屋ゾム「……いいえ、何でもありません マスター 」


ユタイズ「~っいいね、ゾム!」


ユタイズ「やっぱり君は最高だ!!♡」

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