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ちょっとネタバレ注意かもです…
もしあの時フロントマンがギフンを助けていたら
ヨンイル視点
お前は優しすぎる…
あの時俺が言ったことをしていればお前はあの赤ちゃんと一緒に幸せに暮らせていたのに…
「ギフン…助けてやる…」
俺はもう二度と大切な人を失いたくないんだ
「おい」
「はい」
「医者を呼べ」
「何故でしょうか?」
「ギフンを助ける」
「そんなことをすればVIPに殺されるかもしれないんですよ!」
「俺は愛する人を守れればそれでいい…」
「分かりました」
ギフン…
「頼むから生き返ってくれ…」
ギフン視点
ここは…
俺は確かあの時自分から落ちて死んだはず…
「目が覚めたか」
「お前は!!」
「良かった…目が覚めて」
「何故助けた?」
「俺は…お前を愛してるんだ」
「何を言って…」
「もう二度と大切な人を失いたくないんだ…」
もしかして…ヨンイルさんは大切な人を失ったからフロントマンに…
「ヨンイルさん…」
「なんだ?」
「大丈夫です、俺はもう死んだりしませんから」
(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ
「ギフン…」
「一緒にここで過ごしましょう」
きっとここにいれば何かしらの情報が掴めるかもしれない、後でジュノさんに連絡を
それにヨンイルさんを救いたい
「え?!残るんですか?」
「はい、情報を掴めるかもしれないので」
「危険すぎます!だったら俺も…」
「大丈夫ですよ、それにあなたのお兄さんも救いたいので…」
「兄を…」
「はい、必ず救ってから帰ってきます…」
「だからそれまで待っててください」
「分かりました…どうかご無事で」
「ありがとうございます、ジュノさんもお身体に気をつけて」
「はい、ありがとうございます」
「ギフン誰と電話を?」
「友達だ」
「そうか…」
「後で一緒にご飯を食べよう」
必ず救ってみせる、ヨンイルさん
俺を救ってくれたように
「ヨンイルさん」
「なんだ?」
「愛してる」
「俺も愛してるよ、ギフン」