先生「それじゃ、気を付けて帰れよー」
さようならー
剣持「よし…迎えに行ってやるか。」
剣持「あのーすみません。」
mob「え、剣持くん?!」
なんで剣持くんが? かっこいいー! なんでこのクラスに?!
キャーキャー
mob「えっと、なにか用ですか?」
剣持「えーっと、花里さんいます?」
え、花里さん? なんで? どんな関係? まさか彼女?!
芹奈「あ、刀也!来てくれたの?」
剣持「うん。芹準備遅いし、来たほうが早いと思って。」
芹奈「なんか失礼だけどありがと。帰ろ」
mob「あの!花里さんって剣持さんとどんな関係なの?付き合ってるとか?」
剣持「ん?ただの幼馴染ですよ?」
芹奈「そーだよー」
mob「お昼一緒に食べたのって剣持さんだったんだ…」
芹奈「そうなの、ごめんね?せっかく誘ってくれたのに。」
剣持「え?お前誘われたのにこっちきたの?家でも食えるのに?」
芹奈「そうだけどさー」
mob「い、家?一緒に住んでるの?!」
芹奈「え?そうだよ?」
mob「え?え?どういうこと??」
剣持「あのーそろそろ帰ってもいいですか?詳しくは明日芹に聞いて下さい。それじゃ」
芹奈「あ、まって刀也!またね!」
剣持「あーやっと逃げられた。」
芹奈「なんであんなに質問攻めだったのかな?」
剣持「さぁ?一緒に住んでることがめずらしいから?」
芹奈「ふーん?あ、てかさ。明日って昼前には下校だよね!お弁当持ってって帰りに外で食べてから食べようよ!」
剣持「あー遠足みたいな?」
芹奈「そうそう!だめ…?」
剣持「お弁当作るの僕なんだけど…まぁいいよ」
芹奈「やったぁ!ありがと!」
次の日の下校時
芹奈「よーし!行こ!」
剣持「はいはい。」
???「あ、もちさーん!」
剣持「ん?…え?!なんで3人がここにいるんですか?!」
???「その様子だとしっかり忘れてますね。今日ROF-MAOの収録ですよ。」
剣持「え?ほんとに?…ほんとだ。」
芹奈「えっと、話についていけないんだけど、どちら様ですか?」
加賀美「あぁ、すみません。私加賀美ハヤトいいます。」
甲斐田「僕は甲斐田晴っていいます!」
不破「俺は不破湊!よろしくな!」
芹奈「刀也の幼馴染の花里芹奈です。よろしくおねがいします。」
不破「もちさん幼馴染いたんすね!」
剣持「まぁ…それで?忘れてたから迎えに来てくれたんですか?」
甲斐田「そういうことです!」
剣持「わかりました。芹、ごめん。先帰っててくれる?」
芹奈「えー!ついて行っちゃだめ?」
剣持「え?ついてくるの?」
芹奈「話聞いてるとVTuberのやつでしょ?見に行きたい!」
剣持「うーん…みなさんいいですか?」
甲斐田「僕は全然いいですよ!」
不破「俺もー」
加賀美「でしたら花里さんも車に乗って行きましょうか。甲斐田さん、運転お願いします。」
甲斐田「はーい」
芹奈「やったぁ!ありがと、刀也!」
剣持「大人しくしててね?」
芹奈「うん!」
剣持「あ、昼ご飯どうしよう。」
芹奈「あ、確かに。いつ食べよう。」
加賀美「おや、まだ食べていないのですか?」
剣持「はい。お弁当は持ってるんですけど、昼前に学校が終わったので食べてないんです。」
加賀美「でしたら、楽屋で食べる時間あると思いますよ。私達の分も楽屋に置かれてるはずなので。」
芹奈「ならその時に食べよ!」
剣持「うん。」
甲斐田「着きましたよー」
剣持「ありがと、甲斐田君。」
芹奈「ありがとうございます!」
剣持「ほら、芹。」
芹奈「ん!行こー!」
不破「…もちさん今さらっと芹奈ちゃん降りるときに手貸してたな…!」
甲斐田「すごい…」
お昼
いただきまーす!
芹奈「わー!美味しそう!」
剣持「それ、昨日も同じ反応してた。」
芹奈「だって刀也の料理美味しそうなんだもん!」
不破「え?それもちさんが作ったんすか?!」
甲斐田「すご!めっちゃうまそう!」
芹奈「見た目通り美味しいですよ!」
剣持「はいはい、ありがと。食べよ。」
芹奈「はーい」
もぐもぐ
芹奈「ん?刀也、卵焼き味付け変えた?」
剣持「え?そう?」
芹奈「ほら」
剣持「アーン…ほんとだ。なんだろ?」
甲斐田「…今めっちゃさり気なくあーんってしましたよねボソッ」
加賀美「普段からしてるんでしょうかねボソッ」
不破「あんなもちさん初めてみたわ!」
収録
加賀美「木10!ろふまお塾ー!」
剣持「ーーー!」
不破「ーーー?ーーーーー」
甲斐田「ーーー!」
芹奈「わぁ…!すごい!」
女性スタッフ「今日の剣持さんはいつもより少し明るいですね!」
芹奈「そうなんですか?」
女性スタッフ「はい。きっと、花里さんがいるから張り切ってるんですかね?フフッ」
芹奈「へぇー」
スタッフさん「カット!これで今日は終わりになります!お疲れ様でした!」
ろふまお「お疲れ様でしたー」
甲斐田「もちさんと花里さん送りますよ?暗いですし。」
剣持「え?いいの?」
甲斐田「もちろん!」
芹奈「じゃあ、お言葉に甘えて!お願いします!」
甲斐田「はーい」
甲斐田「もちさーん、着きましたよ!」
剣持「ありがとうございます、甲斐田くん」
芹奈「ありがとうございました!」
甲斐田「あれ?花里さんもここで降りるんですか?送りますよ?」
芹奈「あ、私もここに住んでるので!」
甲斐田「え?それ大丈夫なの?」
芹奈「?はい!」
甲斐田「もちさん、襲っちゃだめですよ?」
剣持「そんなことするわけねぇだろ!!」
コメント
1件
最高です(ᐡт тᐡ)!!