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自由を追い求めて

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自由を追い求めて

第1話 - 俺が俺であるために(アメリカ目線)

638

2025年02月09日

#カントリーヒューマンズ

#カンヒュ

#countryhumans

#カナアメ

#アメリカ

#投稿頻度🐢

🍣すしぃ🍣

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チグハグだらけの僕の体（イメージ）

⚠︎︎大体がアメリカ目線です

⚠︎︎すこーしだけ束縛注意です

⚠︎︎ゆっくりスクロールした方がいいかも

俺にはお金がある。

親がお金持ちで、俺はそこに運良く生まれた。

生まれた時から英才教育を受けて育って来た。

外国語も、心理学も、礼儀作法も。

小さい癖して色々吸収できてたはず。

親がお金を持っているから。欲しいものなんてなかった。

望めば買えるから。欲しがる必要なんてなかったから。

俺が9歳くらいになった時。弟ができた

ちっちゃいくせに目がでかくて、吸い込まれるような茶色い目を持ってる。一言で言い表せるなら、。かわいかった。

弟の名前はカナダというらしい。

ちっちゃい積み木をガチャガチャと揺らしながら遊んでいるのか何をしているのか。

興味が湧いてじーっと見つめているとカナダが積み木を持ってきて＿＿＿＿＿＿

ガンッ

単刀直入に言うと。俺はカナダに殴られた。

殴られたと言っても拳じゃない。積み木だ

積み木の角の部分で俺をぶん殴ったらしい。

お父様から聞いたところによると。俺をぶん殴って俺が倒れたとわかった途端わんわん泣き始めたらしい

揺さぶったり。名前だって呼んでたみたいだ

お父様が来た時には大惨事。

額からダラダラ血を流す俺と。

血が着いた積み木を投げ捨てて俺をグラグラ揺さぶり続けるカナダ。

「まぁ。お前が無事でよかったよ」

お父様は含みのある言い方でそう言った

多分。心配も入ってるだろうけど、。別の変なモノも入ってるみたいな言い方だった。

家に帰ると直ぐにカナダの声が聞こえてきた

「お゛に゛ぃ゛ち゛ゃ゛あ゛あ゛ぁ゛ん゛！！！！」

「っるさ。」

それからと言うもの。カナダは執拗に俺にくっついてきた。

お兄様。あたまだいじょうぶ？

お兄様。あたまいたいいたい？

お兄様、ぼくのこときらいになった。、？

あまりにも悲しそうに。痛そうに言うカナダの表情と声色に。俺は何も言えなかった。

(お前がつけた傷だろ？)

なんどもそう思って。そう言った。

そう言ったあとは直ぐ泣き始めてごめんなさい。許してくださいのオンパレード

そして最後には

「っ、にぃちゃッ、、きらぃに、っ、ならなぃで、っ、ぇ、」

ぼろぼろ大粒の涙流しながら縋るように俺に言う。

それが面倒くさくて。…本音を言うと、カナダが悲しむと心が痛くなった。

あいつが悪いんだろう。

俺に傷をつけたあいつが。、でもあいつを庇ってやりたくなる。

それがなぜかむず痒くて。逃げ出したくなる。

いつからか。俺は親父と不仲になった。

なぜか知らないけれど。イライラして。怒りが湧いてくる

あの気味が悪い笑顔を貼り付ける親父がどうにも嫌いで。苦手になった。

俺を操り人形のように使い。気が済めば捨てるように見向きもしなくなるあいつに腹が立って。

直ぐにこんな家を飛び出して、独り立ち（独立）したいと何度も思った。

そう思ってたら。いつか喧嘩し始めて。

イライラが頂点に達した時に。親父が大事にしてた茶葉や紅茶諸々を全部捨ててやった。

あの時の親父の顔はいつまでも忘れられない。自分を見下して。親という立場を極限まで利用してきたこいつが、あんな間抜けズラを晒すなんて。今でも笑ってしまいそうになる。

いつか。夢にまで見ていた最悪な予想が当たった。

戦争

俺が俺になるための戦いで。何千人もの死者と被害者を出した

親子喧嘩？そんなやわなもんじゃない。死人が出て。殴りあって。小さい頃からの英才教育がやっと役に立った時だった。

勝った

ああ。やっと。やっと独立できる

あいつから。人を見下すことしか出来ない野郎から。自由。俺は。

俺は自由なんd＿＿＿＿＿＿

ｸﾞｨｯ

「おにぃちゃん。どこいくの」

ッ…….ぁ、。