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🖤視点
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別に本気で浮気を疑った訳じゃない
真面目な阿部ちゃんと
良い意味でも悪い意味でも真っ直ぐな大介がそういう関係を持つとしたら…
きっと、俺と別れてからだ
大介は半ば自棄になってて
「証明してやるよ」って2人で入った風呂場で、今まで俺には見せる事のなかったセックス前の準備を行ってみせた
多目的洗浄器ってヤツを既存のシャワーヘッドと付け替えて、それ専用の拡張ローションを塗った自分のそこに手慣れた様子で入れていく
ナカをぬるま湯で満たすと、大介の下っ腹が膨らんでいるのが見た目で分かる
もともと筋肉質で
アクロバットのために一定の体重をキープしていて、太った所を見た事がないから不思議な光景だ
大介のお腹がパンパンになった頃、ナカに入った器具を引き抜くと一気に放出される音が響いて「…う…ん…」
少し艶かしい声を洩らして身体を震わせる
それを何回が繰り返して
漸く顔を上げた大介は涙目で、俺を見た瞬間にぷいっと顔を逸らして「変態」ぼそりと口にした
そりゃぁね
待ってる間に完勃ち状態
変態って言われてもしょうがないかも
準備だって分かってる
分かってるけど、自慰行為を見てる気分だったし、何よりこんな面倒な事をいつもしてくれていたんだなぁなんて、そこに愛を感じたりして
けど、今日は状況が違うから
俺はちゃんと仲直りしたいって思うけど、大介は……
態度や言葉の端々にトゲがあって、気にしてないフリしながら怒ってるのが分かる
確かに、俺が悪い
でも、どうしても“あれぐらい”で、と思う自分がいるんだ
あんな浮気とも言えない軽いキス
それを引きずる大介の方が純情を通り越したただの潔癖に思えた
ふらっと壁に手を付いて立ち上がった大介はこちらに背を向ける
「ヤったら証明出来るかな?あべちゃんとしてないって」
顔を見ないと嫌だって、いつも言ってた
俺に抱かれてんだって実感したいからって
顔も見たくないって言われてるみたいで、チリチリと胸の奥に痛みが走る
「ああ、でも洗っちゃったから意味ないのか」
大介はヘラヘラと
何も気にしてませんってフリをするから腹が立つ
ムカついてるならはっきり口にすればいい
俺はさっきのナカの洗浄に使ったローションを手に取ると、手っ取り早く自分のモノに擦り付けて、大介の腰を掴んだ
洗浄で少し解れたとは言え、器具と俺のモノじゃ大きさが違い過ぎて
「う、ぁ」
大介の口から苦しげな声が洩れたが、俺を知ってる身体はすぐに俺を受け入れようとしてくれる
ぐっと腰を引き寄せて、一気に奥まで入り込むと大介の身体が小刻みに震えていた
「…き、っつ…」
「あ…たり前…」
顔を捻ってこちらを涙目で睨むように見上げてくる
俺はその恨みがましい顔に、顔を近付けた
途端に背向けて
「…ヤダ…ちゅうは絶対しない」
ほら、やっぱり気にしてる
あんなキス以上の事をしてきた
今だって、何だかんだで身体は俺を受け入れて、腰を打ちつければすぐに艶のある声が漏れ始める
初めてキスを拒まれて、ただでさえ苛ついてた気持ちが暴走し出すのを止められなかった
何を言っても受け入れて貰えない
気持ちの通じないままのセックスは初めてで、大介も自棄なら俺も自棄になって、行き場のない感情をぶつけるように抱いた
普段はさ
当たり前のように気遣える事も出来なくて
身長差があるんだから
立ったままなんて大介の方が辛いのに
背伸び状態のまま、何度も何度も突き上げて
「…や、だ…く…しぃ…」
いつも以上に深いとこに入り込んで、強すぎる刺激に小さな悲鳴を上げてもやめなかった
次第に思考が奪われていって、大介の身体をぎゅっと強く抱き締めたままただ快楽だけを求めた結果――――
何度目かも分からない絶頂を終えて我に返れば、大介は俺の腕の中でぐったりと意識を飛ばしていた
いつから気を失っていたのかも分からない
慌てて抜いて、身体を抱えるように座り込んだ
汗と涙目で濡れた頬を撫でる
大介は目を閉じたまま、ぴくりともしない
「…ごめん…」
抱きかかえて、ピンクの髪に顔を寄せた
思い返せば、今日の俺は嫌われて当然の行動しかしてない
ちゃんと話したかったはずなのに
気持ちが伝わらない事
普段とは違う大介の態度に苛立って
平気で傷つける
大事なのに
世界で一番、大切な宝物なのに
側にいられなくなるんじゃないか
そんな不安を、この時、漸く感じ始めていた
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うちのめめたん…よく暴走すんな(笑)
ワンパターンになってきてるから、暴走を控えさせるか(。-`ω-ก)ウーン
困ったもんだぜ
#きゃらほうかいちゅーい
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