fu「…えッ」
俺が見たのは血だらけになって気絶しているrmと離れたところでなにかと話しているkzだった。
kz「なに、許可も出してないのに勝手に入ってくんなよ」
fu「kz…なにして…」
kz「見ればわかんだろ、邪魔すんな」
fu「なんで…」
なんでkzがrmを?kzにはrmと接点がないはずなのに
fu「kz…rmを…返…して」
kz「は?」
kz「返してって…大事に持ってないお前が悪いだろ」
fu「rmがなにをしたんだよ!」
fu「さっさと返せよ!なんでいつもこういうことするんだよ!ふざけんな!」
fu「なんでもかんでも俺から奪うなよ!」
ふと、思ってることを声に出して言ってしまった。
そしたら、kzが…
kz「は?」
kz「なに言ってんだよ」
kz「なんでお前が被害者面してんの」
kz「俺の方が被害者だわ」
fu「…え?」
kz「さっさと出てけよ」(ズズッ(矢出
kz「出ていかないなら死ねよ」(バシュッ(打
そう言って 俺の方に矢を打ってきた。 避けようと思ったのに体が動かなかった。
あいにく魔法は使えたから、風で防ごうと思った。けど、動いてる物体に風が勝てるはずなく矢は通り抜けてきた。他の魔法は、もしかしたらrmに当たるかもしれないから使えなかった。
fu「ッ…」(グッ(目閉
受け止める覚悟はした。けど流石に見えるのは嫌だったから目を閉じた。
fu「…?」(目開
fu「…!?」
しばらく経っても痛くなかったから目を開けたら、kzと…誰だ?…もう一人が倒れてた。
kz「…syu?」
syu「…_____…__…____」
syuと言われた人は背中にたくさんの矢が刺さっていて、kzになにか言ったあと横に倒れた。
kz「syu!…syu!なんでッ…」
kz「ッ…」(ギロッ(fu睨
kz「…ぁッ…ラート?」
kzは俺を睨んだあとに驚いた顔をしたけどまたすぐ睨んできた。
fu「kz…」(近
kz「ッ!来るな!出てけ!出てけよ!!!」
fu「なんでそんなにッ…」
kz「こっちが聞きてーよ!!!なんで俺から何もかも奪ってくんだよ!!!」
fu「奪ッ…」
奪う?俺…kzからなんも…
kz「知らんふりすんなよ!!!」
kz「父上も!!!母上も!!!皆からの期待も!!!俺の努力も!!!才能も!!!」
kz「全部奪ってったくせに!!!」
fu「かざッ」
kz「今度はッsyuまで奪ってくのか?!!!」
kz「いったいッいくつ俺から奪えば気が済むんだ!!!」
fu「俺ッ…」
kz「来んな!!!出てけッ出てけよ!!!」
kz「二度とッその面見せんな”ぁ”ッ!!!」(ゴボッ
fu「わッ…kz!」
kzの後ろに黒い塊がでてきたと思ったら、rmと一緒に部屋の外に出された。
塊の隙間から見えたのはkzがsyuを抱いて泣き崩れている姿だった。体制を立て直してる間に部屋の扉は黒い塊に閉じられた。
fu「kz…どうしよう…」
rm「ッう…」
fu「rm!」
rm「ふ…はや?」
fu「大丈夫?」
rm「ぇへ…大丈…夫…」
fu「rm?」
rm「スースー…」
fu「あ…」
俺はとりあえず部屋に戻ってrmに手当をしたあとベットで寝かせた。
rmが助かった安堵とkzの安否が分からない心配で複雑な気持ちになった。
fu「あのときの顔…どうしたんだろう…」
泣きそうで、がっかりしてて…いろんな感情が混ざってて…
考えれば考えるほどkzのことが心配になってきた。kzの周りになにがいるのか知りたかったからrmが起きたら一緒にkzを探しに行こうと思う。
コメント
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syuさーーーーん kzさんも努力したけど報われなかったんだろうな