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百合を書こう、百合部屋だ

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百合を書こう、百合部屋だ

3 - 「美しき愛の世界」きっと明日は

♥

13

2024年03月27日

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「クロエお姉ちゃぁぁぁぁん!!!!」

「そんな大声出さなくても聞こえてるわよ」

「んへへ……」

一年後

私達はお互いに絆されあっていました

クロエさんはツンデレだから分からないけど、私の直感はいつでも正しいので

だからこそ謎なのは、どうしてクロエさんがこの花畑に拘っているのかです

確かに花畑はいくらでもありますが、何故こんなにも魔物が多い花畑に……

*(*『でーと』中に大量の魔物に襲われるので強くなったアリーシャ嬢*)*

「クロエお姉ちゃん」

「何?」

「なんでこの花畑を選ぶんですか?魔物が多くて、住むには向いていないと思うんですが……」


「ふっふっふ……これはスラムのやつしか知らないんだけどね?」

「ここら辺の魔物は鱗も中身も高く売れるのよ……!その日から1週間は凌げる額が売れるわ……!」

「は、はぁ……」

「さらに!売れなくても魔物の味は絶品だから、最悪それを食べて凌げるの……!」

「だ、だから倒したの

持って帰ってたんですね……」

「食べる?」

「いえ結構」

まあどんな理由でもクロエさんの笑顔が見られてよかった。この人の笑顔とこの花畑はそっくりな印象を持つ

(あれ、これが恋人フィルターってやつ?)







「私の事可愛いって思った?」

「ぅえッ!?///」

「あっは!ほんとに思ってたの?」

「ブ、ブラフだったんですか!?///」

「いやほんとだと思ってなかったからさ〜!ごめんね?」

「む~~~~~~~ッ!!!///

怒りましたからね~~ッ!?」

「ごめんってば〜!」

そんな平和な喧嘩を続けていたら

『おい嬢ちゃん達、痴話喧嘩は終いだ』

「……誰よ、あんた達

少なくとも身綺麗なとこ出身じゃないわね」

スラムのボスのような人が複数人現れた

『嬢ちゃん達、悪いが人質にさせてもらうぜ』

「え、えッ!?えぇ!?」

「はぁ?何言ってんのよあんた」

『ここの花畑の花は高価で売れるんだろ?知ってるぞ』

『だがスラムの馬鹿共に情報がバレてしまってな、皆独り占めしたいんだろう。俺らを追いかけてんだ』

『だから、お前らを人質にすんだ』

「いッいやぁ……(棒)」

(なんだこいつら、全員焼き殺してやろうか。せっかくクロエさんと遊んでたのに……)

「ああ、あんたらアホだね

その馬鹿共が止めた理由わかる?」

『あぁ?独り占めしてぇか__』

「んなわけねぇーだろ

鬼の様な番人がいっからだよ」

『そんなやついるわけねぇだろw

で?お嬢ちゃんのオトギバナシの番人はどこにいんだよ?w』

「目の前」

『は?』

「目の前にいる美少女ですけど〜?」

『あ?そんなわけねぇだろ

おめぇみてぇなガキに何が__』

「言ったね?後悔しないでよ?」



















「【稲妻魔法】……」




「『雷鳴の戦慄き』」

その瞬間クロエさんが雷に包まれた

スラムの奴らは呆然と立ち尽くしてる

クロエさんはただ笑顔だった

クロエさんが、スラムの奴らの1人に触れた






バチバチバチッ!!

そいつは声も上げれず後ろに倒れてった

『ひッ!ひぃぃぃぃッ!?』

「ふふっ……」

「さぁさぁさぁ、同じ様になりたくなければお逃げなさい!!」

『くッ来るなぁぁぁぁぁああああッ!』

「……もう地獄絵図じゃんこれ」

思わず口に出してしまいました

「アリーシャ」

「は、はい!」

「一人森に逃げたわ、追いかけて捕まえてきなさい」

「え、でも私対人はやった事な__」

「出来ないとは言わせません

やりなさい」

「ハイ」



















『なッなんなんだよあいつ…ッ…!

あんな化け物相手にッどう勝ちゃ…!』

「この花畑を敵に回したのが運の尽きでしたね」

『ひッ!?』

「私はクロエお姉ちゃんと違って優しいですので……」

「優しい業火の炎で眠らせてあげましょう」

『やッやめろ……!辞めてくれッ!』

「【炎熱魔法】……」

『いやだぁぁぁぁぁああああッ!!!』

「『怨恨の火柱』!」


『いや〜助かりましたよ〜

なんせここは国で指定されてる重要文化財ですから』

「いえいえ、住まわせてもらってるんだから当然よ」

『それでは、私はこれで』

「クロエお姉ちゃん、今のは?」

「スラムのボスよ、見えないわよね」

「ええ、全く」

「今日は厄日ね、働かされた」

「そうですね」

「……きっと明日こそは_」

「……何か言いました?」

「何にも?」

「そうですか……私は家の事があるので

今日のところは帰りますね」

「うん、ばいばい」


「……きっと、明日は」

「世界が平和になってくれてるはず」

《じゃあ何であんな化け物助けたのー?w》

……いいじゃない、勝手でしょ

《勝手じゃないよー

世界が平和になるには、あの魔貴族の小娘も殺さなきゃ。「私」だって理解してるでしょ?》

分かってるわよ……そのぐらい

《じゃあ殺しなよ、じゃなきゃ復襲心わたしクロエわたしの事殺すよ?》

黙ってなさい、下劣な悪魔

アリーシャは違う、魔貴族だって元に戻れる

それを証明してみせる

《あっそ、勝手にすれば?








その身が朽ちても知らないよ……♪》

百合を書こう、百合部屋だ

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コメント

5

ユーザー

不穏!!!! スラムのボスと仲ええんやな クロエちゃん() 復讐心ちゃん、「光堕ち」と言う言葉が あってだね…(

ユーザー

おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!! デートを邪魔するんじゃねぇぇぇぇ!!!!! じゅ、重要文化財... 今回も闇もある中面白かったです!

ユーザー

尊みとカオス()

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