コメント
5件
やばい、神すぎる、、、
サラリーマンとヒモの話大好き🥰天才すぎる👏
🔞です。苦手な方はお控えください。
『』叶
「」葛葉
葛葉side
ひょんなことから家の無かった俺はこの社畜と一緒に住むことになった。
毎日疲れた顔して帰ってくる叶に何かしてあげられないか考えるものの、あまり思いつかない。
叶は男と付き合ったこともない、そう言っていた。
それは本当のようで、同じベッドで寝ても本当に手を出してこない。
ただ抱き合って寝て、また目を覚ます、それだけだった。
そんなんでも起きた時の叶の顔は心底嬉しそうで、
『葛葉、好きだよ』
なんて言う。
・・ほんと、変な奴。
叶side
うちに葛葉が住むようになって1ヶ月が過ぎた。葛葉は僕が帰ってくると玄関まで迎えに来て「おかえり」と言ってくれる。
一人暮らしの時は疲れてそのままベッドに倒れ込んでいたが、今は玄関まで迎えに来る葛葉に抱きつくのが日課になっていた。
「はいはい、おつかれさん」
頭を撫でられながら葛葉にそう言われると、1日の疲れも吹っ飛ぶような気がした。
・・あー。ほんとに好きだなぁ。
かっこいいけど、たまに可愛い葛葉に僕はのめりこんでいた。
(別日)
叶side
『お風呂あがったよー』
「あい」
『何見てんの?』
「ん?なんか、ドラマ」
『へぇ、珍しいね』
「つけたらやってたから」
『ふーん、あ、アイス食べよ』
「俺も!」
『はいはい』
冷凍庫から棒アイスを2つ取り出し、葛葉の隣に並んでソファに座る。
アイスを食べながら画面に映るドラマを見る。
恋愛ドラマのようで、なんとなく眺めていたが、だんだん変な雰囲気になり、俗に言う濡れ場が始まった。
葛葉をちらっと見ると顔色ひとつ変えずにボケっと眺めている。
僕はだんだん顔が熱くなってくる。
女性とは付き合ったこともあるし、そういう経験だってある。仮にもし1人でこのシーンを見たって、何も思わずボケっと眺めていただろう。
ただ、隣に好きな人がいる状況でこんなシーンを平然と眺めるわけにはいかず、僕はサッと目を背けてしまった。
葛葉side
風呂上がりに叶とアイスを食べながらドラマを見ていたら、濡れ場が始まってしまった。
・・やべ。
そう思いつつも、動揺していると思われたくないので必死に普通の顔で画面を眺める。
叶の顔は見ていないが、特に何も言わないからあいつも普通に眺めてるんだろう。
・・危ない危ない。
そう思いながらふっと叶の方を向くと、耳まで真っ赤にして、そっぽを向いている。
「・・叶?」
俺がそう声をかけるとくるりと振り向いて、真っ赤な顔で『な、なに?』と言う。
「お前もしかして、、」
『なんだよ!仕方ないだろ!』
「ははっウブだねぇ〜」
『やめろって!』
「・・したくなった?」
『・・そりゃ、したいだろ、、好きなんだから』
「・・わーったよ」
俺はそう言うとソファを降りて叶の前に屈む。
叶のズボンに手をかけようとした時、その手を叶に掴まれる。
「うわっ」
『葛葉、こっちが先』
叶はそう言うと俺にキスをする。舌もねじ込まれ、互いの唾液が顎につたう。
「んっ、ちょっ、かなっ、え、、」
『・・なに?』
「んんっ、もう、いいって、、んっ」
『やだ』
叶は執拗に深いキスを続け、俺は叶にソファに押し倒される。
片手で耳を触られながら優しくも激しいキスをされ、俺は頭が真っ白になり、なにも考えられなくなってくる。
『・・かわい、葛葉、、』
叶は俺の耳元でそう呟くと、俺の服を脱がせ肌に舌を這わせる。
「んっ、あっ、もういいって、、んあっ」
つい変な声が漏れ、慌てて片手で口を塞ぐ。
『葛葉、気持ちいいの?』
余裕そうな笑みを浮かべて叶は俺のモノをズボン越しに触る。
「ちょっ、俺もする、俺もするから!」
なんとかそう言って叶を引き剥がし、俺は叶のズボンと下着をずり下ろす。
「・・・」
見たことないくらい大きな叶のモノに俺は絶句する。
『・・そんな見ないでよ、恥ずかしいじゃん』
叶にそう言われ、俺は慌てて口に含む、、が、大きすぎて全部入らない。
俺がどうしようかと思っていると、突然叶に後頭部を押さえつけられ、無理矢理奥まで咥えさせられる。
「ぐふっ、、げほっ、、」
思わず咳き込んでしまい、口を離してしまう。
『僕、まだやめていいって言ってないよ?』
ニコニコしながら叶はそう言い、また俺に奥まで咥えさせる。息すらしにくい状況でなんとか口を離さずに耐える。
『・・その顔、最高に可愛い、、』
叶は舌なめずりをして今度は俺の後ろの穴を弄りはじめる。
「んっ、ふぁっ、ああっ、やっ、、」
俺の意思とは反対に口から甘い声が溢れ出る。
『葛葉、これで合ってる?』
「あって、るっ、うあっ、、それ、やばっ、、」
『これ?』
「お”っ?!」
『あ、これがいいんだ』
「お”ぁっ、あ”ぁっ、んあぁっ、あ、」
『・・エロ、、』
初めてと思えない叶の手つきに自分でも信じられないほど感じてしまう。
快感に溺れる声が漏れて叶に聞かれてしまっているが、もはやどうでもいい、そう思ってさえいた。
『・・入るかな、これ、、んーと』
「えっ、それ、、入んなっ、、」
『よいしょっ、くっ、キツ、、うわぁ、、』
「~っ?!?!」
『葛葉?まだちょっとだけなんだけど』
「あぁっ、ちょっ、、むりっ、、」
『むり?でも入りそうだから入れるね』
「あがっ?!、お”ぁっ、んん〜!!!!」
『葛葉?あれ?イッちゃったの?』
「はぁっはぁっ、お前、デカすぎ、、」
『動くよ〜』
「?!」
『あー、、めっちゃきもち、、やば、これ、』
「ゔぅっ、んあぁっ、ぐふっ、んあぁ!!」
経験のない快感の波に俺は耐えられず何度も何度も絶頂する。
叶はそんな俺を見ながら、涼しい顔で俺を攻めたてる。
『葛葉?ウブな僕にイカされてどう?』
「がぁっ、んぐっ、お”ぁっ、お”ぉっ」
『気持ちよさそうな顔して、、可愛いね』
「んんーっ?!、もっ、むりっ、、」
『むり?まだまだでしょ』
そう言い今度は四つん這いの姿勢で後ろから攻められる。
『あー、これも気持ち、、やば、、』
「これっ、むりっ、、あぁぁぁぁぁ!!!」
『またイッてんの、、可愛い、葛葉、、』
叶に両手を掴まれ、欲望のままに腰を打ちつけられる。
もう俺の頭は快感に支配され、叶のことしか考えられなくなっていた。
『葛葉、気持ちいい?』
「きもちいっ、あぁっ、、あ、」
『僕が1番いい?』
「いち、ばんっ、、んあぁっ!」
『ほんと?』
「ほんとっ、こんなの、知らなっ、あぁあ!」
『葛葉、これまでのこと、全部忘れさせる、全部僕に塗り替えるから、僕のことだけ考えてて?わかった?』
「あっ、お”ぁっ?!かなっ、え、のことだけっ、、んあぁぁっ」
『ふふ、葛葉、可愛いね、、愛してるよ、』
「あぁっ、お、れもっ、、~っ?!?!」
『あー嬉し、、んっ、葛葉っ!』
「お”あぁぁぁっ、、、、」
『はぁ、はぁ、あれ、葛葉?おーい』
「・・・」
『飛んじゃったか、』
叶side
白目を向いて横たわる葛葉をベッドに寝かせ、自分も横に寝て布団をかける。
僕も体力の限界でそのまま目を閉じる。
・・・
(翌朝)
「・・お前、エグすぎ」
『ふふ、気持ちよさそうだったもんねぇ』
「・・・」
『あれ、珍しく反抗しないじゃん』
「実際、良かった、し、、」
『え、、』
「お前、、ほんとに初めて?」
『うん、ほんとだよ』
「・・こわ」
『なんでだよ、そんなに良かった?』
「・・ん」
『僕とお前の相性が良いんじゃないの?』
「・・え」
『好きだから、なんじゃない?』
葛葉side
そんなキザなことを言う叶に「んな馬鹿な」と言いかけて、ふと、そうかもしれないと思い直す。
今までどんなに顔が良い奴としたって、終わった後は死んだ目で俺は帰ってた。
なのに今はどうだ、片肘をついて優しい眼差しで俺を見つめる叶を俺は、、、
『・・葛葉?え?』
急に抱きついた俺に叶は戸惑っているものの、そっと優しく背中に手をまわす。
・・いつか叶に捨てられるかもしれない。叶に他に良い人ができて、俺のことが邪魔になるかもしれない。
『葛葉、出ていって』
叶にそう言われる日が来るかもしれない。
そうなったら俺は、、、
気づけば俺は叶の胸にすがりつきながら大粒の涙を零していた。
全てに落胆して全てを諦めて、ただ死ぬ勇気が出ないから生きていただけなのに。
悲しみや不安なんてとっくの昔に捨てたと思ってたのに。
俺の心なんてとうに死んでると思ってたのに。
・・なんで今更こんなに涙が溢れるんだろう。
一言も話さず静かに泣く俺を叶は何も言わずに優しく抱きしめる。
・・捨てないで。
その言葉をなんとか口から出さないように飲み込む。俺は叶に何かしてあげている訳じゃない、ただ家に居候させてもらってるだけだ。
そんな奴にそんなこと言われたら、叶だって迷惑だろう、、
余計なことを言わないように必死に口を固く結ぶものの、涙は止まることなく流れ続ける。
『・・葛葉、僕と出会ってくれてありがとうね』
静かに呟くような声色でそんな言葉を放つ叶。
俺は何か返そうとしたが、嗚咽で何も言えず、ただ叶の胸に顔を押し付けることしかできなかった。
叶はそんな俺の背中をまるで小さな子どもをあやすようにトントン叩きながら続ける。
『僕、葛葉と出会うまで、毎日疲れて帰って、また仕事行っての繰り返しでさ。休みがあっても家で寝てるだけで。なんのために働いてるんだろう、何も楽しくないって思ってた。』
「・・・」
『あの日もね、死ぬほど疲れてて飯なんて食べるつもりなかった、でも道で葛葉を見かけて、話してもないのに惹かれて、、今は葛葉が居るから生きてるみたいなとこあってさ』
「・・・」
『葛葉が嫌じゃなければ、ずっと一緒にいてほしいな、なんて、、』
「・・どうすれば、」
『え?』
「どうすればずっと一緒に居られる?俺も働いたらいい?お前に捨てられたら俺、、」
叶side
そう言う葛葉の顔はこれまで見たことないくらい憔悴し、細い肩は震えている。
僕はそんな葛葉を強く抱き締めて、口を開く。
『葛葉、僕はどんなお前でもずっと一緒に居たいよ』
「・・・」
『・・・』
「・・俺も金稼いだら、叶、今のとこ辞められる?」
『えっ、、』
「・・叶がもっと自由になるなら、俺も何かしたい」
『・・・』
思いも寄らない言葉が葛葉の口から出て、僕はびっくりしてしまった。
僕のために何かしたいだなんて、、変な奴。
眉毛を八の字にしながら一生懸命考えている葛葉が余計に愛しく感じて僕は葛葉をさらに強く抱きしめた。
『葛葉、僕は本当にどっちでもいいよ、でもお前がその方が安心できるなら反対しない。』
「・・・」
『・・でもその話は後で。今はもうちょっとぎゅってさせて』
「・・ん」
『・・・』
「・・・」
『・・葛葉、おなかすいた』
「は?」
『僕、ハンバーガー食べたい』
「・・・」
『食べに行こっか』
「・・切替はやくね?」
『だってお腹すいちゃったんだもん』
「・・・」
『ほら着替えて行くよ、葛葉』
「・・・・はいはい」
おしまい