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報われない…2
医者「竜胆様のドナーは…」
“春千夜様です”
竜胆「え…?」
九井「三途が?」
竜胆「ッ…嘘だ!ポロポロ春千夜が…春千夜が死ぬ訳ない!ポロポロ」
蘭「竜胆落ち着いて」
竜胆「俺…春千夜と仲直りしてないのに…なんで…ポロポロ」
医者「後、三途様が皆様に手紙を残してましたよ」
竜胆「手紙…?」
医者「はい、皆様に渡してほしいとのことでした(手紙を渡す)」
竜胆「ッ…春…春…ポロポロ」
医者「では、私はこれで…トコトコトコ」
マイキー「1人ずつ読むか」
九井「そうですね」
マイキー「じゃぁ俺から…ペラ」
マイキーへ
これを読んでいるという事は俺はこの世にはいませんね。勝手にいなくなってしまいごめんなさい。正直、マイキー達に嫌われている時は悲しかったです。でも、少しでも皆の役に立てたのならば俺はそれで満足です。そして幼馴染として、伝えたい事があります。万次郎は1人じゃない、竜胆や蘭、九井、鶴蝶、そして旧東卍メンバー、マイキーが大切にしてきた仲間たちは皆、同じくらいマイキーを大切に思っています。どうか寿命が尽きるまで生きてほしい、それが幼馴染として、マイキーの側近としての最後の願いです。勝手に死んだら怒りますからね(笑)、万次郎、大好きだよ 春千夜より
マイキー「ッ…春千夜…ポロポロ…ごめんな…ポロポロ…お前に酷い事して…ポロポロ」