楽しい日々
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いつも通りの日常、家族と一緒にご飯を食べ 学校へ行き友達と他愛もない会話をする。
いつもの帰り道、いつもの様に友達と一緒に帰る
「なぁ、お前は”天国”って信じるか?」
「はぁ?何急に」
少し笑いながら 返事を返す。
「いや、お前って 天国とか信じなそうだからさ」
「んー…でも 僕はどっちでもないかな、天国とか地獄とか僕そう言うの分かんないや!」
笑顔で返す、そいつは聞いたクセに素っ気ない返事をする。
「じゃあな!またアシタ!」
「あぁ、またあした…」
別れを告げ、家に帰る
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「ただいまー」
玄関で靴を脱ぎながら、ただいまと言う
返事がない、出かけてる?
リビングに足を運ぶけど、誰も居なかった やっぱり出掛けてた。
部屋に戻って、飼ってる”フクジュソウ”に水をあげる、だんだんと成長して行って 僕も嬉しい。
しばらくして、父さんと母さんが帰って来た。
その後は家族でご飯を食べて、僕は学校での出来事を話す。この時間が1番幸せだ、
この幸せが、ずっと続くと良いな。
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……なにこれ、
「被害者の状態は?!」
「大量出血、意識が朦朧としています!」
「絶対に…助けるからな、!!」
あぁ、思い出した。
僕は、信号無視トラックに轢かれたんだ。
目が霞んでる、何も見えない 息も苦しい 心臓が鼓動する度に、頭から血が…痛い、苦しい。
身体中が痛い、周りの音も聞こえなくなってきた
やだ…まだ、死にたくない。やりたい事だって、まだあるのに…こんな所で、短い人生を終えたくない。
神様、僕…まだ生きたいよ。また…友達と、家族と 一緒に過ごしたいよ…本当に神様がいるなら、僕を…助けて、
……あの楽しかった思い出は、
あれは…全部 走馬灯だったの、?
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END
コメント
1件
あ、言い忘れてました…途中で出てきた花の花言葉調べてみてください!結構こだわった…と思います