「ねえ、今日なんでギュッてしてくれなかったの!」
LIVE終わりに家のソファーでゆっくりしていると、元貴が不機嫌そうに言ってきた。
なんかずっと機嫌悪いな〜って思ってんだけど、そういう事か。
「ごめん。」
心当たりがある為、すぐに謝るぼく。
多分、曲中に元貴が近づいてきて僕の肩にもたれかかってきた時の事だと思うんだけど、 あれはそう言う事だったのか…
「涼ちゃん、ぼくの事好きじゃないんだっ。」
「そんな訳ないじゃん!大好きだよ!」
疲れてる時の元貴は甘えモードになるんだけど、 どうやら今日はそのモードらしい。
「ぎゅうする?」
「する。」
僕が両手を広げると、元貴が僕なら上に乗ってきて、僕の背中に手を回す。
僕も元貴背中に手を回してぎゅーと抱きしめると、元貴は僕の首元に顔を埋めてきた。
そんな元貴が可愛すぎて、自然と笑みが溢れてしまう。
背中をポンポンしたり、髪の毛を撫でたりしながら暫くハグしていると…
「えちしよ。」
元貴が耳元でこそっと呟く。
僕も疲れてたけど、滅多にない元貴からのお誘いに一瞬にして疲れが吹き飛んだ。
元貴が少し上目遣いで僕を見つめてくる。
恥ずかしそうに顔を赤くしてて、可愛いすぎる!
「ベッド行く?」
「…ここでいい。ぎゅってしたままがいい。」
「ん、ぁっ…むりぃ、、」
「頑張って、まだ半分しか挿入ってないよ?」
座っている僕の上に元貴が跨がって腰を落としていくが、 自分から挿入る事なんて滅多にない元貴は、これ以上無理だと僕に訴える。
「涼ちゃん、いれてぇっ。」
「じゃあ、ちょっと我慢してね。」
僕は、元貴の腰を掴むと、下から一気に奥まで突き刺した。
「うぁっ、んんっ…ふぁっ、、」
強い快感に僕に抱きつきながら身体を震わせる元貴。
「ほら、全部挿入ったよ。」
「りょ、ちゃんの…奥まではいってるぅ、」
「動いていい?」
「ん、いいよ。」
下から揺さぶると、耳元から気持ちよさそうな声が聞こえてくる。
「んっ、ぁっ、あ、、、」
ピッタリくっついてるから、元貴の硬いモノがお腹にあたってるのが分かる。
「元貴、僕のお腹に擦り付けてるでしょ?」
「んぅ、だって…きもちぃんだもんっ、」
元貴が恥ずかしそうに僕を見つめてくる。
多分、いつもより動きずらくてあまり動けてないから刺激が足りないんだと思う。
「自分で動ける?」
そう聞くと、首を横に振る元貴。
「大丈夫、手伝ってあげるから。」
僕は元貴の腰を掴んで、元貴のイイ所にあたるように動かしていく。
「んんっ、や、あっ、そこっ、、」
「気持ち良い?」
「あっ、あっ、んんっ、きもちぃっ、」
出来ないって言ってたのに、自分のイイ所にあたるように自然と腰が動いてる。
「上手。」
「やぁっ、ぁっ、とまらないっ、 」
「大丈夫、気持ち良いの好きでしょ?」
元貴が動きやすいに僕も少し動いてあげる。
「あっ、ん、好きっだけど、これだけじゃいけないっ、、」
「どうして欲しいの?」
「おくっ、奥までほしぃっ、」
「今日、ほんと甘えんぼさんだね。」
上手におねだり出来た元貴の頭をを優しく撫でると、腰を掴み、また一気に奥まで突き刺した。
そして、そのまま奥を激しく突いてあげる。
「ふぁっ、あぁっ、奥っ…きもちぃっ、」
「ぼくも、気持ちいっ、 」
元貴の心臓がドキドキしてるのが聞こえる。
「元貴、めっちゃドキドキしてるね。」
「ぁっ、だって…涼ちゃんのこと、好きだからぁ、、」
「ぼくも元貴の事好きだよっ。」
「ベトベトだ。」
お互いイッた後、余程疲れていたのか、元貴はそのまま寝てしまった。
ぐっすり寝てしまってる元貴を綺麗にして、ベッドに運ぶ。
「…んぅ、りょぉちゃ…」
ベッドに寝かせた所で元貴が少しだけ目を覚ました。
「大丈夫、寝てていいよ。」
そう言って、布団を掛けようとしたら、元貴が僕の手を掴んだ。
「いっしょにねるの。」
「ほんと今日はずっと甘えんぼさんだね。」
「ぎゅってして。」
こんな可愛いお願い断れる訳ないよ!
元貴の横に寝転がり、ご希望通りに抱きしめると、元貴は満足したように腕の中で眠りについた。
「おやすみ、元貴。」
-fin-
コメント
2件
甘々元貴可愛い!普通に見てみたい!次も楽しみに待ってます!