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わんく
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びたすいパロ
黒さん受け
大人組さんホスト
桃さん 「」
青さん 『』
黒さん 【】
白さん []
あたまがいたい 。
目に奥がチカチカする 。
暗い 。 怖い 。 誰か … 、
“ 可哀想な子 。 親御さんが居ないんだって 、 ”
” 君 、体売れば儲かるよ ? 笑 ”
“ ごめんね 、悠佑 。 最後まで責任持って育てられなくて … ”
うるさい 。 うるさい 。
これ以上 、俺の歪んだ心を掻き混ぜないでくれ 。
お願いやから … っ
[ ___ くん 、 ! ]
誰か 、 助けて … っ
[ 悠くん 、っ ! ]
【 ッ … ⁉︎ 】
誰かに呼ばれた声がして がばっと起きる 。
勢いよく起き上がったせいで 、 昨日のアルコールが回り 、頭痛が生じる 。
横を見ると 、驚き反面心配そうな顔をした初兎がいた 。
【 しょう … ? 】
[ ゅ 、悠くん大丈夫 ? その … 魘されとったから … ]
それを心配して起こしてくれたのだろう 。 さすがうちの弟 、心が優しい 。
【 ん 、大丈夫やで ? 昨日の酒が効いたみたいやわ 、 笑 】
だからと言って弟に心配なんてかけさせたくない 。
いつも通りの笑顔で 、 いつも通りの声のトーンで答える 。
[ ぅ __ つき 、 ]
【 … え?なんて 、 ? 】
[ 悠くんの 、嘘つき ッ ! ]
【 … ぁ 、え ? 】
唐突な大好きな弟からの悪口に頭が回らない 。
嘘つき ? 俺が 、初兎に ?
心配かけまいとした行動が初兎を傷つけてたん … ?
【 し 、しょぉ … ? 】
[ 悠くん 、ほんまはお酒弱いんやろ … ? ]
【 …… ッ ! 】
【 なんで 、そのことを … ? 】
[ 昨日 、仕事終わりに見た 。 ]
[ 悠くんすごい辛そうやった 、涙流しながら吐いてて … 、 ]
[ ねぇ 、僕ってそんな頼りないん ? ]
【 …… ぇ? 】
[ 悠くん 、僕が弟やからって弱いところ見せないようにしてへん ? ]
[ もっと僕も頼ってや … ]
【 ぁ 、ごめっ … 】
[ なんでこんな辛い仕事続けるん … ? ]
なんで … 、
そんなこと考えたこと無かった 。
俺はこのまま 、30手前くらいまで働いてそこからは稼いだ金でどうにかしようと
思っていた 。
辞めるとか 、仕事場を変えるとか 、そんなこと思ったことなかった 。
だって ________
【 ないことまろが居るから 、 】
[ …… ッ ! ]
ぁ 、そうや 。俺がここまでやって来れたんはアイツらの支えがあったからや 。
多分辞めても 、酒に強い体になっても 、 多分あの2人なしじゃ生きてけない 。
[ そっか … せやんな 、この仕事就いたときから一緒って言ってたもんな … そうやな 、 うん … ]
【 ? 初兎 ? 】
[ ……ごめんな 、急に変なこと聞いて 、 笑 ]
[ これお水 、いふさんから渡しといてって 、… ]
【 あぁ 、ありがとうな ? 】
[ ううん 、大丈夫 。それより僕の方こそごめん … ]
[ 変なこと聞いてもうたよな 、笑 ]
[ 僕も悠くんもお互い __ ]
[ 過去のことから “ 逃げたくて “ 此処にきたのにな 、 笑 ]
初兎はそれだけ言って控室を後にした 。
過去のことから逃げたくて …
確かに俺は全部から逃げて此処にきた 。
全部から … もっと言うなら 、
初兎の事だって忘れたかった 。