テラーノベル
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これ以上、長居する気持ちにはなれなかった。私は誘ってくれた華蓮に一声かけてから帰ろうと動き出したが、廊下の先の人物を見て足がすくんだ。
爽太君だ──。
「あ……」
何て言えばいいだろう。上手く声を出せない。爽太君は私の様子を気にする様子もなく、こちらに向かって歩いてくる。
「久しぶり」
「……はい」
「明けましておめでとう」
「そういえば、そうですね」
直接どころかLINEでさえ、今日このときまで私たちは新年の挨拶を交わしていなかった。それくらい、いつの間にか私と爽太君の間には距離ができてしまった。
「あのさ」
「はい」
私は、目の前で立ち止まった爽太君の顔を直視できなかった。俯いた私の頭上に、優しい声色が降り注いだ。
「二人だけで話せないか?」
「どんな話ですか?」***************************
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#読み切り
ruruha
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コメント
1件
うわあああ第79話読み終えたよ…!!😭💕 爽太くんの「一緒に韓国行かない?」からの“ずっと一緒にいたい”告白、胸が苦しくなった…!! でも主人公が「これは愛じゃない」って自分に言い聞かせる感じ、すごく切なくてリアルだった…。 最後の「別れたら連絡して」って爽太くんの笑顔、優しすぎて泣ける…好きだったのに伝わらなかった切なさが沁みるよ…😢🌸 灯甲妃利さん、この感情の描き方好きです…!!