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omr sid
『心肺停止です!!』
『出血が多いぞ!!』
お願い、お願いだよ神様
助けてよ、僕の大切な人を
あゝ、僕は無力だ
大切な人が目の前で息をしていないのに
ただただ壁に寄りかかって泣いている
こうなったら経緯をお話ししようか
僕たち恋人だったんだ、いわゆる同棲恋愛ってやつ笑
んでデート中だったんだけど、
急に野良猫が道路に飛び出ちゃって車も来てて
僕は優しくないから見て見ぬ振りをしたんだけどさ〜、
君は優しいから見捨てられなかったんだよね
どんっ!!
僕はぎゅっと目を瞑る
嫌な考えが頭によぎる
恐る恐る目を開けてみると…
「ぁ…!若井!!!」
君に駆け寄る
「俺は大丈夫だよ笑、それより猫ちゃんは、?」
「大丈夫って言うなよ。全然大丈夫じゃないくせに」
「あはは〜笑、バレた?」
何が「バレた?」だよ
ふざけんなよ
本当はすごい痛いくせに
「今から救急車呼ぶからっ…」
僕はそう言ってスマホを取り出し電話をかける
「ねぇ元貴、」
「ん、なに?」
「大好きだよ」
少し涙が出そうになった
今言うなよ笑…と思いつつ数分間の電話をした
「ねぇ若…」
背筋がゾッとした
脈がない
「お゛い!!若井!!」
「起きろよ!!!」
僕の涙が若井の頬に当たる
「まだ置いていかないでよっ…」
「まだ伝えたいことたくさんあるんだよ!!」
できる限り心臓マッサージをしてみる
「っ…くそ!!」
救急車の音が聞こえてきた
「ぅう゛、」
僕の惨めな啜り泣く声が聞こえる
救急車が目の前で止まった
『こちらの男性ですね。担架持ってきてください!!」
数人が担架を持ってきた
その現実が受け入れなれないのか
はたまた若井がいなくなりそうなことが実感してきたのか
1人の救急隊員の人に聞いた
「……若井は………若井は死んじゃうんですか…?」
ちっちゃくて頼りない声だった
『…大丈夫ですよ。我々が助けますから。』
そう言って若井が救急車に乗せられていく
『貴方も付き人として乗ってください。』
10分も経たないうちに若井が心肺停止になった
最後まで君は泣かなかったのは、きっと僕を安心させるためだよね
そんな優しさいらないよ
なんで野良猫なんか助けたの?
そんな問いをしても答えは返ってこない
きっと君がいるべきだった
僕が事故に遭えばよかったのに
まだ、今日の大好きを伝えられてないよ
君は伝えてくれたのに
夜の街に、サイレンの音が響いていく
どうでしたか!?初作品なんですが…
下手くそでやばいですね😰
気持ちの表現とか語彙力が((
しかも短いと言う……まじでみなさんのこと尊敬ですわ🫡!!
こんな典型的な話で、しかも!下手くそなのに最後まで見てくれてありがとうございます😭
次回もまた見てくださいね〜!じゃんけんぽん✊うふふふふ〜!!