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MARETU様↷↷
〚 ビノミ 〛
本当にMARETU様愛しています。
長いので1番だけ
気が向いたら2番書くカモ!!
今回すっごい下手くそなので温かい目でよろしくお願いします
『 いらっしゃいませ! 』
店のドアを開けると元気な明るい声が、店中に響いた
この店は珍しい店で物好きな自分には行ってみたいと前々から思っていた
最初に頼んだのは「血管蕎麦大盛り爪散らし」
肉体を嗜む、一世一代。
鼓膜、筋膜、横隔の膜
どれも絶品で五臓に六腑が染み渡るかのように
今まで感じたことの無い最高の食事
あまりの美味しさからもう一度「血管蕎麦大盛り爪散らし」を頼んでしまった
肉林喰み喰み、一世一代。
皮膜、脳膜、一等の膜
これまたとても美味しい、
五臓に六腑が染み渡るように。
美味しすぎて頭がどうにかなりそうだ
「 あーれー 」
次は「骨端線固ゆで味噌炒め」
これまた絶品で、気が狂ってしまいそうな美味しさ。
発狂せんばかりに喉を搔くように。
鼻骨、頸骨、肩甲の骨
美味しい、美味しい。
未曾有の賛美が体中にゆきわたるように、
他では決して味わえない料理。
ここの料理はどれも美味しいなぁ…
また頼んでしまった「骨端線固ゆで味噌炒め」!
あまりの美味しさに昏倒しないように胃を撫でる
耳骨、頬骨、蝶形の骨
未曾有の耽美が自分の中で跳び廻る
喰らう、喰らう、喰らう感動
喰らう、喰らう、喰らう感動
喰らう、喰らう、喰らう感動
喰らう、喰らう、喰らう感動
美の味、美の味
「 恋してしまうほど美味しいな! 」
夢中になりながら喰らう、喰らう、喰らう。
その感動が体の底から湧き上がる
しかし、少し食べ過ぎてしまった
「 一旦食事休みを取ろう 」
そう言ってナイフとフォークをクロスさせ置いた。
ナイフが上になるように
自分の中で少し疑問に思った事があった
「 …なぜ貴方は見ているだけで料理を食べない?
」
‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
MARETU様の曲大好きだけど難しいです…👉🏻👈🏻
ちなみにナイフとフォークをクロスさせるのはイギリス式で食事休みのサインとして使われ、
「私はあなたをナイフで傷つける事はありません」
という意味だそうです。
そして通常はフォークを上に置くそうです。
ナイフを上に置くなんてむしろ傷つけようとしているようにも感じますね。笑
しかし、この方は一体誰とレストランに来ていたんでしょうね