「はぁぁぁぁ!?!?」
こうなったのはつい先ほどのワンダショでのショー練習でワンダーステージに来ていた時のことだった。
「やぁみんな。
ところで家におかしなものがあったから持ってきたんだ!」
「えぇ…?」
「わぁ〜!!とってもぎょーんってしててわんだほーいだね☆」
「ぎょーんは分からんが…なんか禍々しい鏡だな…?」
「とっても独特な雰囲気だろう!?」
「ふむ…確かにそうだな」
そういって司が鏡に触れた。
その途端鏡が光った。
「⁉︎なんだこれは!?」
「司くん!?」
「ちょ…!?司!?!」
「司くん!!!」
差し伸べられた手が掴める…!
と思った瞬間
司は鏡に引き込まれていった。
「ちょっと類!!どうすんのよ!!!」
「わわっ!ねねちゃん!ストーップ!!今怒っちゃダメだよ〜!」
「…ごめんね、僕が確認しなかったんだ」
「だいじょ〜ぶだよ〜☆つかさくんは今違うセカイにいるんだ〜☆」
「ミク…?」
「ぶなぁ〜!!」
「あちちっ!オレのケツに火が〜!!」
「首を刎ねろ!!」
「ふなぁ!」
「なんだこの地獄絵図…」
「あっっ!!君どこにいたんです!?あなた最後の1人ですよ!!」
「は…?」
「おや…記憶の混濁があるようですね?
とにかく闇の鏡の前へ!」
「いや状況が分からないんだが、っ」
『汝の名を答えよ』
「ふむ…
天翔けるペガサスと書き天馬(
『手早くだ』
「む…
仕方ない、天馬司だ」
『汝は…分からぬ
眩しすぎるが故分からぬのだ』
「な、な、なんですってぇ〜〜〜!?!?
寮分けされなかった新入生が2人も!?!?
前代未聞ですよ!!!!」
「あら、そうしたらそこの新ジャガはアタシのところに欲しいわ」
「オレは物じゃないんだが??」
「それで良いですね!!めんど(ヴッウン
訳ありの新入生を引き取ってくれるのはありがたいですよ!!」
「オレの意見は聞かないのか??」
そんなこんなでオレはポムフィオーレという寮に入った。
そんなわけだが!!
寮長が厳しすぎる!!!
オレ自慢のカッコいいポーズはそこがダメ、ここがダメと言うんだ!!
しかも大きな声を出したら叱られる!
何故だ!?!?
「アンタ声に出てるわよ」
「え」
「それとアンタのポーズはショーをやっているなら大きい身振りが出来ていいんだろうけどね、アタシは日常でも人に魅せられるように意識してるのよ」
「だからアタシは顔は良いアンタに魅せられるポーズを指導してるのよ」
「ほぅ」
「それに魅せられるようになったらアンタの言うスターに一歩くらいは近づくんじゃないかしら」
「なるほどな!」
「あと大きい声もショーでは大勢の観客に届くけれど日頃からこの大きい声出してちゃ喉が痛むわ。」
「それもそうだな」
「アンタの吸収の速さに期待してるわ」
「ならその期待に応えなければな!!ハーッハッハッハッ!!」
「その大きい声を辞めなさいって言ってるのよッッッッ!!!!!!!」
「ムシュー・ペガサスはあんなにも毒の君を絆してしまうなんてね…ボーテ100点!!」
「僕もテンマサンみたいに頑張って見ようかな…」
その後すぐに帰れた。
「司くんなんか少し変わったよね〜!キラキラ〜ってしてもっと…なんだろぉ〜?」
「妖艶な感じが少しあるね」
「あの司だからたまにだけどね」
「もっとキラキラ〜なほわわ〜な明るいミライが来る気がするよ〜☆」
「そうだねミク。」
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