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今日は夏祭りの日
去年同様桃くんと行きます
桃「やっほー!」
「浴衣めっちゃ似合ってる!」
黄「ほんとですか!」
「桃くんも似合ってます!」
なんていちご飴を片手に彼は言ってくる
そんな彼にリードされついて行くと
桃「じゃーん!」
「実は花火見れます!」
黄「ほんとに?!」
「うれしい!!」
サプライズで花火を取ってくれていたらしい
ほんとに嬉しい
だってぼくは彼のことが、、、
桃「祭り楽しい?」
黄「たのしいよ!」
桃「今年も一緒に来てくれてありがとね」
黄「はい!」
「こちらこそです!」
なんて花火の前に沢山話して
沢山わかりあった
でも
桃「黄って好きな人いるの、?」
黄「いますよ、そりゃ」
桃「そうなんだ、実るといいな」
黄「はい、自分から言う勇気ないですけどね笑」
その言葉を言った瞬間
桃くんの瞳は
悲しくて寂しそうに見えた
ヒューーーードン
花火が上がると
視界の端に映っていた彼が僕の方を見て何か言っている
でも花火の音であまり聞こえなかった
かすかに聞こえた言葉があっていたら僕は桃くんに
「僕は今も大好きです、」
って言いたいな