テラーノベル
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「わーん!!おどろくさんっ、あふぇさんっ!!」
私は抱きつく勢いで、おどろくさんとあふぇさんの名前を呼ぶ。
「べるさん。ごめん、遅れた」
「べるしゃん!これまでお疲れさまなのだっ!!」
わーーーん!!!心強い声がするよぉぉ!
二人と合流したことで、百人力を超えて、千人力も超えて、一万力すら超えて、十万力も超えて、百万力だよ!!(?)
私が、嬉しくてぴょんぴょん跳ねていると、突然二人が動きを止める。
それがめちゃくちゃ不自然で、私は左右を見回す。そしたら………………
「……………えっ?」
右 左 正面 地獄絵図です☆(?)
……………すぅぅぅぅぅぅぅ…
「……………うえええええぇぇぇぇぇぇ!!!??」
私は精一杯叫んだ。
「べるさん!声が大きいっ!!」
「しぇんぱいやおどろくよりうるさいのだっ!!」
すると、二人から文句を言われるのだった。
「えぇ??」
まぁ確かに声がうるさいのは申し訳ない!!で、でも!この光景を見たら、そりゃあ叫ぶよね!?
右には、瑠璃ちゃん(倒れてる)。
左には、本物のおどろくさん。
前には……………偽おどろくさん。
こりゃあ……地獄絵図ですよね!?
…………あれ?と言うか、何で………おどろくさんが二人も居るの?おどろくさんの身体は一つしかないはずなのに……?
私は、おどろくさんが二人も居ることに疑問を抱いた。
けど………疑問を抱く暇すらなく、あふぇさんが…………
「………これは…………………夢………?」
天へと行こうとしていたのだった。
ちょ、ちょっと待って!?天に行かないでください!?
もう半透明だよっ!!??早ない!!!???
瑠璃ちゃんが倒れてるし、確かに夢かと思うほどだけどさ!!
「あふぇしゃん、夢じゃないのだ…」
「………あぁ………夢ならばどれほど良かったでしょう」
うわっ。ついに歌い出した…。こいつ……。
いや、…それはどうでも良くて………。
………多分……瑠璃ちゃんが倒れてる理由ってさ………私が狙われてて……その私を……庇ったから、だよね……
ガチで……ごめん!
謝っても済むことではないんだけどさ……っ!!
………と言うか、…あれ。………それだったら、今すぐ、医務室に連れて行かなきゃじゃない!?
「えっと、ええと!!おどろくさん!」
私は正面のおどろくさんをみる。
けど………おどろくさんは、面白いものでも見るような顔をしている。
…………あっ、こっちは本物のおどろくさんじゃないんだった!!!!
すっかり忘れてた!!
左に居るのが、本物だよ!!!
「おどろくさん!!瑠璃ちゃんを、医務室に……って」
おどろくさんは、先に瑠璃ちゃんの傷口(だと思う所に)タオルを押し付けて、瑠璃ちゃんをおんぶしていた。
え、え……準備万端だとぉぉぉぉ!!!???
「べるしゃん!判断が遅いのだ!これじゃあ、鱗滝さん、激怒だよ!!これ!」
うぅ……すいませんっ!!
…次からは気をつけますっ!!
「おどろくさん、ありがとう!あと、おどろくさんの偽物はこっちに任せて!!」
「分かったのだ!」
おどろくさんは大きく頷いたあとそれだけを言い残して、駆け足で多分医務室へと行ったのだった。
「………よしっ!あふぇさん!!準備オッケーだよっ」
私があふぇさんのほうを向くと、あふぇさんと目があって、頷いてくれた。
そして………あふぇさんは口を開いたのだった。
あふぇさんはキッと偽おどろくさんを睨見つけた。
うーわ。めっちゃ怒ってるし、声うるさ……。
まぁ………私も、可愛い可愛い瑠璃ちゃんをあんな姿にしたこいつに同情する義理とかないし。
k@ 過労⚪︎中
444
#死ネタ、流血表現、暴力表現
125
全然あふぇさんの意見に同意するけどね。
……と言うことでよし、今度こそ行動開始だ……っ!!
私は、前へと走ろうと足を踏み出す……………けど、
思いっきりコケた!?
…………何で!?
と、一瞬思ったが……………
『あっ、私がドレスだからだ………』
と0,1秒後に理解したのだった。
…………だけどっ。私、さっきまで走ってたよ!?
何で、こう言う大事な時に限って転ぶかな!!??私!!
私は、衝撃を覚悟して、目をつぶる。
けど……何も起こらなかった。
………あれ?何で…?
それと……何か鼻をくすぐるような香りが舞う。
私は、少しずつ目を開けた。
すると……………まつ毛が重なるほど近く、あふぇさんの顔があった。
………えっ。
「あふぇさんが助けてくれたんだ!?」
意外!!!とか言うと、怒られそうだから黙っておこう。
まぁ…でも…………あふぇさんって、確かに一見黒熊に見えても、紳士だからな……。
……………と、と言うか…………あの………
近いデスっ!!!
流石の私でも、これは照れるって!!
私は自分の顔が赤く染まっていくのが感じられる。
そしたら、あふぇさんがハッとしたように、私の背中から手を離す。
そして、横を向いたまま口を開いた。
「…べるさん、次からは気を付けなよ?」
「………わ、分かりました……っ」
私は、まだ赤い顔をバシッと両手で叩いて、気合を入れた。
こ、今度こそ行動開始しようっ
そして、私は前を向いた。
けど…………
「「え?」」
私とあふぇさんの声が重なった。
なぜなら…………
そこには誰も居なかったから。
「えっ、えっ?音なんて何もしなかったし………居なくなるはずなんて……?」
「おどろくさんたちを狙ってるとか……?でも……それだったら、べるさんの近くに最初に現れるはずないよな…………」
私たちは答えを出せないまま、衝撃でその場から動けなかった。
コメント
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主 ??????? ここは 主の頭ではキャパオーバーだったか…