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やべぇ。二人の声がちゃんと脳内再生される私は重症??
てぇてぇ( ◠‿◠ )
ヴァンらだ供給感謝します😭 少ないのでこんな神作があるなんて😢 好きです…!!
⚠BL⚠
ヴァン×らだお
イチャイチャするだけ
長め+会話文多め
いきなり始まるし
最初はらだおしか出てこん
ヴァンさんが出るのはずっと先……
───────────────────
らだ「…平和だなぁ」
静かになった本署でポツリと呟く。
今はまだ早い時間帯だし、ギャンも警察も人数が少なくて大型が出来ないんだろう。
ギャンが活動してないからひm((ン゙ンッ平和すぎてやる事がない。
飲食物を買いに行こうにも、どの店舗も殆ど開いていない。
何なら今の所はまだ十分に食べ物も飲み物もあるし…
らだ「っしパトロール行くかぁ」
特に事件も起きていないし
パトロールへ行こう。
何も起きていない時こそ市民交流が大事だと考え、 レギオンへ車を走らせる。
いつもは沢山の人が居るレギオンでも、
偶に誰一人として居ないこともある。
今日はその偶にある日を当ててしまったんだろう。
らだ「すげぇ誰も居ない …どうしよ」
まさか誰も居ないとは思っていなかったので
この先の予定を考える。
市民交流ができないならば薬の精製所でも見て回ろうか。
そうと決まれば早速精製所に向けて車を走らせる。
らだ「無線で何も言ってないけど…まぁ大丈夫か…?」
どうせ居ないだろうと思い、 無線を入れずに向かう。
砂漠の精製所に着き、出入口を見ると1台の黒いバンが止まっていた。
まさか本当に居るとは…
バンが止まっていたことを無線に入れ、
テーザー銃を構え、警戒をしながら勢いよく中に入った。
らだ「出てこ〜い!」
?「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
らだ「うるさいうるさいw」
叫び声を上げた人物にテーザーを当て、手錠をかける。
らだ「何やってんのぉ”ナタル”〜?」
ナタ「待ってまじでびっくりした…」
らだ「あぁごめんねぇw」
ナタ「いや…うん。大丈夫ではあるけどね…」
中に居たのはナタルだった。
少し前にもこんなような事があった気がするのは俺だけなのか…
デジャヴを感じる…。
まぁそんな事は一旦どうでもよくて(?)
バンを押収しナタルを南署へ連行する為に車へ乗り込む。
久々に会ったナタルと他愛のない会話をしながら南署へ向かう。
らだ「最近どうよ」
ナタ「最近〜?俺も起きたばっかだから別に何もなかったよ」
らだ「ふ〜ん?」
ナタ「何ふ〜んって?wあ、でもボスが殴り合いしたいって呟いてたよ」
らだ「殴り合い?wヴァンさんが?」
ナタ「そう、らだおとやりたいってさ」
らだ「俺かぁ…」
そういえばヴァンさんとそんな話をした気がする。
決して忘れていたなどでは無い。決して。
らだ「はい着いた〜」
ナタ「着いたぁ…」
らだ「罰金切るからね〜」
ナタ「嫌でーす」
らだ「ダメでーす切りまーす」
ナタ「うへぇ」
バンの中身を確認したが、花は入っていなかったので薬や銃を押収して切符を切る。
らだ「プリズン行ってらっしゃい!」
ナタ「行ってきまーす」
「ボスが青井に会いたがってたよん」
らだ「あー…うん、電話しとくわ」
そう言ってナタルをプリズンへ送る。
会いたがってたと言われてもなぁ…
電話番号は交換していたので取り敢えず電話をかけてみる。
ヴァン『もしもし?』
らだ『もしもしらだおです〜』
ヴァン『おやらだおさん。どうかしましたか?』
らだ『いや、どうかしたっていうか…ナタルが言ってたんで…』
ヴァン『何をです?』
らだ『いや何か、、ヴァンさんが俺に会いたがってたみたいな事を言ってましたね』
ヴァン『あ〜…ふむ、成程。そうですね、らだおさん』
らだ『はい』
ヴァン『会いましょう。』
らだ『w唐突ですね。大丈夫ですか?一応永久指名手配ですけど』
ヴァン『問題ありませんよ。らだおさんは優しいでしょう?』
らだ『う〜ん…?w
まぁまぁまぁ別にいいけど…』
ヴァン『では北署近くへ来てください、待っていますので。』
らだ『はーい』
電話を切って屋上へ向かう。
てか最北端かぁ…遠い〜
ヘリを出し、北署にピンを指して機体を飛ばす。
数分たち、北署の上空に着いたのでサーマルで周りを見てみると、1つの熱源があった。
その熱源の場所を覚え、北署でヘリをしまってからジャグラーを出して走らせる。
らだ「お待たせしました〜」
ヴァン「待っていましたよ、らだおさん。」
気の所為なのかもしれないが、ヴァンさんの声と表情がいつもより柔らかい気がする。
それが今日の気分というだけなのか、青井らだおに向けられているものなのかは分からないが。
ジャグラーから降りてヴァンさんの前に立つ。
らだ「そういえばナタルから殴り合いをしたがってたってのも聞いたんすけど」
ヴァン「そうですねぇ…確かにやりたいですが…」
らだ「なんすか」
ヴァン「いえ、このヘルメットの下にある貴方の可愛らしい顔が私の手で歪むのはとても見たいんですがねぇ?」
らだ「ッス—…恐ろしい事言いますね…w」
やっぱ来ない方が良かったか…?
俺が被っているヘルメットを優しい手付きで撫でながらニヤリと笑うヴァンさんに、顔が引き攣る。
ヴァン「まぁ安心して下さい、今はその気分ではないので殴り合いはしませんよ」
らだ「はぁ、、じゃ何するんすか? 」
ヴァン「殴り合いよりもイイコトをしましょう、私の車に乗っていただけますか?」
そう言いながら、ゆっくりと俺のヘルメットを外すヴァンさん。
困惑する事しかできていない俺を、ヴァンさんが車へと誘導する。
らだ「まじで何するんすか?ヘルメット返して欲しいんですけど」
ヴァン「せっかく可愛らしいお顔をしているのに、見せないのは勿体ないでしょう?」
らだ「…何言ってんすか、やめてくださいよ」
ヴァン「やめて、と言う割には顔は赤いですけどねぇ…?」
らだ「いやでも可愛いは違うでしょ!あとついで感覚でさらっと撫でないで下さい!!」
ヴァンさんの手をどかそうとするも、流石にギャングのボスなだけあって力が強い。
手をどかす事は諦め、大人しく座っておく。
ヴァン「私からしたら貴方は10個も下ですよ?まだまだ可愛いです。」
らだ「え、ヴァンさん幾つっすか?」
ヴァン「41ですよ」
らだ「へぇ〜そうなんだ…結構…」
ヴァン「何ですか?」
らだ「いいや?なんでもないですよ」
あっぶね、圧がすげぇや
笑うのも許されないやつだこれ
ヴァンさんから目を逸らし、誤魔化す
ヴァン「まぁいいか。らだおさん、こっちを向いて下さい」
らだ「はい?」
____チュッ
らだ「…は?」
ヴァン「可愛らしい反応をしますねぇ」
喉の奥をクツクツとならし笑っているヴァンさんを見て、ハッと我に返る。
らだ「な……ッにするんすか…!!」
自身の顔がぶわっと熱くなるのを感じながら、狭い車の中で出来るだけヴァンさんとの距離をあける。
ヴァン「そんなに避けなくてもいいでしょう。流石の私も傷付きますよ」
らだ「それが本気なら少しでも傷付く素振り見せたらどうですか…」
ヴァン「それもそうですね。まぁそれ程傷付いてませんが。」
らだ「でしょうね」
俺の背中が助手席のドアに当たると、もう距離をとることが出来ない事を察したヴァンさんがこちらに近付いてくる。
為す術なく手首を掴まれ、ドアに体ごと押し付けられる。
ヴァンさんの頭がゆっくりと俺の首元へ寄って来る。 髪の毛と熱い息が首に当たりむず痒い。
らだ「ちょっ、、ヴァンさ…ッん…」
ヴァン「やはり綺麗な首だ…ここに首輪を付けられたらどんなに美しくなる事やら…」
らだ「首輪って…ペットじゃないんだから」
ヴァン「おや、いいんですよ?私の所有物になっても」
らだ「…は、嫌です」
ヴァン「そうでしょうねぇ。ですが…」
何か物凄く嫌な予感…
というかそろそろ手首を離して欲しい。切実に。
ヴァン「いつかこの首に私だけの物として鎖を繋げてあげますよ。今はこれだけで我慢しておきますが。」
言い終わったと同時に、首にチクッと痛みがした。
らだ「もしかして…キスマ、付けました…?」
ヴァンさんは黙っているだけで何も言わない。
無言という事はそういう事なんだろう…
…何とか隠すしかないかぁ
らだ「くっそ…ていうかそろそろ手首離して下さい、あとヘルメット返して下さい。」
ヴァン「おっと、これは失礼。どうぞ? 」
らだ「…どうも。」
ヴァンさんの声が良いだけに、何をしていても心の隅でかっこいいと感じてしまう自分を否定しながらヘルメットを受け取る。
受け取った時に見えた自分の手首が、僅かに赤くなっているのに気が付き、深く溜息をつく。
らだ「…ヴァンさん。」
ヴァン「何です?」
らだ「わざとですよね」
ヴァン「なんの事やら」
じゃあその笑みは何なんだ!!!
わざと跡が残るぐらい強く握っていたくせに…
ヴァン「素敵だと思いますよ?私の手枷みたいで。」
らだ「やっぱわざとじゃないすか!!」
ヴァン「さぁ?どうでしょう」
くそ…
首と手首両方に跡付けやがって…
ヴァン「…足首もいっときます?」
らだ「何でそうなるんすか!もういいです!!」
ヴァン「ふふ、すみません。余りにも可愛かったのでつい」
らだ「…よし、もうヴァンさんには会いにこない」
ヴァン「それは困りますねぇ。じゃあ今日はこの辺でお暇しましょう」
ヴァンさんの言葉に、素早く車を出てヘルメットを被る。
ヴァン「おや、もう被ってしまうんですか?」
らだ「別に、もういいでしょ」
ヴァン「私はまだ見たかったんですがねぇ」
らだ「いや恥ずいんで…」
ヴァン「恥ずかしがる顔も見せてくれれば良いでしょう?」
らだ「無理なもんは無理です!」
ピピッ_
ん?
らだ「…あ、この辺で事件起きたんで早く逃げた方がいいっすよ」
ヴァン「ほう?私の心配までしてくれるんですねぇ」
らだ「心配というか…俺は見逃しますけど他の人は違うんじゃないですか?」
ヴァン「それもそうですね。ではらだおさん、またお会いましょう」
らだ「おー今度は見逃しませんからねー!」
ヴァン「これは手厳しい。」
ヴァンさんの車が見えなくなってから、俺も北署へ戻りヘリを出す。
らだ「まじであの人…調子狂うわ」
さっきの出来事を思い出し、じわじわと顔が熱くなるのを感じながら、今起こったパレト強盗へ向かった。
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はいストグラ初めての作品でございます皆様はじめましてどうもどうも(??)
こんな風にちょくちょく書くつもりはありますが投稿頻度はハチャメチャに少ないです
どうぞよろしく