テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
❤️さん目線
ピリリリ
目覚ましの音でそっと目を覚ますと心地よい風がふく朝だった
❤️「そろそろ起きようかな」
暖かい布団が名残惜しいがその場をそっと離れる
リビングに行きドアを開けると、机に紙が置いてあった
その手紙を書いたのはお母さんのようだ
「今日は少し早めに帰るね。お昼ご飯は作り置きがあるからそれを食べてください。今日、夜に大事なお話があるからリビング集合だよ」
その手紙の読み、朝ごはんの支度に入った
今日は、バタートーストとコーンスープ。いつもより適当だがこれで良い
ご飯を食べ進めているとふと寂しい気持ちになっていた
❤️「誰でもいいから人とお話をしてみたいなぁ」
でもそんなことできるわけが無い、俺は重度の人見知りなのだから
それが原因でいじめられ不登校になっている
❤️「ご馳走様でした」
ご飯を食べ終わり食器を洗っているとつけてあったテレビから音が聞こえた。
❤️「あ、この広告の人よく見るなぁ」
その人の名前は渡辺翔太というそうだ。よく広告を見るので覚えていた
❤️「疲労回復お肌にチャージ、、ふふ」
違う違うこんなことしている暇は無い
急がないと
バイトへ行く支度をし、いそいそと家を離れる
❤️「もう春かぁ」
自分が歩く道には満開の桜がズラーッと並んでいた
❤️「〜♪」
なるべく春を体でかんじながらスーパーへ急ぐ
❤️「お、お、おはようございます……」
スーパーには遅刻することもなく余裕で着いた
今日は、品出しとレジ応援の2つだ。品出しは簡単だし、レジ応援は滅多にないのでこれはチャンスだ
人と話す機会もないし、こっちの方が自分的には楽だと思う
カタッ
商品を次々と棚へ置いていく
ふふふ今日は、お母さんの帰りが早いから夕飯の準備もしようかな
今日のご飯はビーフシチューにしようかなお母さんの好物だしね
うん、いいかも
「宮舘さん?」
❤️「あ、はい、、な、んですか」
「大丈夫?商品落としてるよ」
❤️「え、あ、ほ、本当だ。す、すいません」
「いいよいいよ!無理しないでね」
❤️「え、あ、う、はい」
も〜ばかばか、なんで俺はちゃんと話せないの……
やっぱり自信、、ないなぁ
そう思いながら商品を補充していった
もうバイトが終わりそうな頃商品が無くなった
わっぴったり
ふふ今日は運がいいかも
❤️「お、お疲れ様で、てした」
「またねー!」
❤️「は、い」
はぁー疲れた一回家帰ってご飯食べよ
重い足を動かして自分の家に帰った
❤️「ただいま」
❤️「……」
誰も居ないよね
んー!疲れた
お母さんが作り置きしてくれたご飯を温めて、1人寂しく食べることにした
学校行こうかな…
でも怖いし、でも寂しいし
辛いなぁ
❤️「ご馳走様でした…」
❤️「もう食べれない」
今日は食欲がでなかった
もう思い出したくない………
………………
スーパー行くか
スーパーまでは順調に行けたが、水を買おうとしたところ自販機のところで財布がないことに気づいた。
❤️「んー、どうしよ」
こんなことをしているうちに20分30分と時間は過ぎていった。
❤️「うう」
あーどうしよ、近くめっちゃ探したのに
💙「あの大丈夫っすか」
❤️「へ!?あっえっと、んーと」
えっえっ話しかけられちゃった、なんて言えばいい?早く話さないと怒られちゃう…?どうしよう
❤️「あの、その、うう」
その人は、俺の事情がわかったのか優しい眼差しでこちらを見つめていた。
………この人なら話せるかも
❤️「さ、財布をお、落としちゃって」
💙「あーそれは大変っすね、探しますよ」
えっえっいいのかな、でもいいんだよね。相手がいいって言ってるんだもんね。でもん〜、
❤️「え、でも、いいんですか」
💙「はい、大丈夫です」
結局、自販機の下に財布があった。こんなところにあったなんてわざわざ探してくれたのに申し訳ないなぁ
❤️「あっあの、ありありありがとうございました」
💙「大丈夫です、」
💙「あのよしければ名前を教えてくれませんか?」
❤️「えっと宮舘涼太です」
💙「宮舘さん、またどこかでお会いできたら嬉しいです」
❤️「え、あ、はい」
❤️「で、では」
今日はいいことあったなぁ……それよりなんか聞いたことのある声だったなぁ
切ります!
こちらでもっていうお話も2話続いちゃうのですがよろしくお願いします。
それと投稿遅くなってすみません💦熱が出てしまって投稿ができておりませんでした。
本当にすみません。
コメント
2件
熱大丈夫ですか?ゆっくり休んでください♪ んーこっちの視点もめちゃくちゃいい!