テラーノベル
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※主人公がクソです。
テオside
ガイの借金の件でサビ組へ行き、ボスであるカラスバを一目見た瞬間、恋に落ちた。
一目惚れだった。
恋は盲目、とはこの事なんだ。
アレよこれよと兎に角カラスバに時間を使い好きだの愛してるだの言いまくって……。
やっと折れて念願の恋人になった…。
半年程は本当に大好きで一緒に居て幸せだった……。
でも、何故だろう…。
一緒に居ても何とも思わなくなってしまった……。
寧ろ逆に一緒に居ることが辛くて……、離れたくて…。
天気のいい日にカラスバから今日は休みだからデートをしようと言われ、乗り気では無いが俺から一方的に好意を寄せた相手だから拒否は出来なかった。
カフェで一息ついていると
カラスバ「何やココ最近浮かれん顔やな?考え事かいな?」
テオ『…いや、そんな考え事って訳じゃないけど…。』
彼の目が見れない、自分の意思も分からない。
何で好きだった人と両想いになったのにこんなにも空っぽになるんだろう…。
チラッとカラスバの方を向けば俺をじっと見て何か探っている様な…疑いの眼差し…。
テオ『……ッ、せ、折角の休みだし!もっと違う所回ろう?服とかポケモンフードとかさ!』
カラスバ「…そうやな、回ろうか。」
カラスバにこの気持ちを察してはいけない…。
でも……何処かで終わらないと…、カラスバに失礼だ……。
後日
キョウヤ「テオさんから悩み相談なんて珍しいですね?どうしたんですか?」
一人で考えても分からなくて泣く泣くキョウヤに相談に乗ってもらうことにした。
テオ『……実は…好きだった人と両想いになって付き合うことになったんだ。』
キョウヤ「え!良かったじゃないですか!それで何が不満なんですか??」
テオ『……相手に不満がある訳じゃない、寧ろ良くしてもらってる…。』
キョウヤ「??どうゆう事ですか?」
テオ『……両想いになったのに…、何も想わなくなったんだ…、好きだとか。一緒に居るのが嫌で…、同じ空間に居るのも嫌なんだ……。俺どうしちまったんだろう…。』
キョウヤside
テオさんがこんな事言うなんて信じられなかった…。
だって、真っ直ぐ前を向いて何事にも優しく助けてくれる人がこんな悩みをするなんて……。
キョウヤ「そ、そうだったんですね……、でも聞いたことあります。好きで好きで想いを告げてやっと両想いになったのに、いざ自分のモノと思うと何か違うって…。」
テオ『??どうゆう事だ?』
キョウヤ「うーん、俺もよくわかんないですけど…、多分片想いの状態が燃えていざ自分のモノになるとそこからどうしたらいいか分かんない、とか?好き同士になったのに追い掛けていた自分が居なくなって…熱が冷める…。みたいな?」
テオside
キョウヤの言葉を聞いて俺は頭を殴られた様な感覚になった…。
つまり俺はカラスバと一緒になるべきじゃ無かった??
俺の身勝手な発言や行動だった??
キョウヤ「でもでもッ!!良くあるアレじゃないですか?倦怠期ってやつ!」
倦怠期……。俺だけ一方的に……。
俺からしつこく好意を示した癖に倦怠期…って。
クッソダサいなぁ…。
キョウヤ「…うーん、あんまりこうゆうの言いたくないですけど……、敢えて冷たくするのはどうですか?」
テオ『冷たく…?何で?』
キョウヤ「もしカラスバさんが冷たくされてテオさんから距離を取るとします、そこでテオさんが寂しいとか、悲しいと思えばいいんじゃないでしょうか?そこで距離を取られたらちゃんと思った事話せばいいと思います、無理なら俺が仲介人やります!」
テオ『キョウヤ……ありがとう。』
その日から作戦が始まった。
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