ほのぼの
3人同棲中
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最近涼ちゃんがダイエットをする!!!!と宣言した。で、俺と元貴は、涼ちゃんにいっぱい食べさせる!!!!と宣言した。
「はぁっ…はぁった、ただいま」
ランニングから帰ってきた涼ちゃんは、真っ先にお風呂場へ向かった。
「元貴、なんか涼ちゃんが好きなものある?」
「ケーキあるよ」
「ナイス」
涼ちゃんが、もっと美しくなっちゃうと困る。もっとファンが増えて涼ちゃんが取られちゃうからだ。ちょっとぷにっとしていた方が…うん、ね
「涼ちゃんケーキ食べる?」
「わっ✨美味しそぉ✨」
涼ちゃんは甘いものに目がない。甘いものを目の前にするとダイエットのことなんか頭の中になくなる。そう、単純な馬鹿。
「美味しい♡これどこの?」
「○○○って所だよ」
「今度買いに行こぉ〜」
ケーキを美味しそうに頬張る姿はいつ見ても可愛すぎる。いつもはナマコだが、何かを食べている時はハムスターかリスの様になる。
「はぁぁぁっ!!」
急に何かを思い出したかのように立ち上がった。
「僕ダイエットしてるんだったぁぁ!!!」
何を思い出したのかと思ったらそのことか思い出さなければよかったのに。
「ケーキ残すの?」
「いや、食べる」
食べるんかいっと心の中でツッコむ。
「……美味しかった」
涼ちゃんは分かりやすい。拗ねてるようだ。ほっぺを膨らましている。
「もう買ってこないよ?」
「……だめ」
この後に言うことは買ってきてだろう。
「買ってきて」
ほら正解。
「はいはい…笑」
俺らは涼ちゃんを痩せさせるのを止め、2キロ増量させたのである……
コメント
2件
可愛すぎる 最高!