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軽い夢を見たんだ、それは不思議な夢。
死んだ人が出てきた夢はあなたを深く思う故人からのメッセージ、またはあなた自身の「会いたい」「心の整理をつけたい」という強い気持ちの表れ、らしい。その夢はこんな夢だった気がする。
誰もいない教室で周りには人数分の席と椅子がある、自分が立ってるところに教卓もある。目の前に人がいた見覚えのある人がいた、仲が良かった人が目の前にいて訳が分からなかった。
「ちょんまげ…?」
焦って教卓を手で退かして手を伸ばした
「森くん、元気?」
「え?…うん、元気。僕元気だよ」
目の奥が熱く涙が溜まる。なんでそんなのこと言ってるんだ、早く一緒にはなそうよ。心の中で思うことしか出来なかった。
「ねぇ、ねぇ…!!そんな事言わないでさ、他にも話そうよ」
自分はちょんまげに手を伸ばした。一刻も早く抱きしめたかった、この頃のちょんまげが一番良かったんだ。悪いこだけど良いこ。それが良かった
「ねぇ、ちょんまげ」
──バサッ
「はぁ、はぁ、はぁっ…はぁ、」
汗が酷い、手にあの雰囲気の生暖かさがひんやりとしていた。目の前には自分の部屋の壁だけだった。ひどいだろ。
「ぉか、ぉかしぃ、おかしいだろ…」
酷く泣きわめいた。自分のせいじゃない、これも全部今までのは夢だって思い込まないと気が済まなかった。
「ねぇ、ね”ぇ”ぇ”!!…ねぇ」
話そうよ、その一言は簡単に言えるものじゃなかった。簡単に言えてたらちょんまげだって死んでなかった、言えてたらまた仲良く話せてたのかなって。今頃後悔しても遅かった。
「ごめんね、羽立くん…」
布団に包まりそのまま1人また泣き続けた。
コメント
2件
フォローありがとうございます!! 読ませてもらったけど朝から泣いてしまった… もうまじで最高すぎです!!センスありですね!!
読んだよ〜〜!!😭💦 「ちょんまげ」って呼び方にまずグッときたんだけど、もうずっと胸がギュッてなった…夢の中で会えて、でも手が届かなくて、「ごめんね」って後悔するシーン、涙が止まらんかったよ。 タイトルの「またね」に込められた想いも切なすぎる😢 この1話だけでキャラの関係性と喪失感がめっちゃ伝わってきた…続き読みたいよ〜!