この作品はいかがでしたか?
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⚠Dom / Sub
⚠🔺×🎻🛵
⚠駄文
「「GoodBoy」」
「、♡」
もっと、もっと僕に命令を、
…
優秀な官吏な僕は悩んでいた。…なに、自分で言っても可笑しくないくらい優秀だし言ってもいいでしょ。
……それで、悩みの原因というのが。
「パートナー…ね…。」
長期任務になるから、パートナーを見つけてこい、という事。一ヶ月に一度ヒートが来る僕の第二の性、SubはCommandを受けないと体調を崩してしまう事がある。今までは抑制剤でなんとかしてきたけど、今回はそうはいかない様だ。
「神の御前に立つのだ、不安定だと呑み込まれるぞ。」
…ですよね〜…そ〜っすよね〜…わかってはいるんですけど〜…
「いねえんだよパートナーがよぉ…!」
本当に思い当たりが無い。現世の先輩方から探そうとも現世にはまず第二の性が無いのだ。となると必然的に桜魔の知り合いから探す事になるのだが…
「…官吏ってSubが多いんだよな」
神がそれを気に入るからなのか、官吏の殆どはSubだ。Switchでもなく、Normalでもなく、Subなのだ。故に同僚から探す事は出来ない。…さて、どうしたものか。
「…同期に相談…は気まずい…よな、」
基本何を言っても受け入れ僕を猫可愛がりする二人に言ったらきっといい人を紹介してくれるが、絶対気まずさが後を引く。二人が気まずいと思わなくても僕が気まずい。
「ま、まだ期限まで時間あるしいーや。」
…後二週間とかだけど。
…
「なー、最近藤士郎なんか俺らに対して気まずそうじゃねー?」
「わかる、なんか一人で考えて気まずくなってるっていうか…」
「んね、なんかあんのかねー?」
「さぁ、本人に聞かないとわかんないや。」
「…じゃ聞くか。」
「えっ?ちょまて長尾ォ!!!」
…
「悩み…?」
甲斐田の家に呼び出され皆でご飯を食べないか、と言われいつもの様に猫可愛がりされてはそんな事を聞かれる。悩み、悩み…、思い当たりは一つしか無いが、そんな顔に出ていたか…。
「悩みがあるなら教えてくれない…?僕ら弦月が心配なんだ、」
「そうそ、何言われたって引きゃしないからさ」
「うーん…」
どうしよう…引かれるのが心配なんじゃなくって気まずくなるのが心配なんだよな、一応際どい話だし、それに僕二人の性知らないし…。
二人とはそういう話は無しにしようって決めていた。僕は官吏だからSubってわかってるだろうけど二人の性は知らない。差が出来てしまったら悲しいから何も聞かないようにしていた。
「際どい話になるんだけど…、」
このままくよくよしていてもパートナーは見つからないだろう、というのが僕が出した決断。
それなら気まずくなってでも二人に話すべきだ。パートナーがいなくて死ぬのは嫌だしね。
「…って言うのが、今の悩み。」
ちら、と二人の顔を伺う。二人共引いた様子は無く何か考えている様だった。
「…なぁ、それ俺らじゃだめなん?」
「……え?」
「長尾、弦月は僕らの性知らないんだよ」
「あそっか。弦月、Subなんだろ?んで俺らはDom。いいパートナーじゃね?」
「えっ、二人ってDomだったの…?」
「「うん」」
「えぇ…初耳……」
禍祓から一緒で気付かないとかある、?Normalとかだと思ってた、特にそういう支配欲とか無さそうだし…もっと早く聞いときゃよかった。
「ん〜〜〜、でもそれだと二人に迷惑が…」
「迷惑じゃないよ」
「この際言うけど、俺ら弦月の事好きなんよ」
初耳其の弐。
嘘ぉ、ほんとに気づかなかった、変な気遣ったりしてない?僕気遣われてたら二人の事殴るからね。
「…じゃあさ弦月、一回Playしてみる?」
「おぉ、アリ!」
「えっ」
「体が合わなかったらこの話は無し、もし合ったら三人で付き合おうよ。」
「ぇ…うん゛…」
…ええい、いつまでもくよくよしてんじゃない弦月!
「…わかった、そうしよう。」
「ほんと、?!」
「ぇうんほんと…。」
「そっかそっか…、ラグあるから出してくるね。」
いつ用意してたんだそんなの。甲斐田パートナーいた事無いよね、気遣ってくれるのは嬉しいけどもしかしてほんとにずっと好意寄せられてた?となると少し申し訳ないな、もっと早く気付けば良かった。
「なぁに考えてんの弦ちゃん」
「んん、甲斐田なんでラグ持ってんのかなって」
「ああ、二人で買ったんよ、いつか弦月に使えたらいーねって。」
予想的中、うわ申し訳無、同期に相談したら気まずくなるとか言ってた僕が馬鹿みたい。ごめんね二人共。
「持ってきたよ〜」
「ん!ありがと〜」
「んじゃ、セーフワード決めようか、何かある?」
「シンプルにRedとか?」
「弦がそれでいいならそれにしよっか。」
「うん、わかりやすいしいいと思うよ。」
「じゃあ弦月、
始めよっか。」
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